【IT・SaaS業界への転職vol.4】SaaS企業に強いエージェントの伴走で、大手人材紹介会社からSmartHRに転職
IT・SaaS業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方がSaaS企業に入社をしています。今回は大手人材紹介会社から、株式会社SmartHRのインサイドセールスに転職したDさんの転職体験談をお届けします。
目次
大手人材紹介会社からSmartHRのインサイドセールスに転職したDさんの体験記
■転職者Dさん(20代男性)のプロフィール
明治大学を卒業後、新卒で地方銀行に入行。個人営業を2年経験したのち、大手人材紹介会社に転職。IT領域の中小、スタートアップ企業の担当として、求職者の転職支援に携わる。2020年11月1日よりSmartHRのインサイドセールスとして入社。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後は、地元の地方銀行に入行し、個人向け営業を約2年間担当していました。お客様に価値提供できる面白さに目覚め、より“自分が介在する意味”にこだわりたいと、人材領域に転職。人の転職、仕事選びは、すべてのケースが唯一無二で、不確定要素の強い領域です。だからこそ、自分のスキルアップにつながり、価値ある情報やサービスを提供できるようになると考えました。
人材紹介会社では、SaaS領域の担当として、求人企業の開拓から求職者へのアプローチまで両面を約3年行ってきました。
――SaaS領域への転職を決めた理由は何でしたか。
中小企業やスタートアップなど、小規模な会社に価値提供したい、という思いからです。コロナ禍で自分のキャリアを見つめ直し、2020年夏に転職活動を始めました。
前職ではちょうど、大手企業への営業を強化していく事業方針が決まり、自分がやりたい方向と乖離していく感覚がありました。お客様への価値提供を追求するSaaS企業のビジネスモデルに共感し、チャレンジしたいと考えるようになりました。
――ご自身がSaaS企業の担当エージェントとして、事業内容をよく理解していたことも大きいでしょうか。
そうですね。
SaaS企業は、「導入して終わりではなく、継続利用によって売上を上げていく」ビジネス。お客様の声を反映しなければ、事業として成立しません。課題をプロダクトに落とし込み、改善を重ねながらお客様満足度を常に高めていく。僕自身が担当していたSaaS企業も、“価値提供を続ける”点に徹底的にこだわっており、カスタマーファーストの考え方に惹かれました。
サムライソウルとの出会い
――転職活動を始めるにあたり、転職エージェントとしての経験や知識を生かして、ご自身で進める選択肢もあったのでは? 転職エージェントにお願いしようと思ったのはなぜですか。
当初は、自力で活動しようと思っていました。でも、自分の経歴では、SaaS企業が求める実績や経験が足りていなかった。転職エージェントにアドバイスをいただきながら進めた方が、内定の確率が高まるだろうと考えました。
行きたい業界が決まっていたので、求人業界の幅や求人数の多い大手ではなく、SaaS領域に強い、業界・企業特化型の転職エージェントにお願いしたかった。サムライソウルは自分にとってぴったりでした。
――サムライソウルとはどう出会い、どのあたりがDさんに合っていたのでしょう。
きっかけは、サムライソウルさんからいただいたスカウトメールです。
お願いしたいと思った決め手の一つが、担当コンサルタントの岡さんがSansan株式会社の出身だったこと。SaaS企業で働く魅力や難しさを、実際に働いてきた経験から教えていただけるのは貴重でした。
また、メールをいただいたときにちょうど企業リサーチを進めており、SmartHRのインサイドセールスであれば自分の経歴でも選考条件に入っているかもしれない、と考えていました。業界をよく知る方に、実際のところを教えていただきたいと思い、面談をお願いしました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――初回面談では、どのような話をしましたか。
最初の電話面談で、過去をひたすら深堀りされました。時間にして約3時間! 小学生時代のエピソードから、大学進学の決め手、なぜ地元の銀行に就職したのか、なぜ人材領域に転職したのかなど、これまでのあらゆる選択と決断について、「なぜ?」を繰り返し聞かれました。「中小企業に価値提供したい」という転職理由についても、なぜそう思うようになったのかを聞かれ、うまく答えられない自分がいた。これまでの自己分析が浅かったことに気づかされました。
前職では、僕自身も転職エージェントとして求職者に向き合ってきましたが、ここまで「その人自身」を深堀りすることはありませんでした。でも、深堀りできてから個別の企業理解を深めていくと、「どうしてこの業界/企業/仕事なのか」という理由に、納得感が生まれます。僕が「中小企業に価値提供したい」のは、大手よりも中小企業の方が自分の介在価値を感じられたからであり、“自分が介する意義”が大事なのだと改めて知ることができました。
これらは自分一人では、到達できなかった気づきです。転職エージェントを活用する意味はここにあるのだと、岡さんに教えてもらいましたね。
――SmartHR様に絞る過程、選考が進む過程では、どんなサポートがありましたか。
将来やりたいことと実績や経験を踏まえた上で、サムライソウルさんから10社紹介をいただきました。そのうち、5社に書類を送り、通過したのが3社。SmartHRを含む2社から内定をいただきました。
面接対策では、担当の岡さんからひたすら「なぜそう思うのか」と深堀り質問をされていたので、本番も自信をもって臨めました。SaaS企業の面接では「なぜ?」と何度も聞かれることが多く、もし対策をしていなかったら答えに詰まっていたと思います。結果、「コミュニケーションが非常にスムーズだった」など、いい評価をいただくことができました。
――2社内定が出たうち、SmartHR様を選んだ決め手は何でしたか。
一つが、社員の方々のオープンな人柄です。また、サービスの解約率が低く、お客様の声をプロダクトに反映するという強いこだわりが、顧客満足度の高さを支えているのだと実感できたからです。
内定をいただいたもう一社は、SmartHRよりも企業規模が大きかったんです。SmartHRは、マーケットをとれていない領域や企業も多く、発展途上。だからこそ、価値提供できる幅の広さ、成長の伸びしろを感じ、チャレンジしがいがあると思いました。
――すでに大きな組織であることより、今後の成長可能性にフォーカスして選んだんですね。
そうですね。SmartHRはこれからやるべきことが多いからこそ、自ら能動的に行動しアウトプットを重ねる必要があります。これからの時代は、自らのヒューマンスキルを高めることが大切だと思うので、“仕事を通じて自分が成長できるか”が大事な観点でした。
最終的に決断する際には、サムライソウルさんと、2社それぞれのいいところと懸念点を整理し、可視化した上で比較しました。条件、業務内容、ワークライフバランスのほかに、担当コンサルタントのご自身の経験から「この仕事なら、こういうスキルが身に付く」というインプットもいただきました。SaaS企業にいたからこその話には説得力があり、「自分がやりたいことを実現できるのはSmartHRだ」と、最終的に迷いなく決めることができました。
――夏に転職活動をはじめ、約1カ月で内定を決めています。スピード感をもって活動を進められた理由とは?
コロナ禍でリモートワークだったからこそ、オンライン面接の日程調整がしやすかったのは大きいです。また、サムライソウルさんが企業側に働きかけてくださり、面接翌日には選考結果をいただけた。フィードバックもすぐに共有していただき、LINEのやりとりや電話は毎日していた気がします。約1カ月間、集中して一気に進められたのは、岡さんのサポートがあったおかげですね。
SmartHR(SaaS業界)転職希望者へのメッセージ
――Dさんと同じように、SaaS企業を目指す転職希望者の方へ、メッセージはありますか。
SaaSのビジネスモデルは、イニシアチブがお客様にあります。しっかりお客様に伴走して価値提供したいという、カスタマーファーストのマインドを持っている方には合っているのではないでしょうか。
SaaSの市場規模もどんどん大きくなっているので、成長業界に身を置いて、自分のスキルアップを目指したい、市場価値を上げたい、という方にも挑戦しがいがあるのでは。僕自身もこれからSaaS領域でキャリアを重ねていき、営業力をどう高めていけるのか、楽しみにしています。
転職のご相談はサムライソウルまで
サムライソウルでは、様々な業界への豊富な転職支援実績がございます。
また他の転職エージェントにはないサムライソウルならではの強みがあります。
(1) 合格率を大幅に高める選考対策
面接対策やSPI対策をはじめ、ご自身の想いや原体験を言語化するお手伝いから始まり、
これまでの多数の実績・ノウハウを結集させた独自の面接対策手法を駆使し、内定までの選考を伴走いたします。
(2) 各業界における豊富なネットワーク
転職に大切なのはネットワークだと考えています。
ある部署では必要ない方も、ある部署だと必要とされる、こんなことがつきものです。
転職者のニーズを理解した上で、「どの会社がいいか?」「どの仕事がいいか?」「その会社におけるキーマンは誰なのか?」当社はきちんと把握しています。
またどのポジションを受けるにしても、迷った時は社員をつないだり、質問を聞く事などで対応することも可能です。
相談を希望される方は下のお問い合わせフォームからご連絡ください。