【SaaS業界への転職vol.2】大手IT企業からSaaS企業へと転職したMさんの転職体験記

大手IT企業からSaaS企業へと転職したMさんの転職体験記

転職者Mさんのプロフィール
・20代後半、女性、私立大卒
・大学を卒業後、大手IT企業で約4年間、営業職を経験
・2020年にSaaS企業に転職

 

イギリス時代の経験が転機に。営業からマーケティングの世界へ

サムライソウル編集部

――前職では大手IT企業で勤務されていたとのことですが、大学卒業から今回の転職に至るまでの経緯と転職を考えることとなったきっかけをお聞かせください。

新卒でIT企業に入社し、営業職として勤務していました。最初の2年半はソフトウェアの担当営業としてビッグデータの分析システムの提案を行い、残りの期間は流通や小売業のお客様に対し、基幹システムやコンサルティングを提案するような営業をしていたんです。

そんな中、家庭の事情で1年間イギリスに行くことに。前職では休職という形で籍を残しつつ、ご縁があって現地のスタートアップ企業で働かせてもらうことになりました。今思えば、ここが転機だったと感じます。

イギリスの企業ではデジタルマーケティング、主にSEO領域を担当したのですが、実は前職(当時休職していた企業)でソフトウェアやコンサルティングの提案などをしている中で、お客様の実務サイドに深く関わりたいという想いがあったんです。

営業職ではローンチ前に手離れしなければならないことが多いですが、マーケティングはリード創出からナーチャリング、そして質の高いリードにしてCVを獲得するまでがプロセスとなるため、実務サイドでお客様の成功までを見届けることができます。営業しかしてこなかった私にとって、その点は世界が開けるような感覚がありました。

その後コロナ禍の4月に帰国し、前職では元の部署に戻ることになりましたが、違う世界を見てしまった衝撃が強く、現在の業務とのギャップを感じることが増えたため転職を決意しました。

――マーケティングの世界に飛び込む行動力に感服します。ただ当時はコロナ禍の真っ只中。なぜこのタイミングだったのですか?

やっぱり大きかったのは、今後のキャリアを見つめ直す時間が増えたことです。そして今後のキャリアを前職で過ごすにあたり、営業職としてキャリアを積むことは私が望む変化の少ない人生になりそうだと考えたこと。主にこの2点です。

在宅勤務により考える時間が増え、このまま今の会社に居続けることに対する危機感もありました。イギリスで新しい世界を知ったからということもありますが、コロナ禍により「組織の看板で仕事をする」から「個人の力量で切り開く」というように転換された気がしました。

不確実性の高まる時代の中であおりを受けた会社が厳しい状況になっていくニュースを見るにつれて、「もし会社の看板など何もなくなった時、自分にどんなバリューが出せるのか」を深く考えたのです。そうなったらおのずと個人の技量を高めることが必須だなと感じるようになりました。もちろん多少の不安はありましたが、それよりも危機感と新しいキャリアに挑戦したいという気持ちが強かったので、このタイミングで転職しました。

面接担当者の情報を詳しく教えてもらえたので、緊張することなく面接に望めた

――コロナを機に自身のキャリアを見直すという方は多い印象です。では、なぜ転職活動でサムライソウルを選ばれたのですか?印象なども教えてください。

実はサムライソウルさんとは、転職活動を本格的に考え始めたころに一度関わっているんです。当時私はSaaS業界に興味を持っており、勉強会があれば参加したいなと考えていました。

そんな中で、サムライソウルさんのSaaSオンラインセミナーに興味を惹かれたんです。そこでのセミナーが丁寧で、SaaSの役割や職種などについて全体的なイメージを把握できました。それが第一印象です。

――その後、実際に転職活動をしていくにつれて、サムライソウルの印象は変わりましたか?

転職活動をスタートしたタイミングで、連絡などが積極的でビックリはしました。ただそれが嫌だったということではなく、自分と相手との間に温度差がある感じでしょうか。ただその後、サムライソウルさんと何度も連絡をしていく中で信頼関係が構築されていきました。今では第一印象通りの親切で丁寧な印象を持っています。

――他のエージェントにはエントリーされなかったのですか?

他のエージェントにもエントリーしました。自分が探している領域の企業を的確にリコメンドしてくれているか、という基準で返信をしていて、エージェント以外にも個人応募したりもしました。

でも最終的には、一番対応が丁寧で、うまく進んで行きそう!、と感じたサムライソウルさんにお願いすることにしました。

――セミナーが起点だったんですね。サムライソウルで行った面接対策を教えてください。

まず面接対策ですが、面接対策そのものをオンラインでやることはありませんでした。在職中だったこともあり、時間があまり取れなかったことが大きいですね。それでも、スプレッドシートや電話を使ったフォローはありがたかったです。

スプレッドシートで整理していたことは、

・自分のやりたいWill
・自分ができるCan
・自分がしなければならないMust

これらを軸に戦略を練っていきました。もちろん添削もして頂きました。

――サムライソウルから面接対策以外のフォローはありましたか?

転職面接の前に、転職候補先の人事担当者様の情報を教えてもらいました。情報は自分でも調べますが、時間的にも人脈的にも個人では限界があります。サムライソウルさんは、その人の役職やパーソナリティに関することまで幅広く教えてくださり、ここまで幅広い情報を頂けたのは他社にありませんでした。

あとは、面接が決まってから電話やメールを使ったフォローもありました。コロナ禍で先行きが不透明な中、悩みや情報を提供していただき感謝しています。情報の精度もSaaS企業の担当者並みのものがあり、非常に心強かったです。

キャリアにおける考えの一致が決定打だった

――転職候補先の担当者の情報を教えてもらえるのはありがたいですね。では実際に転職活動を進めるにあたり、SATORI株式会社様を選んだ理由を教えてください。

結論からいうと、キャリアプランにあったルートを提示されたことが最大の理由です。実はSATORIの面接で、「自分がこうなりたい」という思いを言い当てていただけて。もちろんビックリしましたが、そこまで近い感覚があることに喜びを感じました。SATORIから提供できるキャリアと、自分がSATORIに求めるキャリアが一致したことが最大の理由です。

また、ミッションに共感したことも理由の1つです。私はプロダクトに関するこだわりは少ないですが、ミッションに関しては重要視していました。前職の営業で、「顧客目線に立ち、お客様の背中を押すこと」を大切にしていたので、今後もこの考えを持ち続けたいと考えていたのです。

SATORIは同じようなミッションを掲げており、そういう意味でミッションが共鳴したことも理由の1つです。そのため、今のところ入社後のギャップみたいなものはありません。

――SATORI株式会社様を選んだ理由がよくわかりました。大手IT企業の営業職からスタートアップへの転職で、お給料は下がったと思いますが、それでも入社して良かった点などありますか?

やはりキャリアを突き詰められる点です。収入面での変化はありましたが、自分のキャリアを切り開いて行っている実感は強くあります。

SATORIはマーケティング営業部という事業部のなかにあるカスタマーサクセスという「顧客の成功に伴走したい」というSATORIを象徴する重要なセクションがあり、その中に、オンラインサポートとコンテンツ&コミュニティ、フィールドサポートという3つの部署があります。

私は契約後のユーザー様のオンボーディングのサポートやユーザー様向けイベントの企画・実行などを行うフィールドサポートに配属されたのですが、他部署と積極的に連携しています。

前職のIT営業経験やイギリスでのSEOの知見を活かして、コンテンツコミュニティグループと連携できるイメージです。このように横断的に業務に取り組める点が楽しいです。

あとSATORIは、女性管理職も多く各種制度も充実していて身近にロールモデルが多い点も良かったです。

――非常に高い精度でマッチしていたのですね。Mさんは今後、どのようになりたいといった理想の姿はありますか?

当面は、今の業務であるCS(カスタマーサクセス)でお客様のマーケティング施策の価値を高めていくプロフェッショナルとして活躍したいです。そしてCS業務をこなすだけではなく、お客様の成功を第一に考えながら、SATORI自社における枠組みの中でもマーケティング施策を考え、ゆくゆくはマネジメント領域も経験していきたいと考えています。

SaaS企業への転職を目指している方には、サムライソウルさんはおすすめです

――ありがとうございます。今後オンライン面接を行う方に対し、苦労した点をお聞きしてもよろしいですか?

オンラインでの転職活動について、正直あまり苦労はありませんでした。画面で相手の顔を見られるので表情がよく分かりますし、質問の意図を察することもできます。移動時間もゼロですし、面接回数を増やすこともできます。非常に効率的だったなと感じました。オンラインでのやりとりに慣れている方は案外やりやすいと思います。

――あまり苦労しなかったんですね!若い人は自信になると思います。では注意すべき点はありますか?

当然ですが、しっかり準備することは重要です。対面での面接のように、印象での差別化が難しいので、質問への応答や身なりなどはきちんと整える必要があります。しっかり準備した中で望めば、過度に緊張することなく面接に臨めると思います。もちろん、最初は緊張すると思いますが、練習したり数をこなせば慣れると思うので、しっかりと受け答えすることを意識すると良いと思います。

――ありがとうございます。これから転職活動を行いたい方に向けて、サムライソウルをおすすめする点がありましたらお聴かせください。

サムライソウルさんは、一貫して親身に対応してくださり、連絡も積極的にいただけて一生懸命なエージェントという印象を受けました。

具体的には、先ほども申し上げましたが、希望企業の担当者様レベルの業務内容やキャラクターなどの情報も教えていただき、そういう部分まで教えていただけるエージェントは他にはなかったので、面接時に大変助かりました。

コロナ禍の時勢で、オンラインでのやりとりが必然的に増えますが、サムライソウルさんのやりとりはひとつひとつ丁寧で、面接準備のスプレッドシートの添削も細かくて、親身になって背中も押して頂けました。それらのやりとりの中で信頼関係がお互いに構築できたのだと思います。

さらに、面接準備もメールでのやりとりだけではなく、メールでは伝わらない部分は電話で何度も確認させていただくことができたので非常に良かったです。気持ち良く柔軟な対応もしていただけました。

おかげさまで事前準備もしっかりできて、オンライン面接も緊張することなく臨むことができました。これからSaaS企業への転職を目指している方には、サムライソウルさんはおすすめです。

――本日はお忙しい中、誠にありがとうございました。

ありがとうございました。

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