~卒業生が語る【リクルートライフスタイルの契約社員】~
転職市場にブランドとして、しっかり定着している「リクルートの契約社員」。
その魅力とは? 得られるものは? どんな風な働き方なのか、
外からでは見えない「本当の姿」に迫ります!
事業と一体となり、ビジネスを成功に導く
■プロフィール
株式会社リクルートライフスタイル
Hot Pepper「美容」
友澤 剛気さん(2016年入社、2019年卒業)
―なぜ? どんなキッカケで、リクルートライフスタイル(以下RLS)へ?
中学~高校~大学と、ずっとサッカーをやってきました。大学はサッカー入学。法政大学を経て、J3のYSCCに入団しました。「J1とか日本代表を目指したい」と思って入団しましたが、自分の中では「3年で上のチームに行けなければ区切りをつけよう」と考えていました。僕は兄と弟、男子3兄弟の真ん中。僕が新しい道を模索していた頃、兄が整骨院を開院しました。兄を頼るのではなく、違うことをやろう。ゆくゆくは起業したいと思い始めた時期に、サッカーと通じた知人に、リクルートの契約社員を紹介されました。
3年という限られた時間で、次のステップへ上がる力がつけられる、そんな働き方をしてみたら?と勧められました。その知人は社会人サッカーチームの代表。社会人として働きながらサッカーを続ける道を示してくれました。仕事とサッカーが両立できることが最大の魅力。これが転職のキッカケとなり、新しいチャレンジに向かって背中を押されたような気分でした。
―RLSでの業務の詳細を教えてください。
Hot Pepperビューティーの営業に配属されました。Hot Pepperには美容とキレイいう2つに分かれており、ヘアサロンを扱う「美容」ネイルやエステなどを扱う「キレイ」。その美容を担当しました。美容室のオーナー様と売上などを見ながら話し、集客UPに最適と思われる広告をご紹介する提案営業の仕事だったので、経営知識を身につけたいと思っていたので、学ぶことはたくさんありました。
研修でロープレをやったり先輩に同行するなど研修は受けたものの、実は社会人デビューしたばかりの新人。まずは断られても通い続けて関係性を作る、オーナー様によって臨機応変な対応ができるように頑張ることを心がけました。課題をメモして「切り返しトーク」を用意するなど、日々ブラッシュUPしました。広告以外の部分まで入り込めるようになれば、店舗運営の相談をしてもらえるようになる。そんな経営サポートができるようなパートナー的存在になりたいと考えて頑張りました。
―RLSに入って、どう成長できましたか?
サッカーひと筋でやってきたので、知らないことばかり。社会人デビューでもあったので、名刺の出し方から電話のかけ方、パソコンのことなど、覚えることがたくさんありました。
今でも覚えているのが、新人25人を対象とする研修の時、「パワポで自己紹介ツールを作って」と指示された時、パワポが分からなくて頭は真っ白。周囲に「パワポってなに?」「どうやって使うの?」と聞きまくり、周囲からは「オモシロイ人」として認められました(笑)。でもわからないままだったら取り残される。だから「わからないことは何でも聞く」に徹して聞きまくりました。
研修が終了したら配属先へ。そこで実践、経験を積んでいくのですが、成長の糧になったのが「クライアントからのクレーム」。広告掲載してくださっているサロン様へ3か月に1度程度の定期訪問。関係性をより深め、新たな集客方法を考えるのですが、つい話しやすい、苦手に分けてしまって…。苦手なサロン様は訪問しづらく、ついつい足が遠のきがち。そんな時にクレームが入り、担当者変更を申し渡されました。その時に学んだのが、苦手なサロン様こそ進んで行く!ということ。苦手な相手とつながりを作ることで「苦手意識」が克服できる=成長できると実感し、より精度の高い提案も可能になることも学びました。
―契約社員でも入社した理由は? また正社員登用に関してはいかがでしょうか。
そもそも「独立したい」という想いが強く、正社員で働くことは考えていなかったですね。だから契約社員での雇用については、全然気になりませんでした。むしろ「3年という限られた時間で走り切るのはアリだ」と思って志望したぐらいですから。社会人経験なし、PCもほとんど使ってない、サッカーばかりで基本的なことは何もできない、そんな僕でしたが3年間という期間限定だったので、とことん集中できました。
もともとリクルートは「35歳定年」といわれていたぐらい、若いうちに独立・起業する方が多数。チャレンジングで成長意欲の高い人材が、自身のポテンシャルを最大限に引き出せる。そんな企業風土ができ上がっています。だからこそ、リクルートの契約社員が転職市場で注目を集めるのだと思っています。
3年後の先の未来を描いて力をつける、それがCareer View
―実際に入社してみて、日々の過ごし方に変化はありましたか?
また、どういう人が活躍できる、どんなスキルが発揮できると思いますか?
サッカーと仕事を両立させたい、それが一番なので、平日の夜はサッカー、土日は午前中からサッカー、そんな毎日でした。職場のメンバーも「明日はサッカー?」と聞いてくれて、飲み会などの時間も考慮してくれる、そんな優しい職場でした。
でも実は、サッカーと仕事を両立させる。これが一番厳しかったです。入社1年目はサッカーに費やす時間が増えたのですが、プロを諦めて社会人になったのに…何でまたサッカーを真剣にやるの?と自問自答。サッカーを辞めようかと思ってしまうぐらい、自分を見失っていた時期でした。だからプライベートを優先するように生活をシフトさせました。
そんな中、徐々に答えが見えてきたように思えました。「今の仕事を紹介してくれた方に感謝はあるのか。あるにもかかわらずサッカーを辞めるのは、仲間に対して失礼だ。仕事が忙しくてサッカーもキツイ、だから逃げるのか。こういう時だから『やり切る』ことが成長に繋がるのだから、もう一度考えなおせ」とJ3から社会人リーグまで一緒にやってきた弟や家族からのアドバイスがありました。そして仕事は100パーセント力を出す、サッカーでもキャプテンをやりたい。責任をもって取り組んでいく、と自身を強くする環境づくりを行い、1年やってみました。
そんな経験を重ねることで、チームは強くなり勝つ。負けた日も「勝つために、次はどうする」を考えるようになりました。それが仕事にも良い影響となって、1番成長できた時期だったと思っています。
だからRLSでは、自分が叶えたいことへ向かって進める人が活躍できると思います。そのために自己管理ができる、くじけない強い意思を持つ、そして周囲のアドバイスを素直に聞いて考えられる。それがビジネススキルを高めるためには必須のものだと感じています。
―卒業後の進路について、周囲の方々も含めて教えてください。
最初から決めておくことが良いと思います。3年で結果を出すことが「区切り」となるので、次につながると思っています。僕には無縁でしたが「正社員登用」もあるので、正社員になりたい人は早めにアクションしていました。どうすればなれるのか?を聞きながら、頑張って結果にコミットする、という風でしたね。
卒業の半年前に「半年前ガイダンス」という、卒業後=転職についての研修を会社が開いてくれます。そこで皆、転職を現実的に考え始めるようになりましたね。研修の狙いとしては、(1)転職活動に必要な準備を把握する (2)希望進路を決めるきっかけを得る (3)転職スケジュールを決める という「転職への準備期間が始まる」といった内容のものでした。
僕は今、リクルートの代理店で業務委託という雇用形態でHot Pepperを売っています。3年間で身につけたスキルを活かして、次のステップ=独立・起業へ進む第二段階というところです。この代理店はスポーツ選手が多いのが特徴。しかも結果が出せないと残っていけない、かなりシビアな席の取り合いですが、仕事を通じてスポーツ選手のセカンドキャリアについて考えられるのが魅力でもあります。
また仕事を通じていろいろな社長(経営者)に会って話が聞けるというのも大きなメリット。仕事とサッカーを通じて学んだこと、気づいたことを大切に、現場と経営の声を拾い上げて考えてみる。そこを大切にしながら成長して、今後スポーツ選手のセカンドキャリアに積極的に関われる仕事をやってみたいと思っています。全然立ち位置は違いますが、スポーツバーなんかもやってみたいですね。
―これから、どんな風になっていきたいと考えていますか?
ずっとスポーツに携わっていたいと思っています。当面は今の組織を大きくすること。そしてスポーツ選手のセカンドキャリアの場所として機能させることが目標です。最終的に目指すのは「独立・起業」。どうしても実現させたいのは、兄弟3人で事業を立ち上げることです。例えば兄の整骨院をシニアの健康維持・予病対策など日々の健康な生活を支える分野も広げたいとかんがえているので、兄にはないスキルを磨きたいと励んでいます。3人ともスポーツをやってきているので、特にスポーツ選手のセカンドキャリア、この分野にはしっかり関わっていきたいですね。これからも感謝の気持ちを忘れずに、つながりが広がり、様々な違う仕事に出会いたいと思います。
RLSでの3年間、あの凝縮した時間があったから、悩みながらも加速度的に成長した時間があったからこそ、明確にビジョンが描けるようになりました。最高に密度の濃い時間を共有できた仲間や先輩、上司が、サッカーひと筋でわき目も振らずに突っ走ってきた人生から転身して得た貴重な財産です。
■リクルートへの転職希望者はサムライソウルまで
サムライソウルでは、リクルート出身者だからこそできる転職サポートがあります。
(1)リクルート出身者だからこそお話できること
―分社化したけど、どの会社がいいか?
―仕事内容は?
―社風は?
―面接の内容は?
実際に、新卒から8年間リクルートにいたからこそお話できることがたくさんあります。
採用面接官の経験もあるので、面接で何を聞かれるか?どこを見ているか?もお話できます。
(2)リクルート社内の豊富なネットワーク
転職に大切なのはネットワークだと考えています。
ある部署では必要ない方も、ある部署だと必要とされる、こんなことがつきものです。
リクルートのどの会社がいいか?どの仕事がいいか?キーマンは誰か?当社はきちんと把握しています。
またどのポジションを受けるにしても、迷った時は社員をつないだり、質問を聞く事などで対応することも可能です。
(3)最短距離での転職をお手伝い
リクルート各社の人事や現場責任者はかつての同僚も多く、より精緻な情報提供が可能です。
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