マイナビの仕事内容は？口コミや評判と合わせて分かりやすく解説
株式会社マイナビは、同じ名前の就職・転職情報サイトが非常に有名であることから、誰もが知っている企業といえるのではないでしょうか。そんなマイナビは、事業や仕事内容が多岐に渡っており、幅広い活躍の場がある職場でもあります。
そこで今回の記事では、マイナビの仕事内容に興味がある、転職を考えている方のために、マイナビの仕事内容や転職するポイント、面接対策、年収などを詳しく解説していきます。
目次
マイナビの会社概要
| 会社名 | 株式会社マイナビ（Mynavi Corporation） |
| 本社所在地 | 東京都千代田区一ツ橋1丁目1番1号パレスサイドビル |
| 代表取締役 社長執行役員 | 土屋 芳明 |
| 設立年 | 昭和48年（1973年）8月15日 |
| 資本金 | 21億210万円 |
| 株式 | （非上場）、社員持株会、常勤役員、金融機関 |
| 売上 | 1,634億円（2022年9月） |
特徴
マイナビは大手人材広告関連企業で、国内最大手のリクルートと競合しています。就職・転職情報だけでなく、進学情報や人材派遣・人材紹介、また不動産や結婚情報など、幅広く事業を展開しているのが大きな特徴です。
また、既存の事業だけでなく新規事業の開拓にも意欲的で、ここ数年で新しい事業がいくつも立ち上がっています。
業績
マイナビの損益計算書によると、売上高（収益）は2020年9月で1,387億円、2021年9月で1,415億円、2022年9月で1,634億円となっているようです。さまざまな企業が大打撃を受けている中で、マイナビはコロナ禍においても順調な伸びを見せていることが分かります。
将来性
上記に紹介した通り、順調に業績が伸びている点に加え、新卒採用・中途採用ともに積極的に行っていることから、今後も企業としての成長が見込まれます。幅広い事業を展開しており、新規事業の立ち上げにも積極的なことから、将来性は大きいといえるでしょう。
マイナビの仕事内容
マイナビでは、社会や人々にとって有益なサービス提供を目指した事業展開を行っています。就職・転職・人材紹介・アルバイトといった、採用領域における人材情報ポータルサイトの運営が企業の仕事の中心です。その他、不動産やウェディング、農業といった生活情報分野における事業も展開しています。
マイナビの手がける事業を具体的に挙げると、下記のようにさまざまな事業があります。これらの事業だけでも、幅広く手を伸ばしていることが分かるでしょう。
| 事業 | 事業ごとの商品・サービス |
| 就職情報事業本部 |
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| メディカル事業本部 |
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| 転職情報事業本部 |
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| アルバイト情報事業本部 |
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| 人材紹介事業 | 【医療・福祉エージェント事業本部】
【ゼネラルエージェント事業本部】
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| 健康経営戦略事業部 |
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| 新卒紹介事業部 |
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| 教育研修事業部 |
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| アスリートキャリア事業部 |
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| エージェントサクセス事業部 |
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| 独立推進事業室 |
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| 教育支援統括本部 |
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| 高校支援統括本部 |
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| ウェディング情報事業部 |
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| コンテンツメディア事業本部 |
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| 地域活性CSB事業部 |
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| 法人ソリューション事業部 |
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| デジタルテクノロジー戦略本部 |
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| HRシステム事業部 | 【事業の概要】
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マイナビの募集職種ごとの仕事内容
ここからは、現在（2023年3月時点）マイナビの中途採用で応募可能なポジションから、仕事内容について詳しく紹介していきます。マイナビではどのような仕事を行っているのか、ポジションから見ていきましょう。
セールス
マイナビの中核を担う営業の仕事です。HR領域やライフスタイル領域などのセールスを担当します（領域は経験や志向を鑑みて提案されます）。また、企画営業を行う場合もあり、マイナビが運営している情報ポータルサイトへの会員登録やサイト利用を促進するためのコンサルティング業務やコンサルティング営業などが発生します。
いずれの担当においても、社会人経験に加え、Word／Excel／PowerPointといった基本的なPCスキルが必要です。また、何かしらの営業経験や主体的に業務に取り組み成果につなげた経験が歓迎されます。
Webマーケティング／Webディレクター
サービス企画開発やメディアプランニング、プロモーションやマーケティングを担当するポジションで、一部業務ではコーディングが発生することがあります。マーケティング担当であれば、数値データを元にしたWebサイト改善経験、オンライン広告運用の経験などが歓迎されるようです。Webディレクターであれば、Web制作のディレクション経験やコンテンツディレクション・運用・改善経験などが求められます。
いずれの場合も、ユーザーにとってより使いやすいサービスを提供したいという想い、数値やデータを見て仮説を立てたり因果関係を考えることが好きという姿勢があればさらに良いでしょう。
なお、マーケティングチームとWebディレクターチームは互いに連携して仕事を行っているため、将来的にマーケティングからディレクターへ、またディレクターからマーケティングへのキャリアチェンジも柔軟にできる環境が整っています。
エンジニア
Webアプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、データサイエンティストなどとして働くポジションです。経験などにより配属ポジションが提案されます。
基本的には、システムの企画開発、運用、保守などを行うのが主な仕事です。応募ポジションによっては、業務系・Web形のシステム開発の業務経験、要件定義やベンダーコントロールなどの上流工程での業務経験が求められます。
また、社内外の調整業務も多く発生するため、それらを問題なくスムーズにこなせるような、コミュニケーション能力やホスピタリティも求められます。
マイナビの働きやすさ
マイナビでは、魅力的な事業を幅広く展開しているだけでなく、社員のプライベートも充実できるような制度が整っています。マイナビの年収や福利厚生、ワークライフバランスなどについて詳しく見ていきましょう。
年収
マイナビの転職時の平均年収は約400～500万円、社員の平均年収は480万円ほどとされています。応募ポジションや経歴、スキルなどにより年収は異なるため、この金額はあくまで目安としてお考えください。
人材広告関連企業の中では決して低い給与ではありません。しかし、最大手のリクルートと比較するとやや低くなっています。マイナビの給与体系の特徴として、基本給はそれほど高くなく、インセンティブやボーナスなどで給与が高くなっていることが挙げられます。
そのため、インセンティブで稼げる人は高収入を期待できますし、反対にインセンティブがあまり期待できない人はあまり高収入を期待できない場合もあるのです。
福利厚生
マイナビでは、社員の良いパフォーマンスを引き出すため、さまざまな福利厚生制度が揃っています。多様な保険・年金金制度も多く設定されている他、さまざまなサポート体制や表彰制度などもあり、モチベーションを高く保ちながら心地良く仕事を進めるためのサポートが充実しています。マイナビの具体的な福利厚生制度は、以下の通りです。
- 各種社会保険完備
- 社員持株会
- 団体生命保険
- 退職年金制度
- 各種慶弔制度
- 表彰制度
- 社員寮
- 社員起業支援制度
- 産前産後休暇
- 育児休業取得実績有（時短勤務、時差出勤制度あり）
- 健康診断
- 確定拠出型年金制度
- 資格取得制度
- 借り上げ社宅制度
ワークライフバランス
| 勤務時間 | 9:15～17:45
※部署により時差出勤勤務制度あり |
| 休日 | 完全週休2日制（土曜日・日曜日）、祝日、年末年始休日、マイナビ公休日（年5日）、年次有給休暇、慶弔休暇、特別休暇（結婚休暇、忌引休暇、子供の看護休暇など）
※年間休日126日（2021年10月1日～2022年9月30日実績） |
| 平均残業時間 | 月平均40～50時間 |
| フレックス制度 | 有り（部署による） |
| リモートワーク | 有り |
| 時短勤務 | 有り |
従業員の平均勤続年数
マイナビの従業員の平均勤続年数は記載がありませんでしたが、従業員の平均年齢は30.86歳（2021年10月時点）であり、従業員数は約7,100名（※2023年1月現在）となっています。マイナビグループ全体の従業員数は約12,500名です。
正規雇用労働者における中途採用比率も高く、マイナビ単体で最新の情報（2022年4月1日公表）では58％が中途採用者となっています。そのため、中途採用として転職を目指して見るのも良いでしょう。
マイナビのやりがい・社風
次に、マイナビではどのようなやりがいがあるのか、またどういった社風なのか、詳しく見ていきましょう。
やりがい
若手社員でもチャレンジできる環境が整っており、大きな案件などにも関わることができるため、自己成長のスピードが早いという点にやりがいを感じている社員が多いようです。また、社内にある表彰制度がモチベーションにつながっているという意見も見られました。特に営業職は、明確な数値目標などがあるため、表彰の機会も多いようです。マイナビなら、高いモチベーションを保ちながら仕事をすることができるでしょう。
社風
実力主義で営業職が強いイメージがあると思いますが、同時にチームで働く意識もあり、助け合う雰囲気があるようです。周囲でサポートして、助け合いながら仕事を進めていく環境になっています。しかし、みんな負けず嫌いで競争心もあるため、メリハリのついた職場といえるでしょう。
マイナビの仕事内容に関する評判・口コミ
- 営業、在籍3年未満、女性
若くして活躍し昇進する人が多く刺激的な環境です。チームで働く意識も強いので、目標を達成したときの喜びはとても大きいです。また、社内には大なり小なり賞が用意されているので、チームで一体感を持って受賞を目指して頑張る雰囲気もあります。また、組織で人を育てる雰囲気があるので、入社後の指導は手厚いです。
- 営業、在籍5～10年、男性
有給休暇は取得しやすい環境です。働き方改革にともない、5日の有給取得が義務付けられたため、連休を作って旅行に行く人などもいます。
マイナビの転職難易度
マイナビは、事業展開の幅広さや大手企業というネームバリューから転職希望者が多く集まりやすく、転職難易度はとても高いといえます。事業ごとの取り組みや企業理念、競合他社との違いなどをしっかりと把握しながら、転職活動に取り組まないと、転職を成功させるのは難しいでしょう。転職するポイントや面接対策は次の見出しから紹介していくので、転職を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
マイナビに転職するポイント
転職の際には、自身のこれまでの経験やスキルがどのようにマイナビで活かせるのかということを明確にしておくことが大切です。また、人材紹介や会員獲得を担う部署であればそこまで必要な用件は多くありませんが、それ以外の職種は営業職であれば営業経験、技術職であれば特定のコードやツールなどを扱った経験など、専門性が求められます。
マイナビの面接の傾向と対策
ここからは、マイナビの中途採用における面接の傾向と対策を紹介します。
選考フロー
マイナビの中途採用における選考フローは、応募ポジションにより異なります。一般的には書類審査から2～3回の面接を経てオファーとなるようです。選考の過程で適性検査が入るケースもあります。
一次面接では最小担当者または現場社員・課長クラス、二次面接では部長クラス、最終面接では社長や役員との面談になるようです。選考期間は個人の状況によって異なり、応募から内定まで1週間で終わったという方もいれば、1か月ほどかかったという方もいます。
面接の傾向
マイナビの中途採用の面接では、応募者が回答に困るような突飛な質問はされないようです。目標達成への意欲の高さや、スピード感を持って自身で仕事を進めていけるのかなどをチェックされます。
また、営業職であれば新規開拓経験があるか、また人付き合いやストレス耐性に対して不安がないかどうかなどを確認するような質問がされたという方も多いようです。
面接対策
まずは、マイナビが掲げているミッションや、大切にしている考え方などをきちんと理解しておきましょう。それに加えて、自身が希望する事業についての深い理解も必要です。
また、目標を高く持ちながら仕事をする、スピード感を持って取り組むなど、マイナビの社風に自身が合っているかどうか、自身がマイナビに対してどのように価値提供ができるのか、ということも論理的に答えられるようにしておくと良いでしょう。
なお、質問への回答は、分かりやすく伝えるために常に結論を先に述べ、後から理由を述べるようにしましょう。
マイナビ社員に関する情報もチェック！
マイナビ社員に関する情報を集めるなら、新卒採用チームが情報を発信している公式Instagram、マイナビの情報や社内の取り組みを発信している公式Twitter、社員に密着した様子などを発信している公式noteなどをチェックしてみるのがおすすめです。
また、マイナビの採用サイトに掲載されている「社員紹介」やマイナビ社員の1日の様子を詳しく解説している「社員インタビュー」なども確認しておくと、さまざまな職種の社員の働き方や想いを知ることができます。
なお、エンジニアとしてマイナビで働くことに興味がある方は、「マイナビエンジニアブログ」もおすすめです。実際にどのような仕事をしているのか、マイナビでエンジニアとして働くことの魅力などが語られています。
マイナビへの転職ならサムライソウル
先ほども解説した通り、マイナビへの転職は難易度が高く、個人で対策をするのは難しいでしょう。「マイナビに転職したいけど。具体的にどう対策をすれば良いのか分からない」という方は、ぜひサムライソウルにご相談ください。
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まとめ
マイナビはさまざまな事業を行っており、仕事内容も幅広いです。そのため、多くの求人が募集されていますが、一方で、仕事のやりがいや企業の将来性などを考慮して転職先に選ぶ方が多いのも事実です。求職者が集まりやすい分、転職難易度も上がり、自分だけで転職を成功させるのは難しいです。
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