【vol.31】祝!転職体験談〜学習塾の立ち上げ経験からスタディサプリ学習営業に内定~

リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは毎月たくさんの方がリクルートグループに入社をしています。
今回は半官半民の施設会社からリクルートマーケティングパートナーズのスタディサプリ学習営業に内定されたIさんの転職体験談をお届けします。

半官半民の施設会社からリクルートマーケティングパートナーズのスタディサプリ学習営業に内定したIさんの転職体験記

■内定者Iさん(女性)のプロフィール
早稲田大学を卒業後、新卒で半官半民の施設会社に入社し、広報や法人営業を担当。
保守的な環境から新たな成長ステージを求めて転職活動を開始しリクルートマーケティングパートナーズのスタディサプリ学習営業に内定。
2018年10月1日入社。

 

転職のきっかけ

ーIさんは新卒で半官半民の施設会社に入社されたとのころですが、就職活動はどのような軸で企業選びをされていたのですか?

Iさん:私は茨城県の出身なのですが高校時代に受験勉強のために行った予備校で衝撃を受け、教育業界を目指すようになりました。教え方・教育方法によってこんなにも生徒は変わりそれによって未来が開けることにすごく可能性を感じて、民間から公教育を変えていきたいと思い学習塾を志望していました。地方では高校の先生の力が強くそれが生徒たちの選択肢を狭めているのではないか?と思い大学生の頃に友人と二人で塾も開業しました。自分たちのノウハウを共有することで夢を持つ受験生を効率的に合格に導けるならばそれを提供したいという思いが友人と合致したことから共同で立ち上げ、早稲田大学を目指す高校生向けの専門塾というコンセプトでスタートしました。2年間の運営の結果として
早稲田大学をはじめとした有名大学へ多くの合格者を輩出し、塾経営も黒字の結果となりました。このような経験があったので新卒では塾業界で働きたいと強く思っていたのですがご縁をいただけず、また当時は結婚も考えていたので安定していてそれでいて少数精鋭の会社という観点から半官半民の施設会社に入社をしました。

ー転職考えるようになったのはなぜですか?

Iさん:半官半民の保守的な会社の風土というのが一番大きかったです。入社して2年は本社配属で広報や企画をしていて会社のホームページや社内報を作りました。直近では物流施設を持っている子会社で大手物流企業向けの法人営業をしていました。営業というよりもオーナーとして賃貸の窓口をすると言ったほうがいいかもしれません。賃料交渉がメインでした。この時にこの子会社の未来を考えるプロジェクトに入っていたのですが経営陣の認識や将来のビジョンが不明瞭でこのままではまずいと危機意識を感じました。私としては成長したいし会社を大きくしたいと思っていましたが経営陣の方針とギャップを感じていました。今年で入社4年目になり、27歳になり、女性としてゆくゆくは妊娠出産も考えたいとなると今頑張る時間を無駄にしたくないと思い、転職することを決めました。

転職活動スタート

ー転職活動はどのようにスタートしましたか?

Iさん:転職サイトに登録しました。オファーメールをいただいたエージェントとコンタクトを取り面談に行きましたが、あまりこちらの状況をヒアリングされることもなくおすすめ求人をかなり営業されて不信感を感じました。まだ志望の軸も確立していないときだったので何がやりたいかをはっきりさせたほうがいいと気付き、志望先を改めて考えました。前職での経験から会社のビジョンや働いている人に共感できるところで働きたいとおもっていて、それに近いのがリクルートグループでした。リクルートグループに転職をしたいという思いのもとで転職エージェントを探しました。

ーこの時、塾業界は志望企業に入っていなかったのですか?

Iさん:はい、この時点では塾業界は頭にありませんでした。塾がいいと思ったのも生徒の未来が開けるということだったので人の力を変えられるところと考え、人材業界を志望していました。人材といえばリクルートで会社のミッションを調べると共感できるところが多くリクルート、と考えていました。

サムライソウルとの出会い

ーサムライソウルとはどのように出会ったのでしょうか?

Iさん:登録していた転職サイトでオファーメッセージをいただいて知りました。珍しい社名でリクルートに強そうで代表の粕谷さんのメッセージに共感をしてここでお願いをしたいと思い面談に行きました。1回目の面談ではキャリアコンサルタントの荒井さんという方が出てこられて、人材業界を志望しておりリクルートグループに行きたいというお話をすると人材業界+リクルートグループで求人を出していただきました。今後の進め方としてまずは自己分析をしっかりして他も受けてならしてから本命を受けましょうという話になりました。

ー面談の印象はいかがでしたか?

Iさん:すごく嘘がないと思いました。最初に接触したエージェントで感じたような不信感がなく、求人を営業されることもなく、とにかくミスマッチのない選択のためにお手伝いをしてもらえる感覚が得られたのでここにお任せしたいと思いました。

ー嘘がない、というのはどのようなところから感じたのですか?

Iさん:荒井さんご自身が転職でリクルートグループに入社をされていてその時の話が印象的でした。あとはこの時の私ではリクルートグループから内定をもらうことは難しいとはっきりと言っていただき、だからこそ一緒に対策を練っていきましょうというお話からとても信頼できると感じました。

ー1回目の面談のあとはどのように転職活動を進めましたか?

Iさん:荒井さんと2回ほど対面で自己分析をしました。自分が幼少期からどういう選択をしてきたかを振り返る時間を作ってもらいました。あとはリクルートの面接対策シートというのがあり、想定質問に自分なりに回答を入れて提出し、フィードバックをもらうというやりとりを何回かしました。電話面談や対面での面談も挟みながら進めていきました。

ー自己分析、面接対策を経て選考に進まれたのですね。受けた企業はどちらですか?

Iさん:人材業界を中心に考えていたのでビズリーチ、エムスリーキャリア、SMSキャリア、マイナビ、パーソルキャリアとリクルートキャリア、リクルートマーケティングパートナーズです。

ー第一志望はどちらでしたか?

Iさん:人材領域でリクルートグループのリクルートキャリアです。

リクルートマーケティングパートナーズの面接内容、選考結果

ーではここからリクルートグループに絞って詳しく聞かせてください。最初に受けたのはどちらですか?

Iさん:リクルートマーケティングパートナーズでポジションはスタディサプリ学習の営業です。

ー新卒時の志望が塾業界でご自身で塾を立ち上げた経験もあるIさんでしたがスタディサプリの営業もそのような動機で志望されたのですか?

Iさん:教育については抽象的ではありますがずっと考えていたテーマでした。教育をよくすることが国の力を高めると思っていたので。ただスタディサプリが高校向けに展開していることも私は知らず、リクルートマーケティングパートナーズ(RMP)は荒井さんのご提案により受けることにしました。第一志望は人材業界だったのでRMPについては大学の就活時代を振り返って志望動機を固めていきました。

ー面接内容についても聞かせてください。

Iさん:一次面接は社会人になってから一番頑張ったことを話しました。荒井さんと対策してきたことだったのでしっかりとお話することができました。荒井さんとは事前にリクルートグループの面接対策をしてきたので掘り下げたことを聞かれても答えられるように準備をしていました。その準備の成果が自分なりには出せたと感じました。

ーIさんは一次面接を突破されましたね。連絡はすぐに来ましたか?

Iさん:日曜日に面接があり、その日の夜には連絡がきました。

ーフィードバックはありましたか?

Iさん:評価はいただいていたようです。懸念事項は営業経験はあるものの既存営業メインだったので組織営業を戦略的にできるかと粘り強さを感じるエピソードを深堀してきてほしいとのことでした。かなり具体的なフィードバックだったのでしっかり準備をして二次面接に備えることができました。

ー二次面接ではどのようなことを聞かれましたか?

Iさん:相手はエリアマネージャーの方だったのですがとても無愛想な人で最初は驚きました。質問については人事からのフィードバックを受けた点については聞かれず、全部で2~3の質問しかありませんでした。聞かれたことはなぜ今の会社に新卒で入社したのか?仕事を通して視座が広がった経験、それはどういうタイミングかを聞かれました。この質問については回答の準備はしていなかったのですが荒井さんとの自己分析を通して考えてはいたのですぐに答えることができました。このやりとりが10分くらいだったと思います。そのあと、何か質問はありますか?と聞かれたので教育について民間からアプローチすることについてどういうミッションを持っているのかといったことを質問しました。私が日ごろから素朴な疑問として感じていたことを聞きました。それに対してセンター試験が変わる話や教育事業についていろいろと語っていただき、とても共感をしました。すると一緒に働きましょうか?と言われました。ふたを開けてみるとこの方は執行役員でした。

ー人材志望だったとのことですがこの内定をどのように感じましたか?

Iさん:人材についてはリクルートグループに限らず魅力を感じてはいたのですが私がやりたかったことはRMPにありました。段階を追うごとにRMPに気持ちが傾いていました。リクルートキャリアの一次面接が終わった時にはすでにRMPに行きたいと思うようになっていました。

リクルートキャリアの面接内容、選考結果

ーリクルートキャリアの面接についても聞かせてください。一次面接はどのような場でしたか?

Iさん:面接官は人事ではなく営業リーダーの方でした。幼少期から今までの自己紹介をして、就活や受験などターニングポイントでの判断の軸について聞かれました。荒井さんと準備していた面接対策シートにある内容がそのまま聞かれました。私は総合で受けていて中でもRAを希望していると伝えるとCAじゃないんですね、とギャップを感じている印象でした。もともとのやりたいことを考えるとCAなんじゃないですか?意外ですね、と言われたのでネガティブに捉えられたかなと感じました。

ー面接の感触はいかがでしたか?

Iさん:とても和やかで質問に対してきちんと受け答えはできたと思います。面接対策シート通りに答えることができました。伝えたいことは話せたので悔いはなかったですが結果がどうかはわからないという印象でした。結果、二次面接に進むことはできませんでした。明確なフィードバックはなかったのですが転職のきっかけが弱いというようなことを言われました。このあとに受けたRMPの最終面接で内定をいただきRMPへの入社を決めました。

ーリクルートキャリアとリクルートマーケティングパートナーズ、2社の面接を受けて両社の違いを感じましたか?

Iさん:同じグループ会社でも会社のカラーが違うと感じました。説明会でもそれが表れていましたがRMPはカジュアルで自由な感じ、RCAはしっかりと堅い印象でした。面接官もRMPの方がカジュアルで私には居心地がよかったです。

リクルートの面接対策とサムライソウルの転職サポート

ーリクルートの面接対策はどのように行いましたか?

Iさん:担当キャリアコンサルタントの荒井さんと自己分析、面接対策シートを使って準備をしました。RMPの一次面接前は荒井さんが不在だったので代わりに小塚さんから模擬面接をしていただきました。RMPの一次面接で聞かれそうなことを再確認し、伝え方や話し方のテクニックも教えていただきました。実際の面接ではこういったアドバイスを意識して臨むことができました。

ーサムライソウルの転職サポートについてはどのような印象でしょうか。

Iさん:本当に親身だと思います。もし私自身が同じ立場だったとしてここまでのことができるかと考えると改めて凄いなと思います。本当に細かく指摘してくださいますし、はっきりと言ってくださるので自分に何が足りないのかが明確になります。この第三者の客観的な視点に助けられました。一人で転職活動はできなかったのではないかと思います。

リクルートグループの情報収集、女性目線で気になったこと

ーリクルートグループの情報についてはどのように集められましたか?またIさんは女性ですが女性目線でリクルートという会社を見るときに気になったことはありましたか?

Iさん:リクルートグループ各社のサイトは見ましたし、転職サイトも見ました。友人の友人でリクルートで働いている人がいたので情熱のある人が多いといった話についても聞いていました。あとは荒井さんからもオープンで楽しい社風と聞いていました。女性目線で気になったこととしては女性活躍の機会についてでしょうか。男女平等を謳いながらも実際は男尊女卑の価値観が根付いている会社もありますがリクルートは会社説明会で話を聞いても女性の働くことに関してとても熱心だと思いました。本当に男女の差がなく働けそうな環境だと思いました。中にはワーキングマザーのお話もありました。男性の上司が育児休暇をとって女性視点を学ぶ話を聞いてすごいなと思いました。結婚や出産の予定は今のところはありませんがリクルートグループにいるうちにできたらライフステージが変わっても働きやすそうだと感じました。

転職活動中に意識したことや力を入れたこと

ー転職活動中に意識したことや力を入れたことについて聞かせてください。

Iさん:自分がなぜそう思うのか?をこれまで以上にすごく深く意識しました。なぜ頑張れるのか?自分自身のモチベーションの源泉を常に問うことを意識していました。自己分析は荒井さんと進めましたが自分でも振り返る時間を設けました。ここまで自分の過去を振り返ったことがなかったので自分という人間を理解するためのとても貴重な機会だったと思います。

リクルートグループ転職希望者へのアドバイス

ーリクルートグループ内定者として、このブログを読んでいるリクルートグループ転職希望者にアドバイスをいただけないでしょうか。

Iさん:飾らない自分でいること、自分の想いを自分の言葉で伝えられるよう意識することがとても大切だと思います。面接はとにかく深掘の質問が多いので少しでも自分をよく見せようと思って答えると本来の自分の姿とズレてしまいますし、そこは見抜かれてしまいます。とにかくオープンに自分を語れれば大丈夫だと思います。私もRMPの面接では飾るのを辞めようと決めてすべてをありのままに伝えていました。RMPも素の私を見てくれていると感じました。面接で聞かれる質問はとにかく鋭くてなんで?なんで?を問われて一番最初のなんで?の地点まで見られます。そのため自己分析をしっかりして自分の根幹を把握しておくことが大切だと思います。

リクルートマーケティングパートナーズに入社後のキャリアプラン

ーRMPに入社後はどのようなキャリアをイメージされていますか?

Iさん:入社後は高校向けのルートと新規の営業を担当します。まずは営業の仕事に早く慣れたいです。あと現職では後輩の育成経験がないので下を育てることを並行してできるポジションを目指したいです。学生時代から教育に対して意思をもってかかわってきた経験があり、学校の先生にも共感できる部分が多々あるのでこの領域で頑張っていきたいです。スタディサプリは未来を作っていく事業だと思います。未来に不安のない社会を目指して前進できるようなことに参加していきたいです。

ー貴重なお話をありがとうございました!Iさんの新天地でのご活躍とご多幸をお祈りしています。

■リクルートへの転職希望者はサムライソウルまで

サムライソウルでは、リクルート出身者だからこそできる転職サポートがあります。

(1)リクルート出身者だからこそお話できること

―分社化したけど、どの会社がいいか?
―仕事内容は?
―社風は?
―面接の内容は?

実際に、新卒から8年間リクルートにいたからこそお話できることがたくさんあります。
採用面接官の経験もあるので、面接で何を聞かれるか?どこを見ているか?もお話できます。

(2)リクルート社内の豊富なネットワーク

転職に大切なのはネットワークだと考えています。
ある部署では必要ない方も、ある部署だと必要とされる、こんなことがつきものです。
リクルートのどの会社がいいか?どの仕事がいいか?キーマンは誰か?当社はきちんと把握しています。
またどのポジションを受けるにしても、迷った時は社員をつないだり、質問を聞く事などで対応することも可能です。

(3)最短距離での転職をお手伝い

リクルート各社の人事や現場責任者はかつての同僚も多く、より精緻な情報提供が可能です。

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