【vol.1】リクルート社員直撃インタビュー! リクルートテクノロジーズUXデザイナーの仕事について、聞かせてください

リクルートに転職したいものの具体的な業務内容がイメージできない、転職後に本当にやっていけるか不安という声をよく耳にします。
確かに職種は同じでもやっている業務範囲は会社によって大きく異なります。
また仕事内容だけではなくそこで働く社員が何を考え、何をモチベーションに働いているかを探ることでリクルートで働くことをリアルにイメージし、同時にリクルートという会社が何を大切にしているのかを感じていただきたいと思い、今回覆面でリクルートの現役社員にインタビューをしました。
ズバリ、あなたの仕事は何ですか?
協力してくれたのはリクルートテクノロジーズでUI・UXを担当するAさんです。

今回インタビューに協力してくれたのは

■Aさん 30代半ば
リクルート歴10年以上のベテラン社員。
分社化に伴いリクルートテクノロジーズに転籍。
現在は事業会社に常駐しUIUXを担当。

 

リクルートへの入社理由

—今回はお忙しい中、ご協力いただきありがとうございます。Aさんがリクルートに入社を決めた理由についてお聞かせください。

Aさん:私はもともとWEBの仕事がしたくてリクルートに入社をしました。と言うのも高校時代からWEBコンテンツを作っていました。もともとスポーツ観戦が好きだったのでサッカーやバレーボールなどのプロスポーツを観戦してその記事を書いていました。地道に続けていたら記事に人が集まるようになったのがきっかけでスポーツ誌の方から声をかけていただきアルバイトをするようになりました。ネットの記事を作る仕事だったのですがこの仕事を通してインターネットに魅了されました。ユーザーからの反応がわかりやすくスピード感があり、世界中の人と瞬時に繋がることができます。将来はWEB業界で働きたいと思うようになりリクルートへの入社を決めました。

リクルートでのキャリア、異動歴

—入社後は一貫してネット系のキャリアを歩まれてきたのでしょうか?

Aさん:営業からリクルートでいうMP(メディアプロデュース)まで様々な仕事を経験しました。リクルートに広告を掲載したいクライアントをWEBで集めるマーケティングの仕事やカスタマー側のUIUX、など一貫して事業側にいたのですが、分社化の際にキャリアウェブ(※キャリアウェブについてはこちらの記事に詳しく書いています)でリクルートテクノロジーズに転籍しました。

—なぜリクルートテクノロジーズに転籍されたのですか?

Aさん:転籍前の事業部で営業統括や渉外、クライアントWEBにカスタマーWEBとリクルートのビジネスモデルでいうリボン図の右と左を両方経験しました。最後に所属した渉外組織でリアル接点でカスタマーを集める仕事をしたのですがこのままこの部署にいると営業統括よりのキャリアになっていくなと思いまして。やはり原点に戻ってWEBサービスを設計する仕事がしたいと思いました。リクルートテクノロジーズなら専門組織だからこそWEBに集中して仕事をすることができます。また事業横断で色々なプロダクトを見られる点も魅力でした。

UXデザイナーの仕事

—現在はどんなお仕事をされていますか?

Aさん:この一年はリクルートの事業会社に常駐をし、WEBサービスのUIUXを担当しています。

—具体的にどのようなミッションか聞かせてください。

Aさん:ミッションは短期と中長期の大きく2つに分かれます。短期のミッションは事業KPIを達成するために必要なアクション総量(※リクルートではユーザーの応募、問い合わせといったアクション=効果をクライアントに返すことでビジネスが成り立っています)を上げることです。私はUIUX担当なので具体的には担当プロダクト(Webサイト/アプリ)のインターフェイス改善をしていきます。アクションのコンバージョンレートを上げてアクション件数を積み上げ、KPIを達成するミッションです。
中長期はよりUXの観点が強いです。例えばカスタマーに定性調査をして購入体験を可視化していきます。買いたいと思ってから購入に到るまでを細かくヒアリングし、カスタマージャーニーマップを作りそこからペルソナを作ります。リクルートのサービスがカスタマー行動のどこで接点を持てているか、感じているメリット・デメリットは何か、プロダクトがどうなればよりカスタマーにより使ってもらえるかを考えていきます。こちらは短期ミッションと違い単発のインターフェース改善に限らず、カスタマーにとってのインサイトや体験としてのペインポイントを明らかにし、そこに対してのソリューションになるようなプロダクト戦略を描く仕事です。描いたら開発にかかる予算を獲得しにいき、承認を取ったうえで実装していきます。短期のUI改善も大切ですがそれだけではいつか限界がきます。一歩引いてカスタマーの行動に立ち返るとアクションを上げるためのもっと違う視点に気づくことが多いです。私の担当しているプロダクトはブランド認知は高いですが、カスタマーの行動実態やニーズに応えきれているかというとまだまだ足りていない部分もあると思っています。ではカスタマーがどういう行動をしていてその中でうちのプロダクトがどう携わっているのか、定性と定量の両方で見て仮説を定めて行きます。中長期で何が必要かを考えていく仕事です。

—壮大なミッションですね。こういった単位と中長期のミッションは全員が持っているものなのでしょうか?

Aさん:グループマネージャーやリーダーに依るところが大きいのでプロダクトによってはこの手のミッションを持っていないグループ・人もいます。ただうちのグループでいうとメンバー全員が短期と中長期両方のミッションを持っています。メインで推進していく人が数人いてその人たちは中長期ミッションのウェイトが高く、そうでない人はウェイトが低くMTGに参加して一緒にブレストをするのが仕事です。

—Aさんの在籍はリクルートテクノロジーズですがお話を聞くと事業当事者として働かれている印象を受けます。事業担当の
方は皆こういった働き方をしているのでしょうか?

Aさん:そうですね。ただどこまでコミットが求められるかは事業部によってかなりバラつきがあります。例えば以前いた事業部ですとプロダクトをこう進化させたいという戦略が明確でした。こう進化させてこれくらい売りたい、だからこういうターゲットを動かしたいという思想が明確だったのです。例えば今すでにサイトに来ているけれど動かせていないカスタマーを動かしたいのか、そもそもいまはサイトにも来ていないユーザーを動かしたいのか。戦略が明確だったので戦術が立てやすく戦術にコミットをしていました。逆に今の部署は3か年の事業計画に基づいて売り上げ、効果目標が決まり工数がこれくらい使えるのでこの範囲で効果総量が上がるように考えてくれ、と言うお題が降りて来ます。大量に集めてできるだけレートを高く動かして欲しいと言うオーダーなのでそこに合わせて改善幅の大きそうな画面を見定めるだけでなく中長期でどうユーザーを動かしていくかも当事者として考えることが必要になります。

—事業によってコミットの仕方が違うのですね。

仕事で辛いと感じるのはどんな時?

—話は変わりますがAさんは仕事で辛いと感じることはありますか?

Aさん:あまりないですね。そもそもやりたいことをやらせてもらっているのであまりストレスはありません。もちろん会社組織なのでなんでこれを私がやるの?と思うことはありますが大筋やりたいことはできています。上司に恵まれているのもあると思います。じゃあ次はこういうチャレンジをしてみたら?と言ってもらえる環境なので。それがなかったら辛いかもしれません。後輩や若手を見ていると組織やプロダクトが大きい分、ステークホルダーが多くその調整に疲弊する人は多いかもしれません。

リクルートテクノロジーズで評価されるのはどんな仕事?

—リクルートテクノロジーズはリクルートグループの中でも特殊な組織と言いますか仕事での立ち位置が事業側とは違うと思います。どのような仕事が評価されるのですか?

Aさん:私見ですがリクルートテクノロジーズが評価する仕事は大きく2つの観点があると思います。1つめがどれだけ事業組織に入り込んで課題解決ができたか。2つめが新規性です。
1つめでいうと私たちのような専門組織で事業会社に張り付いて仕事をする人間はミッションや担当業務に固執すると非常に狭い範囲での仕事になってしまいます。そのため事業と対峙をする人間は事業側にどれだけ入り込んでいけるか、事業も気づいていない課題を見つけて提案し解決できるかが重要で、ここは大きな評価ポイントでもあります。これはリクルートテクノロジーズ特有だと思いますが中途入社者が大半で前職では自社プロダクトではなく受発注関係の中でWEBの仕事をして来た方が多いように思います。担当事業をクライアントのように見てしまい入り込めなくなってしまう方が多いようです。私のようなリクルート歴の長い人間からすると分社化したとはいえ元は株式会社リクルートという1つの大きな組織だったのでその辺の垣根を感じないのですが転職者の方はついつい線引きをしてしまうようで。当事者意識の高さを会社として大切にしています。
2つめは世の中トレンドの技術やマーケティングをいち早くキャッチして自社サービスに展開できるような新規性のある案件、チャレンジについても非常に高く評価されます。
どれだけ事業に入り込んで課題解決ができるか、新しいITの技術やマーケティング手法をうまく取り込めるか、この2つでしか評価されないと言ってもいいかもしれません。

一緒に働く人はどんな人?

—Aさんは現在、リクルートテクノロジーズ籍で事業会社に常駐をしているとのことですが一緒に働くメンバーはどのような人が多いのでしょうか?

Aさん:私が日常接点のあるテクノロジーズの人は特徴としては、人間的に大人で、自分の意志がありながらも周囲の人のことを尊重することもできる人たちが多いです。年齢層はバラバラ。30〜40歳くらいの人が多い印象ですが40代の方もいらっしゃいます。組織全体を見回すと20代後半が少ないかもしれません。新卒や三年目くらいの若手は多いのですが。あと転職者が圧倒的に多いですね。前職はリサーチ系やWEBディレクター、UXデザイナー、WEBコンサルが多いと思います。WEBの専門職だからか他のリクルートグループと比べると落ち着いたキャラクターで和気藹々とした接しやすい人が多いです。みんなを受け入れるスタンスで会話の中でそれいいよね!と盛り上がることが多いです。なんでそうなの?とあまりならないので社内の空気はとてもいいです。一方で現在常駐している事業会社は年齢層がかなり若いです。今の部署は男性比率が多く闊達な雰囲気です。皆とても勉強熱心です。いい意味での厳しさもあり仕事はしやすいです。若手が多いからか飲み会は多いですね。体育会系のノリです(笑)。

業務量は多い?就業時間は?

—リクルートへの転職を希望されている方は転職して業務量の多さを心配される方が多いのですが実際、業務量は多いのでしょうか。就業時間についても教えてください。

Aさん:実はみなさんが想像されるほど業務量は多くないので、今の私はだいたい9時頃出勤して19時に退社しています。19時退社は部のルールなのでイレギュラーの対応がない限りは皆この時間に退社しています。部署によっては遅くまで働いているところもありますが働き方改革はかなり進んでいると思います。朝は10時出社の人が多いですね。中にはこの就業時間内だと仕事が終わらず朝7時頃出社している人もいます。ただ朝の時間をうまく使って仕事をこなせるようになる人はそのうち朝早くこなくても回るようになるという印象です。もちろん中には大変そうな人もいますがそれでも仕事量はそんなに多くないと言っていいと思います。

リクルートを辞めようと思ったことは?

—リクルートでは退職を卒業と呼びますよね。多くの人が前向きに卒業をしていく文化ですがA
さんも卒業をしたいと思ったことはありますか?

Aさん:多々あります(笑)。私が辞めたいと思うのは①自分がやりたいことがリクルートでできるのか疑問を持った時、②尊敬できる人が周りにいない時、の2点が重なった時だということに最近気がつきました。①はリクルートにいる多くの人が卒業をする理由に当てはまると思います。②については尊敬できる人、学べる「人」が周りにいなくても学べる「機会」があればもう少し頑張ろうと思考が変わってきました。以前は圧倒的に尊敬できる上の人がいないと嫌だと思っていましたが、私自身の年次が上がっているので逆に自分ができることを組織に還元していこうという考えになっています。

リクルートで実現したいこと

—最後に、今後リクルートで成し遂げたいことやビジョンがあれば聞かせてください。

Aさん:やりたいことは学生の頃から変わっていません。エンドユーザーが一番心地良い状態で体験・行動ができるにはどうしたらいいか、どうカスタマー行動の中にプロダクトとして食い込んで行くか、これを引き続き考えて行動して行きたいです。あとはリクルートはもともとメディアの会社でしたがこれだけいろいろなサービスが世の中にあっという間に広がっているのを見ると本当にメディアという形のままでいいのかという疑問はあります。そこに対する自分なりの解を出せたらいいですね。逆に全く新しいサービスのリリースではなくメディアとしての在り方を見極めるというのもあると思います。あとはこれまで「サイトのUX」と閉じて捉えていたものが集客、コンテンツも含めてのUX、さらにはユーザーに提供しているサービスのブランドの視点からみてあるべきユーザー体験とプロダクトの進化を考える機会がここ最近増えてきています。オンライン/オフライン含めた集客、コンテンツ、実際のプロダクトの使い勝手の良さ、これらすべてをデザインできるようになれば、例え今の担当領域から離れてもやれることが増えると思います。一人の仕事人としてこの視界で仕事をできるようになりたいです。リクルートを離れたところのビジョンで言うと、これまで養ってきたWebマーケの経験を活かしながら、自分自身のネットショップを運営しています。今の仕事を通して学んだことと昔から興味があったジャンルでビジネスをする機会になっていて、これをライフワークにしていきたいなと思っています。先ほどもお伝えした通り業務量もそこまで多くなく、業務時間が短いので残り時間をこの趣味のサイトに費やしています。いずれはこのサイトで生計が立つくらいまで成長をさせていきたいですね。

リクルートテクノロジーズの魅力

—素晴らしいですね。いい意味でじっとしていないところがリクルートの方っぽいですね(笑)。

Aさん:そうですね、確かに周りでも副業をしている人は多いですね。最後にリクルートテクノロジーズの良いところを伝えさせてください。働いている人がいいのは大前提で、学ぶ機会が充実している点が魅力的だと思います。研修制度が充実しているのはもちろん、ワークショップや海外研修などレポートさえすればバンバン行かせてもらえます。そういったところに参加をした人が報告会をするので行かなかった人も内容をキャッチアップできます。最近ですとSXSW(South by Southwest® )など多くの人が参加をしています。希望制で参加枠に制限はありますがそれでもかなり開かれた機会だと思います。リクルートテクノロジーズは特に最新の技術やトレンドを把握しておくことが大事なので会社として積極的にインプットできる環境を提供しています。こういった機会は若手にもかなり人気でテックのおすすめポイントです。いい会社ですよ!(笑)

—向上心、上昇志向の強い方にはとても恵まれた環境ですね。貴重なお話、ありがとうございました!

■リクルートへの転職希望者はサムライソウルまで

サムライソウルでは、リクルート出身者だからこそできる転職サポートがあります。

(1)リクルート出身者だからこそお話できること

―分社化したけど、どの会社がいいか?
―仕事内容は?
―社風は?
―面接の内容は?

実際に、新卒から8年間リクルートにいたからこそお話できることがたくさんあります。
採用面接官の経験もあるので、面接で何を聞かれるか?どこを見ているか?もお話できます。

(2)リクルート社内の豊富なネットワーク

転職に大切なのはネットワークだと考えています。
ある部署では必要ない方も、ある部署だと必要とされる、こんなことがつきものです。
リクルートのどの会社がいいか?どの仕事がいいか?キーマンは誰か?当社はきちんと把握しています。
またどのポジションを受けるにしても、迷った時は社員をつないだり、質問を聞く事などで対応することも可能です。

(3)最短距離での転職をお手伝い

リクルート各社の人事や現場責任者はかつての同僚も多く、より精緻な情報提供が可能です。

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