【リクルートグループへの転職vol.80】航空業界からリクルートスタッフィングに転職
リクルートグループへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、航空業界からリクルートスタッフィングに転職したKさんの転職体験談をお届けします。
目次
航空業界からリクルートスタッフィングに転職したKさんの体験記
■転職者Kさん(20代女性)のプロフィール
大学を卒業後、航空会社に入社。客室乗務員を約5年経験する。2024年2月よりリクルートスタッフィングに入社。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後、日系の航空会社に入社し、客室乗務員を約5年経験しました。
大学では体育会ラグビー部のトレーナーとして、選手のトレーニングのサポートや、栄養面で体づくりのアドバイスなどを行っていました。学生生活で全力を注げるものを見つけたくて、“トレーナー”というポジションがあったラグビー部を選んだんです。そこで、選手たちが何を求めているか、観察し先回りして行動に移す洞察力を鍛えられました。目の前の相手の役に立てていること、喜んでいる姿を見られることがうれしくて、トレーナーの活動は自分に合っていると感じていました。
そうした強みを活かせる仕事として興味を持ったのが、接客業でした。中でも、高いサービスレベルが求められる客室乗務員を経験すれば、どこにでも通用するスキルが身につくと考え、前職を選びました。
――そこから転職を考え始めたのはなぜでしたか。
お客様と接する業務内容はやりがいがあった一方で、仕事の成果が数字に残るわけではなく、どんなに頑張っても年功序列でしかグレードが上がっていかない組織のあり方に、だんだんと虚しさを感じるようになりました。
年に1回、管理職との面談もあったのですが、評価に差をつけたくないという会社側の思惑があるようで、いつも「可もなく不可もなく」という評価値なんです。何のための面談なのかわからないし、フライト中の接客に対してお客様からお褒めの言葉をいただいても、具体的に報酬に反映されることもない。そうした、組織に対するもやもやがあり、体力面でもしんどさを感じることが多くて、一生続けられる仕事ではないな…と考えるようになりました。
――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。
企業を見る際の軸は2つありました。一つは、数字で実績が図れる営業職に挑戦できるかどうか。もう一つは、人の長期的な人生にかかわれる仕事に就けるかどうか、でした。
客室乗務員の仕事は、お客様と常に一期一会で、線でつながる関係は持てません。せっかく出会って、お客様に一生懸命向き合って喜んでいただけても、フライトが終われば、関係も終わり。それが切なくて、長い目線で人付き合いができる仕事がいいなと思いました。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルを知ったきっかけは何でしたか。
リクルートへの紹介実績が豊富なエージェントとして、知人に紹介してもらいました。
そもそも転職を意識し始めたときから、リクルートには興味を持っていました。成果をしっかりと評価する成長環境があることや、実力主義ではあるけれどチームワークを大事にしながら仕事を進めていく組織風土に、すごく魅力を感じていたんです。
ちょうど、客室乗務員時代の先輩に、3年前にリクルートに転職した方がいたので、どうやって転職活動をするといいのか、どんなエージェントを利用するといいのかを相談していました。すると、その方が「サムライソウル経由でリクルートに入ってきた人がいたよ」と教えてくれて、話を聞いてみることにしました。
――面談を通して、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。
自己分析を一緒に進めてくれるなど、求職者一人ひとりに伴走しようという姿勢を感じたからです。
実は一度、ほかのエージェント経由で転職活動をしていた時期があったんです。そこでは、求人を紹介されるまま20社近く応募して、10社の面接を次々受けていきました。でも、自己理解が深まっていないままだったので、結局どんな企業に行きたいのか、どんな仕事がしたいのかがわからないうちに、内定も出ずに終わってしまって…。担当コンサルタントとの関係も深まらず、「ちゃんと自分を見ていてくれたのかな」という不信感が拭えませんでした。
その反省もあり、応募を急かすことなく、求職者の思いを第一に考えてくれるエージェントに出会いたかったんです。サムライソウルの担当コンサルタントは、「まずは自己分析に時間をかけましょう」と言ってくれて、信頼できそうだなと感じました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。
面接でよく聞かれる「質問項目シート」を送ってもらい、それに対する回答を添削してもらいながら自己分析を深めていきました。
前職では、仕事の成果に向き合う機会がなかったこともあり、「人に語れる実績や強みなんてない」と思い込んでいました。でも担当コンサルタントは、私の話を聞きながら「お客様に対してこんな風に接することができるのが、Kさんならではの付加価値ですね」「こんなところが強みなんじゃないでしょうか」などと肯定していってくれて。自分一人では、強みと認められなかったところも、「そうかもしれない!」と思えるようになりました。
面接の前日には、最終確認のために面談の時間を設けてくれました。「この間の面接では〇〇についてうまく答えられなかったので、もう一度整理したい」といった具体的な要望にも、最後まで丁寧にフォローしてもらいました。
――最終的にリクルートスタッフィングに決めた理由は何でしたか。
面接の雰囲気がやわらかく、緊張することなく話せたことで、入社後も自然体で働くイメージが持てました。営業職で入ったあとも、ほかの職種に挑戦できる制度があり、キャリアパスの自由度の高さも魅力に感じました。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
仕事を続けながらの転職活動は、スケジュール調整などがとても大変でした。それでも、次を決めずに辞めてしまっていたら、すぐ決めなくちゃと焦ってしまい、じっくり自己分析に時間をかけて比較検討していこうという心の余裕は持てなかったのでは。忙しい中でも、仕事と転職活動を両立できたことで、焦る環境を作らずに動けたと思っています。
自己分析は自分一人でもできるかもしれませんが、第三者と一緒に行うことで、自分にはなかった視点に気付かされることも多いです。求職者にとことん向き合ってくれるエージェントと動くことで、自分のスキルや適性に合った仕事や企業を見つけやすくなると思います。