【M&A業界への転職vol.9】生命保険会社の法人営業からバトンズに転職

M&A業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、生命保険会社の法人営業からバトンズに転職したYさんの転職体験談をお届けします。

 

生命保険会社の法人営業からバトンズに転職したYさんの体験記

■転職者Yさん(20代男性)のプロフィール

大学を卒業後、メーカーで営業を2年半経験。外資系の生命保険会社に転職し、法人営業を1年弱担当したのち、2023年11月より、株式会社バトンズに入社。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後は2社で法人営業を経験しました。

1社目は、セキュリティ関連の商品を扱うメーカーで、ルート営業と新規開拓を約2年半担当しました。学生時代から海外旅行が好きで、海外とのつながりのある会社で働きたいと考えていました。セキュリティ関連商材は伸びが期待できましたし、将来海外法人の立ち上げにも携われる可能性もあり、入社を決めました。

実際は、コロナ禍の影響で海外に関わる仕事はできなくなってしまいましたが、新規開拓営業はとても面白く、新人トップの成績をあげることができました。

ただ、年功序列で成績に応じた報酬や評価が得られないことや、ルート営業が多くなり“仕事をこなしている”感覚が強くなったことから、転職を考え始めるようになりました。成果主義の社風の中で営業力を高めたいと、外資系の生命保険会社に転職しました。

 

――そこからの転職を決めた理由は何でしたか。

法人営業を担当する中で、事業承継の相談を受けることが多くあったからです。

後継者不足で廃業を選ぶという社会課題が目の前にあるのに、自分が扱う商材では何も解決ができない…。はがゆさを感じるようになり、自分にできるアプローチはないのかと調べる中で、M&A業界の仕事を知りました。事業承継の需要の多さは肌で感じていましたし、M&A業界に行けば、課題解決に向き合えると思えました。

しかもM&A業界は、営業力を磨けるフィールドで、優秀な人材が多く、成果主義でインセンティブもあります。私が職場環境に求める要素がすべて揃っていて、ぜひ挑戦してみたいと思いました。

 

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

転職サイト経由で、担当コンサルタントの方からスカウトメールをもらったのがきっかけです。1回目の転職活動のときに、転職エージェントにお願いしたほうが、適切なアドバイスをもらえて、準備の効率も良くなると感じていました。今回の転職活動では、M&A業界に絞ってレジュメ登録し、計4社の転職エージェントとお話しました。

 

――その中から、サムライソウルを選んだ理由、決め手とは?

M&A業界に関して、持っている情報量が圧倒的に多いと感じたからです。

担当コンサルタントとの初回面談後、すぐに求人情報がメールで届いたのですが、私が理解しやすいように会社の特徴も分かりやすく追記されていました。また、M&A業界に特化した、各社の違い、代表者の思いや考え・働いている人材の特徴・社風など細かく項目別に情報共有いただき驚きました。

さらには、読むべき資料や書籍、過去事例で不採用/採用になった理由なども詳細に教えていただけたんです。この方のアドバイスなら信頼できると思いましたし、内定の可能性も高められるのではないかと期待できました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルとの面談を通して、どのようなサポートがありましたか。

サムライソウルを通じて計20社ほど受け、書類選考で7割ほど通過しました。受けた面接数はかなり多かったのですが、面接を終えるたびに企業からのフィードバックを共有してもらい、不採用になった企業からの厳しい指摘もすべて教えてもらいました。

ただ共有されるのではなく、次までに何をどう改善すべきかまでアドバイスも具体的でした。例えば、「~~についての回答が不十分です。ただ成果を伝えるのではなく、それに向けてどう努力したのか、失敗経験を踏まえた工夫まで言語化できるように徹底して準備してください」などと言い切ってくれるんです。おかげで、面接経験を重ねるごとに自己分析が深まり、話す内容が改善されていきました。

 

――最終的にバトンズに決めた理由は何でしたか。

バトンズは、売り手と買い手をつなぐプラットフォームを持っており、業界内でも新しいアプローチで事業承継の課題に取り組んでいます。

小規模な会社ですが、約30人の仲介営業担当が年間1000件の案件を動かしており、それだけスピード感を持てるのはプラットフォームを活用しているからこそ自社視点だけでなく、「業界全体のやり方を変えて、中小企業の課題解決に向き合おう」と事業づくりをしているところに魅力を感じました。

 

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

今の職場から転職を考えようかな…と悩んでいる方がいたら、社内で働いている3~4つ上の先輩を見てみてください。「あんな風になりたくない」とはっきり思うのなら、転職を検討すべきだと思います。私は1社目のとき、上司や人事にも相談し、「成果に応じた評価をしてほしい」と思いを伝えました。でも年功序列の社風や評価制度をすぐに変えることは難しく、自分に変えられることがないのなら動いてみよう、と考えました。今の環境下でできることがないか、改善に向けて動いた上で、これからのキャリアを考えてみてはいかがでしょうか。

転職活動のやり方は人それぞれだと思いますが、私は、現職を続けながら活動することにこだわりました。離職すると、不採用になったときに焦ってしまい「どこでもいいから内定がとれたところに行こう」と追い詰められるだろうと考えたからです。しっかり吟味して納得できる決断のためには、現職という比較対象があることが大事だと思っています。

仕事をしながらの転職活動は、スケジュール調整がとても大変です。でも、あらかじめ自分の1日の時間の使い方を整理し、無駄がどこにあるかを見ておくと、時間は捻出できるものです。通勤時間やランチの1時間、帰宅後にSNSをチェックする時間、テレビや動画を見る時間…など、“無駄”を“有効な時間”に置き換えるようスケジュールを組みなおしてみては。時間調整力は、これからの社会人人生でも重要な力になると思うのでおすすめです。

 

――転職エージェント選びでのアドバイス、見るべきポイントはありますか。

転職活動は事前準備がすべてだと思っています。

なぜM&A業界なのか、なぜ当社なのか、という質問は必ず出ますし、どんどん深堀りされます。理解が浅いと答えられないので、知識の豊富な担当コンサルタントの存在はとても大きいです。

また、準備を効率よく進める上で、担当コンサルタントのレスポンスの早さも大事なポイントです。質問や解消したい疑問に対して、すぐ返答してくれる方だと、それだけ悩む時間が減り、企業分析や自己分析をスピーディに進められます。サムライソウルの担当コンサルタントは、就業後の夜の時間帯にもいつでも即レスで対応してくれ、本当にありがたかったです。土日や夜にどれくらい対応してくれるかも、転職エージェント選びでは見ておくといいのではないでしょうか。

 

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