【M&A業界への転職vol.10】営業支援会社からみつきコンサルティングに転職

M&A業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、営業支援会社からみつきコンサルティングに転職したKさんの転職体験談をお届けします。

 

営業支援会社からみつきコンサルティングに転職したKさんの体験記

■転職者Kさん(30代男性)のプロフィール

大学を卒業後、人材コンサルティング会社に入社。法人の新規開拓営業を約2年経験後、営業支援会社で営業マネジメントや営業組織支援などを3年弱担当。2023年9月よりみつきコンサルティング株式会社に入社。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後、人材コンサルティング会社に入り、法人の新規開拓営業を約2年経験しました。

もともと、自分で事業をやりたいという思いが強く、在学中には、知り合いの経営者が立ち上げた社内事業を任せてもらった経験がありました。商社内の新規商材の開拓と販路拡大がミッションで、売上規模では一定の評価を得ることができました。でも、お客様とのコミュニケーションがうまくいかなかったり、チームをうまく動かすことができなかったりと、社会人としての未熟さを感じることが多く、継続が難しくなってしまいました。事業譲渡を決めて就活に切り替え、「まずは組織に属して“修行”しよう」と考えました。

入社した人材コンサルティング会社では、多くの経営者とネットワークを作ることができました。お客様からお願いされる形で、フリーランスとして、採用戦略の策定や営業部門の業務改善などを手掛けた時期も半年ほどありました。

ただ、自分のキャリアの幅を広げるためにも、マネジメントや人材育成について学びたいと考えるようになり、営業支援会社への転職を決意。3年弱、どうしたら強い営業組織を作れるのか、能力に差があるメンバーをどう伸ばしていけるのかを実践的に学ぶことができました。

 

――そこからの転職を決めた理由は何でしたか。

学生時代から、「社会人歴10年の32歳までに、独立するか、得意な領域を見つけるか、選択できる自分でいたい」と考えていました。

ちょうど30歳になるタイミングで、残り2年をどう過ごすか考え、あらゆる業界のビジネスモデルに触れられるM&A業界に興味を持つようになりました。また、前職でさまざまな企業の組織課題に向き合う中で、オーナー経営者の視座と、従業員が持つ目線には大きな違いがあると感じていました。会社のあり方や事業の方向性について明確なビジョンを持つオーナー経営者に、直接アプローチできる営業活動がしたい。そう考えたとき、M&A業界が、やりたいことを実現できる環境だと思いました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルを知ったきっかけは何でしたか。

M&A業界に特化した内容のスカウトメールをもらい、他の多くのメッセージの中でも目に留まりました。業界特性が完結に書かれていて、「この担当コンサルタントなら、M&A業界内定に向けてしっかりサポートしてくれるだろう」と感じました。

 

――初回面談を経て、サムライソウルにお願いしようと思った理由とは?

面談日程の調整の段階から、休みや夜など時間帯を問わず柔軟に対応してくれる姿勢を感じたからです。

私にとって、転職活動で苦労したことの一つが「時間の捻出」でした。前職の働き方は、出社ベースであまり自由に時間を作れなかったので、どうしても隙間の短い時間でやりとりをしたり、夜遅い時間に連絡したりしなければいけませんでした。

サムライソウルの担当コンサルタントは、レスポンスが非常に早く、連絡待ちの時間がほぼないというスピード感にも好感が持てました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルとの面談で、どのようなやりとりを重ねていきましたか。

あらかじめ作っておいた職務経歴書を見てもらい、戻ってきたフィードバックに沿って修正しながら、自分の強みやアピールポイントを整理していきました。

私が当初作っていた文面は、業務経験や実績の定性的な内容が多く、「文章量が多いわりにポイントが伝わりにくい」という指摘がありました。一つひとつ改善していき、定量的なデータをきちんと示すことで、完結に、説得力のある文章を作ることができました。

また、経験してきたプロジェクト内容については、どんな課題に対してどう解決したか、成果を出すまでのプロセスをもっと丁寧に書くように指摘され、伝える力が足りていなかったと気づかされました。

職務経歴書は、送ったその日の夜には回答が戻ってくるほど対応が早かったです。選考のスケジュール調整も、私の限られた時間でいかにスムーズに進められるか、どんどん日程を確定させてくれました。おかげで、約1か月の間に6社の選考を受けることができました。

 

――最終的にみつきコンサルティングに決めた理由は何でしたか。

業界内でも業歴長く、かつ非上場のお客様との距離が近い中で仕事ができると感じたからです。

何より大きかったのは、面接で話した上司とのフィーリングが合ったことでした。1時間の面接予定時間を大幅にオーバーして、1時間45分も時間をとって話をしてくれたり、私が話す内容にじっと耳を傾けて、補足すべき情報やアドバイスをくれたりと、相手をしっかり見てくれる人だと感じました。私の理解度に合わせて、どういう言葉を選ぶべきかを瞬時に判断していると感じ、「この上司のもとで働きたい」と素直に思えました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

転職をするしないにかかわらず、年に1回は転職エージェントと話す機会を持つといいと思っています。一つの業界、一つの会社で長く仕事をしていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。自分がやっている仕事は市場全体から見てどんな価値があるのか、現在地点を確認する上で、客観的な意見を言ってくれる存在は大切だと思います。

転職エージェント選びにおいて、私なりのポイントは「甘い言葉だけを言わない人」です。人材紹介業は、候補者と企業がマッチングして初めて報酬が発生するビジネスモデルなので、エージェント視点で「この候補者を、なんとかしてこの企業に入れたい」と考えることもあると思います。そのために、企業のいい情報だけ伝えたり、候補者をおだてたりすることもあるでしょう。

でも、それは自分のためにはなりません。ネガティブなこと、厳しいこともちゃんと言ってくれる関係性を築けるかどうかが、納得感のある選択につながると思っています。

 

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