【リクルートグループへの転職vol.41】銀行の個人向け営業からリクルート中途採用領域 の営業に転職

リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は銀行の個人向け営業から、リクルート中途採用領域のエリア限定営業(SE営業)に転職したOさんの転職体験談をお届けします。

銀行の個人向け営業から、リクルート中途採用領域の営業に転職したOさんの体験記

■転職者Oさん(20代女性)のプロフィール

大学卒業後、診療報酬内容の審査を行う特別民間法人を経て、銀行に転職。個人向け資産運用商品の営業を経験後、2022年5月より、リクルートに入社し中途採用領域の営業職を担当(予定)。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後は、診療報酬内容の審査を行う特別民間法人に入りました。安定した自分の生活基盤を作りたいと、福利厚生面でも安心できる職場を選んだのです。

ただ、仕事内容は事務処理業務が多く、自分ならではのスキルが身につかないのでは、と不安を抱くように…。本当の「安定」は、どこに行っても通用する力をつけることだと考え直し、銀行の営業職への転職を決めました。自分で売上を作る営業の仕事であれば、汎用性の高いスキルが得られると思ったからです。

――そこから、2回目の転職を考えた理由は何でしたか。

銀行では個人向けの資産運用商品営業を担当し、成果によって会社に貢献できる喜びや達成感を得ることができました。

その一方で、扱う商材の投資対効果は社会情勢や経済動向によるので、お客様への価値提供は自分の影響の及ばないところにありました。自分にできることの少なさを感じることもあり、「組織への貢献に加え、お客様のために自分が動ける仕事に就きたい」と考えるようになりました。

――どのように業界や企業を絞っていきましたか。

2回目の転職活動では、若手からどんどん仕事を任される環境に身を置こうと、ベンチャーやスタートアップを中心に見ていました。

それまでは、年功序列で福利厚生がしっかりしたところを選ぶ傾向がありました。でも、銀行時代に自分で家を買ってローンを組めたこともあり、生活基盤ができたという自信になった。「これからはスキルアップ重視!」というマインドになれたんだと思います。

ベンチャー企業の面接に行く中で出会ったのが、リクルート出身の経営者でした。若くして視野を広く事業を見ている人の多さに「リクルートで経験を積めば、私もこんな風に成長できるのかもしれない」と、リクルートにチャレンジしようと考えました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

ちょうど、リクルート出身の経営者に出会った頃に、サムライソウルからスカウトメールをいただきました。

実は1回目の転職活動のときも、リクルートを力試しに受けた経緯がありました。面接で落ちてしまいましたが、その前にサムライソウルのことを「リクルートに強いエージェント」として調べていて、名前をぼんやりと覚えていました。

スカウトをいただき「あのサムライソウルか!」と、タイミングの良さに驚きました。リクルートを受けるならここにお願いしようと、初回面談前に概ね気持ちは固まっていました。

――初回面談で、どんな印象を抱きましたか。

これまでのキャリアについて話をする中で、「どうしてそう思ったのですか?」「その決断に至ったのはなぜ?」など、理由を深く探る質問をたくさんいただきました。

転職エージェントとはそれまで10社ほどとお会いしていましたが、サムライソウルほど理由を細かく聞いてくるところはなかった。対話を重ねる中で思考が整理されていく感覚があり、担当コンサルタントとのやりとり自体が面接対策になっていくように感じました。

前回リクルートを一度落ちているからこそ、対策をしなければまた同じ結果になるだろうとは理解していました。リクルートの面接を想定した深堀りの会話に、「ここならしっかりと準備ができそうだな」と思いました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――転職サポートの中で、印象的だったエピソードはありますか。

面接対策として、「リクルートの面接で必ず聞かれる質問」が網羅された面接対策シートを渡されました。回答を埋めた上で面談し、フィードバックをもらって書き直す。シートを通じた自己分析のやりとりを、8回以上はしていただきました。

多い時期には週2~3の面談が入っており、そこまで親身に動いてくれるエージェントはほかにありませんでした。

「このときにどう思ったのかをもっと整理するといいですよ」など、詳細情報が足りないところをピンポイントで指摘していただいたり、面接で相手が何を知りたくて質問するのか、背景を含めて教えていただけたりと、アドバイスの精度も高かった。リクルート側の視点や意図を教えてくれるのは、リクルートに特化して情報を持っているからこそだと感じました。

――サムライソウルの転職サポートを通じて、どんな気づきがありましたか。

担当コンサルタントと話す前は、20代ですでに2社経験している点を、少し負い目に感じていました。でも「キャリアを考えて転職をしてきたのですから、前向きな決断ですよ」と言っていただき、これまでの転職経緯をポジティブに話せるようになりました。

また、私の話し方について「淡々と話すところがあるので、秘めたパッションが伝わりにくい」と指摘していただきました。「このエピソードを話すときは、こんな言葉を使って、力強さが伝わるように工夫してみましょう」など、非常に具体的な話し方のアドバイスもいただき、とても学びになりました。

いいところと改善すべき点を常に整理してコミュニケーションを取ってくれたので、何を直したらいいのか迷うことなく転職活動を進めることができました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、メッセージをお願いします。

転職活動は、大学時代の就職活動とは違い、企業の詳しい情報を得るのが大変だなと感じました。就活のような企業説明会や社員座談会など手厚いフォローがないので、自ら情報を得るために動く必要があります。

私は、一次面接では必ず逆質問の内容を複数用意し、求人票や採用ホームページに書かれている内容の実態を確認したり、分からないことをクリアにしようと意識していました。入社後のミスマッチがないよう、自分が企業をジャッジしよう、という姿勢が大事だと思っています。

――転職エージェント探しのアドバイスはありますか。

複数の企業や担当コンサルタントと話して、ぜひ比較検討してみてほしいです。私は10社と会い、計3社にお世話になりました。幅広い業界情報を網羅したエージェントに加え、受けたい業界や企業が絞られてからは「ベンチャーに強いエージェント」と、「リクルートに強いエージェント」であるサムライソウルに並行してお願いして動いていました。

面接対策でも、コンサルタントによってコミュニケーションの取り方、重視するポイントが異なります。「“受かるため”に、面接ではこう話すといい」と最短距離のやり方を示してくれるところもあり、目的によっては、そうしたエージェントが合っている人もいるかもしれません。

私はサムライソウルのように、自分の考え方や特性を理解してもらった上で、それを強みとして生かしながら対策を考えるやり方が合っていた。比較検討する中で、自分にとって心地よいサポートのあり方が見えてくると思います。

納得感が得られるように、幅広い情報の中から選んでいけるといいのではないかと思っています。

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