Indeed Japanに転職するポイントは?年収や評判をまとめて解説

テレビCMでも有名なIndeedは、世界最大級の求人検索エンジンを提供している外資系企業で、転職市場においても人気の高い企業の1つです。今回はそんなIndeed Japanについて、会社概要や働きやすさ、やりがいなど、さまざまな側面から紹介していきます。

Indeed Japanに転職するポイント

Indeed Japanへの転職を検討する際にポイントとなるのは、Indeedという会社があなたに合うかどうかを見極めることです。Indeedは年収が高く、自由度の高い働き方が可能な、とてもワークライフバランスの取りやすい会社です。

 

一方で、それゆえに求められるレベルも高く、成果をうまく出せないとプレッシャーを感じてしまう部分もあるでしょう。転職をする際には、Indeedという会社があなたに合うかどうかを社風や職務内容から照らした上で判断しましょう。そこから、あなたがどのように成果を出していくのかをアピールすると良いでしょう

Indeed Japanの会社概要

Indeed Japan株式会社の会社概要を紹介します。

 

会社名 Indeed Japan株式会社
本社所在地 東京都港区1-4-1 住友不動産麻布十番ビル6階
代表取締役 大八木 紘之
設立 2013年
株式 未上場
株主構成 株式会社リクルートホールディングス(100%)

参照:indeed

日本でのサービス展開を始めたのは2009年ですが、その後2012年に株式会社リクルートホールディングスが買収しています。

特徴

Indeedの特徴は、「世界的プロダクト」と「高い報酬と自由度のもとに集まる優秀な人材」です。Indeedは世界的に使われているサービスなので、世界中のあらゆる人にとって必要とされるサービスを提供している企業といえます。

 

そのサービスを作っているのが、高い技術力を持ったエンジニアで、それを世界中の企業に提供しているのは高い営業力を持ったセールスです。レベルの高い人材を採用できているのは報酬の高さと裁量・自由度の高さで、Indeedの人事評価制度と社風がそれを可能にしています。

事業内容

Indeed社が提供している事業、Indeedは求人検索エンジンです。「求人を探すサイト」と認識されている方もいるかもしれませんが、Indeedは求人「サイト」ではなく求人「検索エンジン」である、という点が多少異なります。

 

タウンワークやリクナビなどの求人サイトに掲載された求人情報を一括で検索することができる、というのが大きな特徴で、世界でもっとも普及している求人検索エンジンです。日本でも、毎月約2,000万人ほどが使用しています。

 

ユーザーは、Indeedを使えばさまざまな求人サイトを行き来して自分の希望条件にマッチした求人を探す面倒さから解放され、Indeedで一気にサイト横断で求人を探すことが可能です。

 

企業側にとっては、多くのユーザーが使う検索エンジン上で求人を出せて、求人アナリティクス機能でユーザーがどのようなキーワードを調べているのか、自分達の求人がどれくらい見られたかなどを調査できます。

業績

Indeedの業績はコロナ前までは右肩上がりで、特に2017年ごろから顕著に業績を伸ばしていました。ところが、2020年12月期の決算は最終利益が5.9%減となるなど、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて直近は減速しているようです。

 

不況下では企業の採用活動も停滞するため、求人検索エンジンを扱うIndeedの業績も厳しくなるのは市況感としては致し方ない部分も多くあります。

将来性

終身雇用や年功序列が当たり前ではなくなり、これからさらに伸びて行くことが想像される転職市場において、強いプロダクトとCMなどによる高い認知率で唯一無二のポジションを築いているIndeedは、将来性が期待できます。数多くの求人サービスを提供している競合がいる中で、いかにしてシェアを高め、1企業あたりの満足度・単価を高めていくかが鍵になるでしょう。

Indeed Japanの働きやすさ

次に、Indeed Japanの待遇面、働く環境について紹介します。

年収

Indeed Japanは業界平均と比べてかなり年収が高い傾向にあります。平均年収は950万円前後となっています。サービス業界の平均年収が367万円、その中でも人材サービスは354万円だということを考えると、かなり年収が高いといえます。

 

参考:doda平均年収ランキング

福利厚生

Indeedは福利厚生も充実しています。

 

  • 各種社会保険完備
  • 通勤手当
  • 住宅手当
  • 有休休暇
  • 生理休暇
  • 産前産後休暇
  • 育児休暇
  • 介護休暇
  • ハッピーアワー

 

Indeedの福利厚生で特徴的なのは、社員間交流を促進するものが非常に多いことです。例えば、月に1度夕方以降の時間に社内でお酒を飲める「ハッピーアワー」や、ピクニックや運動会などのイベントが開催されるなど、交流を深めるための福利厚生やイベントが充実しています。

 

社員によるサークルも活動が盛んで、一定の条件を満たしていれば誰でも設立することができます。活動費も1人あたり1,000円まで補助されます。

ワークライフバランス

有休を取りやすく、働く時間も自分自身の裁量で決めやすいIndeedは、ワークライフバランスが調整しやすい会社だといえます。以前まではリモートワークはできませんでしたが、コロナ禍で現在はリモートワークも可能となっています。よりワークライフバランスを保ちやすい環境になったといえるでしょう。

Indeed Japanのやりがい・社風

次に、Indeed Japanのやりがいや社風を紹介します。

やりがい

Indeedで働くやりがいの1つは、世界中で広く使われている求人検索エンジンの開発や営業に携われることではないでしょうか。Indeedには非常に優秀な方が集まっており、その中でお互いに研鑽しあいながらさらなる成長を目指していけます。

 

また、とても高品質で強いプロダクトを、それを必要としている企業・ユーザーに届けていく仕事は、まさに日本の転職活動をより良くしていく活動ともいえるため、社会や人々に貢献できるやりがいも強いでしょう。

社風

Indeedは自由度の高い働き方が特徴的です。レベルの高い人材を高い年収で採用しているため、各々に一定の裁量が認められており、自由な働き方が担保されています。目標など求められるレベルの仕事を十分こなせていれば働き方に対して誰から文句をいわれるようなこともなく、上司も同僚もフラットな仲間という社風です。優秀な人たちが伸び伸びと仕事をして成果を出す環境が整っているといえます。

 

ただし、あくまでやるべきことができている前提であることには注意が必要です。営業職であれば目標数値が設定されており、その目標を達成できているかはシビアに見られています。また、技術職に関しては英語を公用語としており、全員フラットに議論を戦わせています。自由度が高く楽しい側面はありつつ、仕事やパフォーマンスに対してはとてもシビアです。

Indeed Japanの評判・口コミ

  • 営業/在籍3年目/男性

フラットな社風で成果報酬も高いので、働きやすい。まだまだ発展途上の会社なので、将来性も期待できる。

 

  • 営業/在籍2年目/男性

有休が取りやすく残業も多くないので、自分の時間を確保しやすいです。有休休暇も多くの社員が取得しているので、取りにくいという雰囲気はありません。

 

Indeed Japanの評判や口コミは待遇や評価面についてかなり評判が良く、良い口コミが多くなっています。一方で、企業文化や成長環境について合う人と合わない人がいるようです。

 

業績へのコミット意識が強いため、開発職においてもビジネスインパクトの観点が重要視されますし、営業職においては目標達成できるかどうかで待遇は大きく変わります。

Indeed Japanの募集職種

ここからは、実際にIndeedで募集されている職種を3つ紹介します。

ソフトウェアエンジニア

Indeedの豊富なデータを活用することで、求人検索エンジンのレコメンドエンジンの機械学習モデルを構築・向上し、世界最高品質の求人情報を提供する職種です。求職者と企業のマッチングを実現するIndeedの核となる技術を支えます。

大手企業担当営業(アカウントエグゼクティブ)

人材採用のニーズ・課題をお持ちの大手企業へ、Indeed広告を通した企画提案型の営業活動を行う職種です。アポイント獲得、商談、契約獲得、その後の運用提案などを通じて、顧客の採用に伴走します。

UXデザイナー

求人検索エンジンの利用体験を最適化する職種です。プロダクトマネージャー、エンジニア、デザイナーと連携しながら求職者が適切な求人に辿りつき、応募に至るまでの導線・体験を日々改善していきます。

Indeed Japanの転職難易度

Indeed Japanの転職難易度は、職種によって異なりますが、全体的には転職難易度が高い傾向です。エンジニアなどの技術職については、世界最大級の求人検索エンジンそのもののUIやアルゴリズムを洗練していく職種ですので、かなり高いレベルの技術力が求められます。その分、転職難易度も非常に高いといえます。

 

一方の営業職は、非常に多くの営業人員を必要とする事業形態をしており、事業拡大に応じて人材採用も強化しているようなので、技術職と比べると難易度は落ちる傾向です。とはいっても、通りやすいということではなく技術職と比べると難易度が落ちる程度なので、簡単ではありません。自由度の高い働き方ができる分、入社条件も厳しくなっています。

Indeed Japanの面接の傾向と対策

Indeedへの転職をお考えの方のために、面接傾向や対策について紹介していきます。

選考フロー

Indeed Japanの選考フローは、書類選考の後に1〜2回程度の面接を行ってから、最終面接という流れで進みます。技術職や営業職などの職種によって多少違いはありますが、基本の流れはこの形です。

面接の傾向

技術職ではやはり技術力が1番の見極めのポイントになるため、履歴書・職務経歴書の深堀やアルゴリズムに関する問題が出題されます。一方の営業職では、その人の価値観や人生観を深掘りするような質問も多く、Indeedに入ってからやりたいことや、その人自身の目標など人柄や価値観に関わる質問が多くされる傾向です。

面接対策

面接対策としては、まず人材業界の業界構造や、Indeedという会社・サービスに対する解像度を高めておくと良いでしょう。Indeed Japanには人材業界を自分達の力でもっと良くしたいという熱い思いを持った人たちが多数集まっています。その熱い思いがIndeedという会社の力の源泉となっており、候補者に対してもこの業界やマーケットに対してどれだけの思いを持っているかが問われる傾向にあります。

 

その際に、業界や会社、サービスについてあまり理解ができていないと、漠然とした回答になってしまいます。しっかりと情報収集をして、あなたがこの業界に入って何を成し遂げたいか、何を変えたいか、それがなぜ自分にとってやりたいことなのか、なぜあなたがやるべきなのか、などを考えておきましょう。

 

特に、最終面接においては、スキルセットの確認もさることながら、人間性や価値観などを判断するための質問が増えてきます。Indeed社が求める人物像と自分の共通項を確かめた上で、これまでの経験や今後の目標やなりたい姿がIndeedに入社することによってどう活かせるのかをあらかじめ考えておくと良いでしょう。

Indeed Japanへの転職に関わるQ&A

ここまで、Indeedの転職に関する情報を紹介しましたが、まだ疑問が残るという方もいるでしょう。ここでは、Indeedへの転職に関わるQ&Aを解説していきます。

Indeed Japanに向いている人は?

成果へのコミット力が高く、人材業界・転職市場をもっと良くしたいという強い思いを持っている方が、Indeedに向いているといえます。

 

自由度が高く報酬も高いため、求められるレベルは当然高くなります。そのレベルに到達できないとプレッシャーに感じてしまう部分もあると思うので、成果に対してシビアに向き合えるかを考えましょう。

Indeed Japanへの転職で求められるスキルは?

上記と重なりますが、その職種で成果を出すために必要となるスキルです。

ソフトウェアエンジニアであれば求職者と求人を高精度でマッチングさせるための高い技術力が必要ですし、アカウントエグゼクティブであれば大手企業開拓の営業スキルが必要です。

Indeed Japan社員に関する情報もチェック!

Indeedの内情を詳細に把握するためには、実際の社員の方が発信されている情報をうまく拾って見ておきましょう。実際にIndeedで働いている新居 航平氏が、noteでIndeed Japanのプロダクトマネジャーになるまでの経験を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Indeed Japanへの転職ならサムライソウル

Indeed Japanへの転職をご検討されている方は、ぜひサムライソウルをご利用ください。サムライソウルはIndeed Japanを含むリクルートグループへの転職実績が業界トップクラスです。営業職や技術職を問わず、多岐にわたるポジションの求人を取り扱っています。

 

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まとめ

この記事では、Indeed Japanの会社概要や社風、選考フローなどをまとめました。Indeedは自由度が高くフラットな社風、さらに平均よりも大幅に高い年収や福利厚生が充実していることなどから人気の高い企業です。しかし、その分転職難易度も高いので、選考を受ける場合はしっかり準備をして、万全の対策をしておきましょう。Indeedの選考対策にお悩みの方は、ぜひサムライソウルにご相談ください。

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