【vol.39】リクルートグループへの転職~大手鉄道会社からリクルート旅行領域営業に転職

リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は大手鉄道企業から、リクルート旅行領域の営業に転職したTさんの転職体験談をお届けします。

大手鉄道企業からリクルート旅行領域営業に転職したTさんの体験記

■転職者Tさん(20代女性)のプロフィール

大学卒業後、大手鉄道企業に入社。工事の施工管理を3年間経験したのち、2022年1月よりリクルートに入社。旅行領域の営業職を担当している。

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

高校時代から、社会に役立つ仕事がしたい、そこにつながる勉強をしたいと考えていました。

そこで、社会を支えるインフラに携わろうと、大学では土木を専攻。新卒で大手鉄道企業に入り、工事の施工管理を3年間経験しました。

駅ビル開発など大型案件に多く携わることができ、「都心ならではの施設を手掛けたい」という入社時の思いも実現することができました。

――転職を考えた理由は何でしたか。

コロナ禍で業界、会社全体の業績が悪化し、給与が下がったのを機に、働き方を見直すようになりました。

前職では、大型案件を任され上司からの評価も高かったのですが、年功序列の評価・報酬制度により、業績が給与や賞与に反映されないもどかしさがありました。会社の外で自分の市場価値はどれくらいなのかを知りたくて、転職活動に興味を持ち始めました。

また、前職では土木の構造物に関する専門知識を求められることが多くありました。でも、私は“対もの”よりも“対人”の仕事が好きだった。施工会社など社内外の関係者との協議や調整業務にやりがいを感じており、多くの人とかかわる、もっと向いている仕事があるのでは…とほかの可能性も知りたくなったんです。

――どのように転職活動を進めていきましたか。

リクルートへの転職を決めたのは2021年12月でしたが、その約半年前にも転職活動をしていたんです。でも、当時は給与が下がったことへの不安しか頭になく、自分の強みや弱み、転職して何をしたいのかなど、まったく自己分析をしていませんでした。

そのときお世話になっていたエージェントからは、前職に近いインフラ企業や鉄道会社などの求人企業を紹介されたのですが、自分の判断軸がないのでピンときません。「また同じような環境なら、転職しなくてもいいのでは」と転職活動を辞めてしまいました。

その後改めて、自分は何が得意なのか、どんな仕事をしているときにパフォーマンスを発揮できているのかを整理することに。人と折衝しながら物事を前に進めるとき、コミュニケーションをとっているときにやりがいを感じることに気付き、“対人”で力を発揮できる仕事を探そうと、もう一度転職活動をすることにしました。

もやもやした気持ちのまま働き続けるより、本気で活動して、自分なりに出した答えに納得したかった。20代後半という年齢もあって、30歳までに「自分に本当に合う仕事」を見つけたいという思いもありました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

スカウトメールをもらったことです。「リクルートをはじめ、多くの人材企業の転職サポートをしている」という内容に興味を持ち、面談を申し込みました。人と向き合う仕事として、人材業界もいいのでは…とちょうど考えていたタイミングだったからです。

――初回面談ではどのような話をしましたか。

まずは、どんな企業を紹介いただけるのかを知りたかったので、求人企業をいくつか教えてもらいました。人材企業を複数紹介してもらった中でも、リクルートは、年功序列とは真逆の風土で、自分に合っていそうだなと思いました。

――応募先企業はどのように絞っていきましたか。

人材領域以外にも、営業としてお客様に直接アプローチする仕事に挑戦したくて、リクルートの人材、旅行領域を含め、サムライソウルから6社エントリーしました。

すぐに行動したかったこともあり、まずは書類を送ってみようと考えました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――転職サポートの中で、印象的だったエピソードはありますか。

面接対策として、「リクルートの面接では必ず聞かれる質問」が網羅された面接対策シートを活用しました。「企業を選ぶ基準は?」「誇れる成功体験は何ですか?」など、かなり多くの細かな質問が一覧になっていて、こうしたシートをくれたエージェントはほかにありませんでした。

エクセルシートに答えを記入して担当コンサルタントに見てもらうのですが、フィードバックの際には、質問の意図も教えてもらいました。

「この質問の回答では、営業職との親和性を見るために、ストレス耐性があることを伝えられるといいですよ」「この質問では、過去の失敗経験と結びつけて話すといいですよ」など、リクルート側が何を知りたくて質問するのかを、一つひとつ整理していってくれました。

どの質問で、どう回答しどんな情報を伝えるべきか。情報整理のために、シートはとても役に立ちました。

――サムライソウルならではの転職サポートの強みはどこにあると感じましたか。

面接後のフォローが手厚く、リクルートの部署ごとの違いまで丁寧に教えてくれたところです。

今回の転職活動では、リクルートの人材領域(新卒領域、中途領域)、旅行領域の計3部署から内定をいただきました。その際、各領域の仕事内容、働き方や社内カルチャーなど、部署ごとの違いを明確にしてくれ、働く姿がイメージできるまで目線合わせを一緒にしてくれました。

最終的に旅行領域に決めたのは、営業先が支配人などの経営者であり学びが多そうだと思ったから。営業先でどんな人にどんな提案をしていくのか、具体的に教えてもらったから、決めることができたと思っています。また、年収交渉を進めてくれ、こちらの希望通りに上げていただけたことも入社の決め手になりました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、メッセージはありますか。

転職活動では、自分の中にしか答えはありません。「なぜ転職をしたいのか」「転職先で何をしたいのか」など、自分なりの軸がなければ、どんなにたくさん求人情報を見ても、取捨選択することはできません。

今の仕事を通じてどんな力をつけたのか、深く自己分析をしてから転職活動をスタートした方が、迷いなく動けるようになると思います。

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