SaaSスタートアップ・ベンチャー企業15選を一覧でまとめて紹介

2021/11/28

ビジネスでは、さまざまな企業がインターネットを駆使して業務の効率化や経費の削減などを行っています。そんな中で注目されているのがSaaSです。

今回は、そんなSaaSを提供しているSaaS企業について紹介していきます。SaaSのスタートアップ・ベンチャー企業にはどんな会社があるのか、それぞれの会社の特徴、SaaSベンチャー企業への転職のポイントなどを解説するので、ぜひご覧ください。

1 SaaS企業とは
2 今注目の上場SaaSスタートアップ・ベンチャー企業6選
3 SaaS系ベンチャーへの転職のポイント
4 SaaS企業への転職ならサムライソウル
5 まとめ

SaaS企業とは

SaaSとは、クラウドを経由して顧客が定期的に利用できる、企業の業務をサポートするサービスのことです。SaaS企業は、SaaSのソフトウェアを開発してサービスを必要とする企業に提供することで収益を得ています。

クラウドやソフトウェアを活用して業務を行う企業が増えてきている今、SaaSはどんどん需要が高まっており、国内でのSaaS企業の数も増加傾向です。

また、SaaS企業は今後の将来性が期待できることなどから、転職者からも注目されています。

今注目の上場SaaSスタートアップ・ベンチャー企業6選

どんどん市場規模が増しているSaaSサービスですが、そんなサービスを提供している会社にはどんな企業があるのでしょうか。

ここでは、今注目の上場SaaSスタートアップ・ベンチャー企業を615社にまとめて解説していきます。

株式会社エス・エム・エス

株式会社エス・エム・エスは、介護事業者の経営を支援する「カイポケ」を提供しています。

「カイポケ」は保険請求などの介護業務に関する機能に加えて、採用や金融、購買、営業、M&Aなどのさまざまな機能を搭載している便利なサービスです。「カイポケ」はASP・SaaS部門社会業界特化分野で準グランプリを受賞するほど評価を得ており、株式会社エス・エム・エスのサービスの質の高さが伺えます。

株式会社エス・エム・エスのサービス：カイポケ

株式会社カオナビ

株式会社カオナビは、人材マネジメントの問題を解決するプラットフォームを構築して提供しています。同じ会社で働く人材の情報を一括管理して、人材を生かすためにはどうすれば良いのかを企業一丸となって考えているために役立つサービスです。

また、評価制度を柔軟に運用できるようにワークフロー制度を導入しており、社員の声やアイデアなどを集約できる機能も含まれています。人材を最大限に生かすためのプラットフォームを開発している株式会社カオナビは、個々の力にフォーカスしてマネジメントを革新することをミッションとしている企業です。

カオナビのサービス：カオナビ

株式会社ユーザベース

株式会社ユーザベースは情報アクセスの効率化を目的としている企業です。Googleのような誰もが認知して必要とされるよう、「経済情報で世界を変える」をモットーにして制作しています。

事業展開は幅広く行っており、日本市場経済の動画やコメントをまとめたメディアやB2Bマーケティングのプラットフォーム、ベンチャーキャピタル事業についてのスタートアップなどがあります。2006年には東京証券取引所マザーズへの株式上場も果たしている、勢いのある企業です。

ユーザベースのサービス：NewsPicks

株式会社マネーフォワード

株式会社マネーフォワードは、個人事業主に向けてfreeeなどの会計ソフトや自動会計簿アプリなどを提供しています。クラウド会計ソフトにより、資金の流れを把握しやすいようにしてくれているのが特徴です。

サービスラインナップは、リリース以降28種類にまで拡大されており、株式会社マネーフォワードが提供している会計ソフトを使用すれば、事業の経理部分を大幅に効率化できます。個人事業主にとって大変な作業が経理の部分なので、個人事業主の強い味方となってくれる企業です。さまざまなソフトを提供している株式会社マネーフォワードは今後の将来性も期待できて、転職先としてもおすすめできるでしょう。

マネーフォワードのサービス：マネーフォワードME

弁護士ドットコム株式会社（クラウドサイン）

弁護士ドットコムは、電子契約サービスの「クラウドサイン」を運営している会社です。法律をもっと身近に感じてもらうためにサービスを開始しており、2014年に東京証券取引所マザーズ市場に上場しています。

弁護士ドットコムでは法律相談所のポータルサイトも作成しており、17,000人の弁護士が登録、月間サイトの訪問者数が約1,500万人という人気コンテンツです。さらに、弁護士ドットコムニュースでは法律ニュースメディアを月間で130本ほど配信しており、他にも弁護士の転職支援サービスなどにも力を入れています。弁護士や法律に関する情報やサービスを提供する会社として、市場を拡大している注目企業です。

弁護士ドットコムのサービス：弁護士ドットコム、クラウドサイン

セーフィー

セーフィーはセキュリティサービスを展開するSaaS企業であり、クラウドカメラサービスの業界シェアNo.1です。セーフィーの防犯カメラは端末に関係なく確認できるので、スマホから会社の内部の状態を確認できます。

また、クラウド録画代金は月額1,200円から選択できるので、非常にリーズナブルな価格も人気となっている要因の1つです。利便性の高い防犯カメラなのでセキュリティ強化したい企業に人気があり、今後の成長も期待できます。

セーフィーのサービス：Safie

これから上場が期待できる未上場SaaS企業9選を紹介

上場SaaS企業を紹介しましたが、ここからは今後の上場が期待できる未上場のSaaS企業9選を紹介していきます。今後のさらなる活躍が楽しみなスタートアップ・ベンチャー企業を見ていきましょう。

株式会社カケハシ

株式会社カケハシは薬局薬剤師向けの「Musubi」を手掛けている会社です。「Musubi」は電子薬歴システムの名称であり、薬局や薬剤師のパートナーとなって業務のサポートをします。

「Musubi」を利用することで、顧客の薬歴作成や在庫管理などを簡単に行えるようになり、業務の効率化が可能です。さらに、LINEで患者のフォローができたりと、患者とのコミュニケーションも行えるようになっています。株式会社カケハシは、薬局の業務効率化や患者とのコミュニケーションに長けたシステムを開発している企業です。

株式会社カケハシのサービス：Musubi

ビーワンカレッジ

ビーワンカレッジは、独自開発したマネジメント理論である「Scale Model」を利用してKPIに落とし込み、目標達成までの道のりを明確する「Scale Cloud」を提供しています。Scale Cloudは、企業が業務目標を達成し続けていけるように組織的マネジメントをサポートしてくれるサービスです。

情報を一括管理して自社の経営状況などを見える化することで、経営に関する問題を解決に導くことができるため、経営のサポートツールとして役立ちます。

「経営を科学する」をミッションとしており、業績目標を達成に導くためのサービスを提供して企業の組織マネジメント力を強化してくれる企業です。

ビーワンカレッジのサービス：Scale Cloud

wevnal

wevnalはデジタルマーケティングを中心にして事業展開してきた企業です。D2C業界を中心にして、チャットボットサービスのLTVの最大化を実現するためのプラットフォームを提供しています。

集客から購入までのコミュニケーションをスムーズに行えるようなシステムとなっており、wevnalのSaaSを導入することで、顧客の購入後のアフターフォローやロイヤリティ向上などを期待できるでしょう。定期購読などのサービスを提供している企業は、こちらのSaaSで最適化を図れます。

wevnalのサービス：BOTCHAN

SATORI

SATORIは、顧客開拓を自動化するマーケティングオートメーションツールを提供しているSaaS企業です。特に見込み客を増やすための機能に特化しており、Webサイト上のコンバージョンを促す登録フォームへの誘導促進システム、シナリオ機能によるメールやポップアップの自動アプローチなどが組み込まれています。

Excelにまとめている顧客情報を有効活用する使い方もあるため、顧客の増加を考えている企業にとっては期待できるSaaSです。SATORIはマーケティングに力を入れている企業から特に人気を集めています。

SATORIのサービス：SATORI

HRBrain

HRブレインは、人事評価プロセスを効率化するSaaSを提供している企業です。企業の人事評価は紙や表計算ソフトで管理しているところが多いですが、手間と時間がかかります。

しかし、HRブレインのクラウドサービスを利用すればデータが蓄積されて一元化できるので、効果的な人事戦略を行えて時間も手間も大幅に削減可能です。

ベンチャーから大企業まで1,000社以上の導入実績があり、13億円の資金調達も行っているなど、順調に成果を収めています。

HRBrainのサービス：HRBrain

ベーシック

ベーシックはマーケティングテクノロジー事業を手掛けており、テクノロジーとノウハウで企業を支援しています。ベーシックでは、企業のBtoBマーケティングをサポートする「ferret One」というクラウドサービスを提供しています。

サイト作成やコンテンツ作成など、BtoBのマーケティングDXの促進に期待が持てるサービスです。サイト運用コストの削減も可能で、費用節約しながらBtoB事業の効率化を図レます。ferret OneはASPIC IoT・AI・クラウドアワードを受賞していることなどからも、ベーシックの高い技術が伝わるでしょう。

ベーシックのサービス：ferret One

OPEN8

OPEN8は化粧品口コミサイトを運営しており、2015年に設立された会社です。AIによる自動動画編集クラウドサービス、「Video BRAIN」を提供しています。

Video BRAINは、専門知識がなくてもわずか3ステップで動画の作成ができる動画編集ツールです。累計資金調達金額が70億円に到達するなど、事業として大きな成果を収めています。

OPEN8のサービス：Video BRAIN

クラウドサーカス

クラウドサーカスは、「顧客を増やす・育てる」を実現させるためのデジタルマーケティングツール「Cloud CIRCUS」を提供しています。Cloud CIRCUSは、マーケティングオートメーションやAR、電子ブック、CMS、アプリ構築などに利用できるだけでなく、専門知識がなくても簡単に使えるのがメリットです。

導入の累計実績が22,000以上と、デジタルマーケティングツールとして多くの企業に導入されています。無料で始められるといった点からも人気があり、マーケティング部門を強化したい企業から注目されています。

Cloud CIRCUSのサービス：クラウドサーカス

スタジアム

スタジアムは、クラウド型の採用管理システムを提供しているSaaS企業です。2012年に創業しており、主なサービスは「インタビューメーカー」と「セールスアウトソーシング」となっています。

この2つの中でも、特に力を入れているのは「インタビューメーカー」です。全ての面接をWeb上で行えて、応募者管理や選考評価も同時にチェックできるので、効率的に面接が行えます。セキュリティも優れていて、安心してWeb上で面接が行えることなどから、1,000以上の企業に導入されているサービスです。このサービスによって、今後の採用活動の要になっていくことが予想できる企業でしょう。

スタジアムのサービス：インタビューメーカー

SaaS系ベンチャーへの転職のポイント

SaaS企業は勢いがあり、将来性や今後の需要も期待できるため、転職先としても人気です。では、SaaS企業に転職するためにはどうすれば良いのでしょうか。

ここでは、SaaS系ベンチャーに転職する際のポイントを3つ解説していくので、参考にしてみてください。

どの業種に転職するのか考える

SaaSのベンチャー企業に転職したいなら、まずはどんな業種に転職したいのかを考えることが大切です。SaaSは営業やマーケティング、開発などさまざまな業種に対応したサービスを提供しています。

そのため、自分の経験や知識、興味のある分野などに合わせて、どの業種が良いのかを検討していきましょう。

スキルを身に付ける

SaaS企業に転職するためは、スキルを身に付けることも重要です。SaaS企業では、ITスキルはもちろんですが、問題解決スキルやデータ分析スキルなども求められます。問題解決やデータ分析などは経験によって蓄積されるものでもありますから、今の業務を行いながらも常に意識していくと良いでしょう。

また、SaaSは1回商品が売れれば終わりというわけではありません。顧客は継続的にサービスを利用するため、常に顧客のサポートやサービスの向上が求められます。顧客とのつながりを意識しながら、常に中長期的な視点を持つことも大切です。

会社の概要をしっかり確認

転職の際には、会社の概要を確認するようにしましょう。転職先がブラック企業では、せっかく転職したとしても継続して働いていくことは難しいです。優良企業を見つけるためには、社長の人柄やメインマーケット、プロダクトの内容などを公式ホームページなどから確認してください。

特に、仕事内容や福利厚生、業務形態などの業務に関わる部分を重点的にチェックしておくと安心です。働きやすさを求める場合は、すぐに転職を考えずにしっかりと調査してから転職活動を行いましょう。

SaaS企業への転職ならサムライソウル

SaaS企業に限ったことではありませんが、転職をするなら、その企業の業種や職種に特化した転職サポートがあった方が安心ですよね。

サムライソウルでは、SaaS企業への転職をサポートしています。SaaS企業への転職を考えているという方は、ぜひご利用ください。

SaaSに関しての知識を手に入れられる

サムライソウルでは、SaaSについての知識を学べるようにサポートしています。転職を考えている方がSaaSの知識を学習できるように実技によるカリキュラムを提供しており、必要な知識とスキルを得ることが可能です。

特に、インサイドセールスの意義や目的、スタンスなどを網羅できるので、必要知識を深められるでしょう。SaaS企業在籍の教師が指導しているので、正確に必要な知識を学習できます。

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