リクルートグループへの転職説明会前半〜転職の優先順位とリクルートという会社〜 主催:株式会社サムライソウル×株式会社Carions

こんにちは、サムライソウルの粕谷です。

2018年5月26日、リクルートへの転職を強みとする弊社サムライソウルと20代のキャリア支援を行う株式会社Carionsと共同でリクルートグループへの転職説明会を開催しました。前半はCarions代表山下氏による簡単な自己分析ワーク、弊社代表粕谷によるリクルートグループの概要説明がありました。

イベント後半の記事はこちらをご覧ください。
元リクルートキャリア人事西島氏、弊社粕谷、小塚3名によるパネルディスカッション〜リクルートグループ転職の秘訣〜

Carions代表山下、サムライソウル代表粕谷

山下:本日はお集まりいただきありがとうございます。土曜日の貴重な週末にお時間をいただいたので、少しでもリクルートグループに関する情報や転職にまつわる知識を得て帰っていただきいと思っています。本日は前半でイベントの紹介、20代のキャリアについて、リクルートグループへの転職にお話をした後、パネルディスカッションを開催し、休憩を挟んで個別面談という流れになります。

申し遅れましたが、株式会社Carions代表、山下と申します。新卒でリクルートスタッフィングに入社し、2年間法人営業を経験しました。そのあとCarionsを立ち上げ現在に至ります。リクルートスタッフィングではITエンジニアの派遣領域を担当していました。大きいSIerからスタートアップまでエンジニア募集しているところに営業をする仕事です。今は、キャリアのセカンドオピニオンサービスをしています。私自身が就職活動に失敗した経験からキャリアに関心を持つようになりました。キャリアコンサルタントという国家資格を取得する過程で、自律的な意思決定支援の重要性を痛感しました。なんとなくキャリアを決めるのではなく自己理解、企業理解をした上で自分なりのルールを持って意思決定することが大事だと思い、キャリアのセカンドオピニオンサービスを提供することにした。

さて、本日のイベントについてです。リクルートグループは非常に人気のある会社ですが分社化をしていてそれぞれの会社が何をやっているのか、採用基準は何かなど知りたいことを一気に知ることができる場はあまりありません。そこで今回はリクルートグループに
年間100名以上の内定者を出している、今、リクルートグループに一番近い人材紹介会社サムライソウルさんと一緒にイベントやることでよりリアルな情報を知ってもらいたいと思い開催しました。ぶっちゃけ話も是非突っ込んで聞いていただきたいと思います。選考とは一切関係ありませんのでラフに参加いただければと思います。隣がサムライソウルの代表、粕谷さんです。

粕谷:皆さんこんにちは、サムライソウルの粕谷です。山下さんからご紹介いただきましたが、私はリクルートキャリア出身です。2005年に株式会社リクルートに新卒で入社し、人材領域の求人広告営業の後、新規事業の立ち上げを2つ経験し、サムライソウルを立ち上げました。今はリクルートグループへの転職サポートをメイン事業として行なっています。昨年は1年間で100名強、リクルートグループへの内定者を出しました。これは大手の転職エージェントと肩を並べる実績だと自負しております。なぜこれだけ多くの内定者を出せたかというと私がリクルート出身のため、リクルートについて事業や人について詳しくく、またリクルートの内外含めたコネクションがあるため、最新で詳しい情報をお伝えすることができるからです。転職エージェントには業界特化や職種特化型はありますがリクルートに特化しているところは弊社くらいだと思います。日頃からリクルートグループに転職するための研究をしていますので何かしらお力添えができると思います。本日はリクルートキャリアの現役社員もきているので後ほどご紹介させてください。

自己分析:価値観の五角形

山下:では早速コンテンツに移ります。まず初めに、自己分析をしたいと思います。今日の参加者は皆さん20代です。私は日頃から20代の方々とキャリア面談を行っていますが仕事を選ぶ上で大切にしたいことは何か問われた時、明確に返すのは難しいと感じています。給料、ワークライフバランスなどいろいろな観点がありますよね。しかし会社を選ぶ際に何を大切にするか考えることは今後のキャリアを考える上で非常に重要です。そこで今回はお手元の資料に五角形を用意しています。これはドラゴン桜を書いた著者のエンゼルバンクという漫画の中に出て来るワークです。働く上で大切にしたい、大事にしたい5つの価値観は何ですか?今からお伝えすることを各自でやってみてください。

■価値観の五角形
①大事にしたい5つの価値観
自分が働く上で、大事にしたい5つの価値観を記入してください。
例えばお給料、ワークライフバランス、など。

②現場への満足度(5店満点)
それぞれの価値観が現在の仕事において5点満点だと何点になるか、記載してください。

③合計点の算出 
合計点を算出します。MAX25点中、何点でしょうか?

各自でやってみてください。20点を超えた方いますか?このワークで20点以上の人は転職を考えないでしょう。15点くらいから転職を考え始める傾向にありますね。この点数は現在のあなたの仕事に対する満足度を数字として可視化したものです。ではここから次のワークに進みます。

■新しい環境での五角形
新しい環境を選ぶ際、どういう五角形にしたいかを考えてください。注意事項として、今あなたが持っている持ち点は増やさず、5つの価値観も変えずに次のキャリアを考えた時、どういう点数配分になるのが理想かを考えて書いてみてください。このワークのポイントは持ち点を増やさないことにあります。大切にしたい価値観の優先順位をつけることが目的です。お給料をあげたい、でも早く帰りたい、大手企業がいい。全部を叶えたいと思うのは普通です。大切なのはその中で優先順位をつけること。自分が一番大切にしたい価値観は何か、今の時点での価値観を突き詰めることで後悔のないキャリア選択ができます。これを常にアップデートし続けること、転職するタイミングでこの価値観を大切したいからこういうキャリアを選ぶという状態が作れることになり、それが理想のキャリア選びです。

リクルートってどんな会社?リクルートクイズ

山下:ではここからはサムライソウル粕谷さんにリクルートグループについてお話をしていただきたいと思います。

粕谷:リクルートグループは転職者の方から非常に人気の企業ではあるのですが分社化しており少しわかりにくい会社になっていると思います。ここではクイズ形式で質問をしますのでリクルートグループがどういう会社か知っていただきたいと思います。

Q1 5兆円
これはリクルートグループを表す数字です。何の数字かわかる方、いらっしゃいますか?
売り上げ?海外に投資した金額?正解は時価総額なのです。売り上げは2兆円弱。つい昨日5月25日時点の、時価総額が5兆円でした。
これ、一体どのくらいの企業規模なのでしょうか?
5月25日時点の日本企業時価総額ランキングを見てください。
1位 23兆 トヨタ

15位 5兆 リクルート

19位 みずほフィナンシャルグループ
20位 三菱商事
時価総額でいうとみずほフィナンシャルグループや三菱商事をもしのぐ企業になっています。2014年に上場した時の時価総額は1.8兆円でしたから大手でありながらなお、成長している会社と言えると思います。創業57年目、売り上げ1.8兆円、時価総額5兆円。古くからある企業ですが成長速度が早い。従業員数は今や45,000人にもなります。
では次のクイズに移ります。

Q2 新規事業の起案数はどれくらいあるでしょうか?
1年間の新規事業の起案数(従業員から起案される数)は700件以上。

リクルートには新規事業立案制度があります。旧NEWRING、現在はRINGと呼ばれる制度です。RINGに新規事業を起案するための勉強会も社内で行われています。これはリクルートグループオールの新規事業コンテストで、この他にも各事業会社単位で同様のコンテストが開催されています。ネットでも話題になっていましたがリクルートマーケティングパートナーズで開催された新規事業コンテストでは審査員がホリエモンやロンドンブーツの淳さん、ベンチャーキャピタルの方でした。非常に盛況なイベントだったようです。実際にリクルートではこういった新規事業コンテストからゼクシィやスタディサプリ、Geppo(タレントマネジメントの管理ツール)などのサービスが生まれています。名ばかりのコンテストではなく、きちんと事業化されているのが特徴です。

リクルートの事業ドメイン、ビジネスモデル

粕谷:リクルートのビジネスモデルは社内では古くからリボン図と呼ばれています。クライアントとユーザーを結びつけるプラットフォームビジネスを行ってきていますが現在では3つの事業セグメントに別れています。

1HRテクノロジー
 Indeedや最近買収して話題になったglassdoorなど。
 Indeedは世界NO1の求人検索サービス、glassdoorは口コミサイトです。
2メディア&ソリューション
リボン図モデルでメディアを運営している古くからリクルートにある事業です。
 リクルートキャリア、リクルートマーケティングパートナーズ、リクルート住まいカンパニー、リクルートライフスタイル、リクルートジョブズが運営会社です。
 リクナビ、SUUMO、ゼクシィ、じゃらんといったメディアを運営しています。
3人材派遣
 リクルートスタッフィング、スタッフサービスなど、人材派遣を行なっています。

グループ各社の採用状況は?と言うと非常に積極的です。みなさんが気になっているリクルートグループに受かる人は?についてはこの後のパネルディスカッションで詳しくお話したいと思います。ただ、一言でお伝えするならリクルートが大切にしている4つのスタンスと6つのスキル。これが採用基準に密接に関わってきます。私がリクルートに在籍中も仕事を評価する際にこの軸が使われていました。採用の面接でもこの項目に従って点数をつけていたこともあるので面接官がどう言う軸で転職者を見ているかの判断にはなると思います。選考を受けるのであれば弊社の面談で詳しく内容をお伝えするのでしっかり見ておいた方がいいと思います。

イベント後半の記事はこちら
元リクルートキャリア人事西島さん、弊社粕谷、小塚3名によるパネルディスカッション〜リクルートグループ転職の秘訣〜

■リクルートへの転職希望者はサムライソウルまで

サムライソウルでは、リクルート出身者だからこそできる転職サポートがあります。

(1)リクルート出身者だからこそお話できること

―分社化したけど、どの会社がいいか?
―仕事内容は?
―社風は?
―面接の内容は?

実際に、新卒から8年間リクルートにいたからこそお話できることがたくさんあります。
採用面接官の経験もあるので、面接で何を聞かれるか?どこを見ているか?もお話できます。

(2)リクルート社内の豊富なネットワーク

転職に大切なのはネットワークだと考えています。
ある部署では必要ない方も、ある部署だと必要とされる、こんなことがつきものです。
リクルートのどの会社がいいか?どの仕事がいいか?キーマンは誰か?当社はきちんと把握しています。
またどのポジションを受けるにしても、迷った時は社員をつないだり、質問を聞く事などで対応することも可能です。

(3)最短距離での転職をお手伝い

リクルート各社の人事や現場責任者はかつての同僚も多く、より精緻な情報提供が可能です。
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