ゼクシィ,ホットペッパー,R25・・・すべてはここから産まれた!リクルートの新規事業コンテストNew Ring
こんにちは、サムライソウルの粕谷です。
設立から50年を経過し上場も果たしたリクルートはもはや立派な成熟企業ですが、それでも若い人が多く、勢いのある会社と世の中的に見られている背景には「新しい事業が次々と生まれている」ところにあるのではないでしょうか。
今や結婚する女子の憧れ、幸せの象徴とまで言われる結婚情報誌のゼクシィ。
オンライン予備校として急速に会員を集め、新しいマーケットを作り始めているスタディサプリ。
飲食店の情報がどこにもまとまっていなかった時代にそれをエリアで編集し、お得なクーポンをつけることで外食という文化を根付かせていったホットペッパー。
これらの事業はすべてリクルート社内の新規事業コンテスト
「New Ring」から産まれたものです。
社内起業制度の草分けNew Ring
トップダウンではなくボトムアップで新しいことを考える。
そして言いだしっぺが最後まで責任をとってやりきる。
このリクルートらしさを体現しているのが社内の新規事業コンテストNew Ringです。
今でこそ社内起業制度をとる会社は増えてきていますが、古くからこの制度を作り、導入している企業としては
草分け的な存在と言えると思います。
実際にこの制度で数多くのリクルートを代表する、新規事業が産まれてきました。
New Ringの流れ
New Ringでは例年1年に1回、募集テーマが広報されます。
「人材」「学び」「結婚」などリクルートの事業に紐づいて、テーマが決まるものやまったく新しい分野でテーマが出されることもあります。
例えば直近では「医療」という今までにないテーマもありました。
これらのテーマに基づいて社員は事業プランを提案します。
社員といっても社外の人を巻き込んでプランニングすることを推奨しているので、リクルートの社員がチームにいれば、社外の人でも参加することができます。
各テーマにはそれぞれオーナーとなる役員担当がつきます。
書類審査を通過するとオーナー役員へプレゼンをし、このプレゼント通過すると、次の期からその社員のミッションとして新規事業が追加され、推進をしていくことになります。
分社化後のNew Ring
分社化後はリクルートホールディングス主催で引き続きこの制度は継続されています。
ホールディングス主催といっても、リクルートグループ会社の社員であれば、誰でも提案できるため非常に受け皿が広くチャレンジしやすい制度になっています。
最近では事業会社単位でも展開されています。
今年はゼクシィやスタディサプリで有名なリクルートマーケティングパートナーズ(RMP)で
RMPの社員を対象にしたNewRingが開催されました。
その審査員としてゲストに
●堀江 貴文さん SNS media&consulting株式会社 ファウンダー
●田村 淳さん ロンドンブーツ1号2号/株式会社DEFanniversary共同創業者
●今野 穣さん 株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ ジェネラルパートナー・COO
の3名が呼ばれ、当日は大盛り上がりだったようです。
リクルートらしい文化、新規事業を大切にするDNAは分社化後も大切にされているようです。
■リクルートへの転職希望者はサムライソウルまで
サムライソウルでは、リクルート出身者だからこそできる転職サポートがあります。
(1)リクルート出身者だからこそお話できること
―分社化したけど、どの会社がいいか?
―仕事内容は?
―社風は?
―面接の内容は?
実際に、新卒から8年間リクルートにいたからこそお話できることがたくさんあります。
採用面接官の経験もあるので、面接で何を聞かれるか?どこを見ているか?もお話できます。
(2)リクルート社内の豊富なネットワーク
転職に大切なのはネットワークだと考えています。
ある部署では必要ない方も、ある部署だと必要とされる、こんなことがつきものです。
リクルートのどの会社がいいか?どの仕事がいいか?キーマンは誰か?当社はきちんと把握しています。
またどのポジションを受けるにしても、迷った時は社員をつないだり、質問を聞く事などで対応することも可能です。
(3)最短距離での転職をお手伝い
リクルート各社の人事や現場責任者はかつての同僚も多く、より精緻な情報提供が可能です。
相談を希望される方はこちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。