【M&A業界への転職vol.7】外資IT企業からストライクに転職

M&A業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、外資IT企業から株式会社ストライクに転職したMさんの転職体験談をお届けします。

 

外資IT企業からストライクに転職したMさんの体験記

 ■転職者Mさん(30代男性)のプロフィール

大学卒業後、メーカーの海外営業を約2年半経験。外資IT企業のデータアナリストを経て、2023年9月より株式会社ストライクに入社。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後は、日系の電子機器メーカーに入社し、海外営業を約2年半担当しました。

“海外営業”を選んだのは、帰国子女で海外暮らしを長く経験したから。「仕事を通じて日本と海外の架け橋になりたい」という漠然とした思いがあり、大学時代には、グローバル展開している日系メーカーでインターンシップを経験しました。語学力を生かして、日本の商材を海外に広げる仕事に就きたいと考え、1社目に入社を決めました。

そこでは、“有形商材の既存顧客営業”で一定の実績と経験を積めたので、次はまったく別の環境で自分の力を試そうと考えました。“無形商材を扱う未経験職種”で、かつ語学力や海外営業での折衝経験を生かせるところを検討し、外資IT企業のデータアナリスト職につきました。

 

――そこからの転職を決めた理由は何でしたか。

 30代を前に、新たなスキルを身につけたいと考えたからです。

20代で、有形商材/無形商材、日系/外資、既存営業/新規事業、営業/データアナリストと幅広く経験を積んできたので、次は、より視座を上げて経営を学べるような仕事につきたいと考えました。いずれ起業したい、という思いもあり、財務や税務、法務など経営に関する知識を身につけられる仕事を探し始めました。

 

――経営者の視座を学ぶ、という点でM&A業界に絞っていったのでしょうか。

転職活動を始めた当初は、M&A業界についてほぼ何も知りませんでした。経営を学べる環境といえばコンサルティングファームだろうと、企業研究を進めていたので、サムライソウルの担当コンサルタントと出会わなければ、M&A業界を選択することはなかったかもしれません。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

 スカウトメールをもらい、「会ってみようかな」と面談を申し込んだのがきっかけです。

 

――M&A業界について何も知らない中、面談に応じたのはなぜでしたか。

スカウトメールの文面に、「M&A業界では経営者の目線に立って仕事ができる」「将来、起業の土台となるスキルを身につけられる」と書かれていて、興味を引かれたからです。

M&A業界とはどんなところなのか、どういう仕事なのかがコンパクトにまとまっていて非常に分かりやすく、話を聞いてみたいと思いました。

 

――初回面談を通じて、サムライソウルと選んだ決め手とは?

 電話のみのコミュニケーションでしたが、M&A業界について知識がゼロだった私に対して、業界に関する資料や書籍、媒体にどういったものがあるのかを的確に教えてくれました。細かな質問にもレスポンス早くどんどん答えてくれて、頭に入っている情報量の多さに驚きました。1度の電話面談で業界理解が深まり、「この方と一緒なら、未経験からの挑戦でもうまくいくかもしれない」と期待できたことが大きかったです。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

 ――サムライソウルとの面談を通して、どのようなサポートがありましたか。

未経験からM&A業界に挑戦する上で、何をどのようにアピールすべきかを具体的にリードしてもらいました。

M&A業界に転職する方の多くは、金融業界や会計事務所出身者、コンサル出身者などですが、私にはそのバックグラウンドはありません。「自分には難しいのでは…」と当初は自信がなかったのですが、担当コンサルタントの方が「ハードスキルで足りない面があっても、人物像のソフトスキルでカバーできるように伝えましょう」と、経験やスキルを一緒に棚卸ししてくれました。

例えば、営業からデータアナリストに転職して成果を残せた点について「新しい職種、環境での向上心、吸収して追いつこうとする力が長けている」と強みを引き出してくれ、アピールポイントの伝え方や話し方についても具体的なアドバイスをくれました。

サムライソウルを通じて計10社受けたのですが、各社の面接後のフィードバックにも多くの時間を割いてくれました。面接が終わったあと、「こんな質問に対してこう答えました」と議事録のようにメールを送ると、すぐに「この回答内容は浅くてもったいないです」「次はもっとこう伝えるといいです」などと返信が来るんです。そのやりとりのおかげで、面接回数を重ねるごとに、何をどのように話すべきかが明確になっていきました。

 

――M&A業界に強いサムライソウルならではのサポート、アドバイスはありましたか。

応募先企業との関係性や面接官とのつながりが強いからか、「次の面接ではどの役職のどういう方が面接を担当するか」を事前に教えてくれました。「この方には、要点を先にはっきり伝えてください」など、相手が好むコミュニケーションスタイルまで詳細に教えてくれるので、対策を立てやすく、安心して面接に臨むことができました。

 

――最終的にストライクに決めた理由は何でしたか。

ストライクが業界内で唯一、スタートアップのM&Aに特化した部門を立ち上げていたからです。

これまでの海外営業や外資での経験を通じて、「世界では力のあるスタートアップがどんどん生まれているのに、なぜ日本からGAFAのような会社が出てこないのだろう」と疑問に感じることが多々ありました。スタートアップのM&Aを手掛けることで、日本の起業カルチャー自体にいい影響をもたらしたい。そんな思いと、ストライクが目指す方針とが重なったのが大きな理由です。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

私はこれまで転職を2回していますが、どちらも未経験業界・職種への挑戦でした。

ハードスキルで足りないところがあっても人物像を見て評価してもらえたから、今の自分があります。未経験だから難しいだろう…と先回りして諦めずに、ぜひ皆さんも積極的にチャレンジしていってほしい。評価してくれる会社はきっとあると思います。

 

――転職エージェント選びで見ていたポイントについてもアドバイスをいただけますか。

選ぶ際の決め手は「コミュニケーションの密度」でした。

サムライソウルでは、担当コンサルタントの方が、「最短の時間で最大の成果を出す」ことにこだわり、電話やメール、LINEなど複数のコミュニケーションツールを目的に応じて使い分けてくれました。メール上で分かりにくい点があれば、「1分だけ電話で話しましょう」とすぐに電話がかかってくるなど、動きがとても早いんです。

ほかのエージェントでは、夜や土日に連絡が取れなかったり、面談設定が週単位だったり、かなりスローペースに感じました。サムライソウルのスピード感があったから、毎日のようにやりとりを重ね、面接対策のPDCAを回すことができたのだと思います。M&A業界について何も知らなかった状態から、約1か月半で入社まで至れたのは、担当コンサルタントの対応力のおかげです。

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