【M&A業界への転職vol.6】大手ECの法人営業からストライクに転職

M&A業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、大手ECの法人営業からストライクに転職したSさんの転職体験談をお届けします。

 

大手ECの法人営業からストライクに転職したSさんの体験記

■転職者Sさん(20代男性)のプロフィール

大学を卒業後、大手EC会社に入社。法人営業を1年半経験後、2023年10月より株式会社ストライクに入社。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後、大手EC会社に入社し、マーケティングや営業企画、法人営業を約1年半経験しました。

父が経営者だったことから起業に興味があり、学生時代にはSNSを活用したフィットネス事業を立ち上げました。ただ、やってみると、収益を上げる難しさや、事業を突き動かす原体験の重要性と痛感。自分がやるべき意義を見つけられず、事業譲渡して就職する道を選びました。

若いうちから裁量権を与えられる社風で経験を積もうと、メガベンチャーを中心に就活を進め、大手ECに入りました。

 

――そこからの転職を決めた理由は何でしたか。

実は入社した当初から転職サイトに登録していました。転職しようと考えていたよりも、常にキャリアの可能性を広げて、情報が入ってくるようにしておきたかったんです。前職で働きながらも、手に職をつけるためにほかにどんな業界、仕事があるのかを常に調べ、探っていました。

 

――M&A業界に興味を持ったきっかけは何でしたか。

入社2年目の春に両親と旅行に行き、初めて“経営者”としての父の思いを聞く機会がありました。

父はかつて立ち上げた会社を畳み、今は2社目を経営しています。1社目が倒産に至った経緯を振り返りながら「M&Aが今のように民主化していれば、決断も違ったかもしれない」と言ったんです。当時、M&Aには身売りというイメージが強く、事業成長のためにM&Aをする企業はほとんどなかったといいます。

M&Aに興味を抱き調べていくと、事業承継やスタートアップの成長加速など、経済を活性化するために欠かせないビジネスであることがわかりました。M&A仲介は日本ではまだまだ歴史が浅く、これから伸びていく領域です。幅広い知識が求められる点で、手に職をつけたい自分には最適だと感じました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルを知ったきっかけは何でしたか。

スカウトメールをもらい、その文面や担当コンサルタントのプロフィール内容を読んで、一度会ってみたいと思いました。

スカウト文面には、M&A業界の概要が完結にまとめられていて、業界に詳しいことがすぐに読み取れました。プロフィールには、ご自身の強みやこれまでの紹介実績が数字とともに書かれていたのがとてもわかりやすかったです。

 

――初回面談を経て、サムライソウルにお願いしようと思った理由とは?

電話でのコミュニケーションでしたが、どんな些細な質問にもきっぱりと言い切り型で回答してくれ、言いよどむことがありませんでした。

業界情報が詳細まで頭に入っていることがすぐにわかり、信頼できると感じました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルとの面談で、どのようなやりとりを重ねていきましたか。

M&A業界の面接で聞かれる想定質問を150問ほどもらい、書いた回答に対してフィードバックをもらってまた書き直す。そのやりとりを毎日のように繰り返していきました。

どの会社でも必ず聞かれる質問に「なぜM&A仲介なのか」というものがあります。

回答を整理していた当初は、経営者である父の原体験から興味を持つようになったと説明していました。でも、それだけでは「事業承継を手掛ける経営コンサルタントでもいいのではないか」と突っ込まれてしまいます。担当コンサルタントの方とキャッチボールを重ねる中で、「仕事を通じてお金を稼ぎたい。だからM&A仲介がいい」という、自分の中の本音に気づき、堂々と言い切れるようになっていきました。利益率の高いビジネスを手掛け、仕事の対価としてきちんとインセンティブをもらうことが、自分には大きなモチベーションになる。そう認めることで、受け答えにも自信が持てるようになりました。

 

――M&A業界への転職実績が豊富な、サムライソウルならではの強さはどんなところに感じましたか。

担当コンサルタントの方が共有してくださった情報から、M&A業界のメイン20社の違いを細かく知れたところです。

M&A仲介は、外から見ているとどこも同じようなビジネスを展開しているように見えます。でも深く知ることで個社ごとの成り立ちや経営理念、クライアント層の違いなど、特徴が具体的に浮かび上がってくるんです。企業理解が深まり、各社を比較検討できたことで、「数多くあるM&A仲介の中で、なぜ当社なのか」という質問にもはっきりと答えられるようになりました。

 

――最終的にストライクに決めた理由は何でしたか。
ストライクは、クライアント企業の中身をきちんと見て、丁寧にM&Aを進めていく営業スタイルで知られています。業界内でも歴史が長く、実績が豊富だからこそ、財務上のリスクなどにもデータを慎重に見て判断していく特徴があります。手掛ける案件数も多いので、知識を深め、経験を積む上で最適な環境だと思いました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

“自分の人生の棚卸し”にしっかり時間を取ることをおすすめします。幼少期から今まで、どんなことにモチベーションが上がったり下がったりしたのか、嬉しかった瞬間や悲しかった瞬間はどんなときだったか。感情が揺れ動いたときのことを一つひとつ洗い出していくと、自分が大事にしている価値観に気づいていくと思います。

その上で、業界や企業の情報にアンテナを張っていくと、情報量に溺れることなく、自分の軸で選んでいけるのではないでしょうか。

転職活動では、適切なエージェント選びがとても重要だと感じました。行きたい業界が明確にあるのなら、その業界について知見のあるエージェントを選んだほうがいいと思います。

私は仕事を続けながら転職活動をしていたので、空いた時間でスピーディに対応してくれるエージェントかどうかも大事なポイントでした。

サムライソウルの担当コンサルタントはレスポンスがとても早く、わからないことや不安なことがあれば「今からお電話しましょう」とすぐに連絡が来ました。疑問点が即解決することが多々あり、留まることなく前に進めている感覚がありました。土日に面接準備をすることが多かったので、曜日問わず相談できる体制だった点も大きかったです。

エージェント選びにはそれぞれの観点があると思いますが、自分が納得して「この人とやりたい!」と思える人に出会うまで、多くの方と面談を重ねて決めていってほしいです。

 

 

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