【リクルートグループへの転職vol.38】不動産営業からリクルート住まいカンパニー営業に転職
リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は不動産企業から、リクルート住まいカンパニーの営業に転職したSさんの転職体験談をお届けします。
目次
不動産営業からリクルート住まいカンパニーに転職したSさんの体験記
■転職者Sさん(20代男性)のプロフィール
大学卒業後、不動産企業に入社。投資用不動産営業を1年10か月経験後、2022年2月にリクルートに入社。住まいカンパニーの営業を担当している。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
新卒で不動産会社に入社し、投資用不動産物件の営業を1年10か月経験しました。
大学は理系だったので、周りの多くは大学院を選択していましたが、自分はいずれ起業したいと思っていた。成長できる環境を求めて、前職を選びました。
投資用物件を扱っていたので、お客様は投資家や地主さん、会社役員など。銀行や税理士などを新規開拓してアライアンス契約をとり、お客様を紹介してもらうという紹介営業のスタイルでした。
――転職を考えた理由は何でしたか。
前職で扱っていたのは数億円単位の大きな商材で、1年目からどんどん仕事を任されるチャレンジングな環境でした。
ただ、投資用物件という特性上、物件が良ければ売れていきます。お客様とは“いかに儲かるか”という利害関係でつながっていて、自分なりの介在価値を発揮できるシーンがあまりなかった。営業担当が自分じゃなくてもこの物件なら売れるだろうな…と思うことが多くて、営業力がついているのか疑問を抱くようになりました。
お客様のニーズを引き出し提案に結びつける課題解決力や、「自分だったから受注に至った」と言えるような関係構築力を身に着けたくて、転職を考え始めました。
――転職先企業を絞る際の軸は何でしたか。
課題解決力を鍛えるには「法人営業×無形商材」がいいのではないかと、SaaS領域や人材領域を見ていました。
中でも、圧倒的な量とスピードで営業力を身に着けられる環境として、リクルートに魅力を感じていました。起業したいという将来設計に向けて、「圧倒的当事者意識」を求める社風や、創業者の言葉で今も社内で大切にされている「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」というメッセージも、すごくいいなと思っていました。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
担当コンサルタントからスカウトメールをもらい、会ったのが最初でした。転職活動においてエージェント選びは大事だと思っていたので、5社5人のコンサルタントと面談をして比較検討した上で、サムライソウルにお願いしようと決めました。
――その決め手とは? どんな点に魅力を感じましたか。
初回面談から、きちんと厳しいことを言ってくれたのはサムライソウルだけでした。
ほかの担当コンサルタントは、「いい大学を出ているし、どこにでも行けるよ」と持ち上げてくれて、ちょっと調子に乗っていたんです。そんな中、サムライソウルの担当コンサルタントは、「きちんと準備しないと受からないですよ」と言ってくれた。
今振り返っても、当初は転職理由や志望動機もまったく言語化されていなくて「今の環境にもやもやしているんです」「だから、転職できたらいいかな」などと話していました。ポンコツだったんですよ(笑)。
担当コンサルタントは、このまま面接に行っても全部落ちるだろうと見据えてアドバイスしてくれたのだと思います。
はっと気づかされて、この人と一緒に転職活動をしていこうと思いました。
――サムライソウルはリクルートへの紹介実績が豊富です。その点はどう見ていましたか。
スカウトをもらったときは、リクルートに転職したいからサムライソウルにしようとは、そこまで意識していませんでした。でも担当コンサルタントと話す中で、リクルートの人事担当者とのネットワークの強さや、社員人脈の広さを感じ、具体的な働き方や仕事の進め方など社風をよく理解した上でアドバイスをいただけるのでは……と思うようになりました。
実際に、選考準備の段階で、元リクルートの方に志望理由などを添削いただけたこともあり、とても心強かったです。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――転職サポートの中で、印象的だったエピソードはありますか。
志望理由やこれからのキャリアで実現したいことなどを、会話を重ねながら引き出してくれました。初回面談や2回目の段階でも、漠然とした言葉しか出てこなかった自分に対して、「どうしてそう思ったのか?」と根気強く聞いてくれた。担当コンサルタントと話し終わったあとに、「自分はこう考えていたんだ」と、奥底で持っていた思いに自分が気づいていくような新鮮さがありました。結果として、とても納得感のある志望動機につながっていったと思います。
また、面接対策では、「伝え方」を細かく指摘していただきました。
「結論を先に、こうやって話した方がわかりやすい」「話す順番をこう変えてみましょう」と、面接官の立場を想定した指摘が、とても的確でしたね。
担当コンサルタントとの距離の近さにも助けられました。サムライソウルさんから5~6社並行して受けていたのですが、選考が終わるとすぐに電話して「こういう質問をもらって、うまく答えられなかった」と報告して次につなげるよう対策を練ったり、面接直前に「回答を練り直してみたのですが、どうでしょうか」と意見をもらったり。
どんなときも熱心に対応してくれて、電話やメールのやりとりを加えれば、かなりの回数打ち合わせしてくれたと思います。
――リクルートの中でも住まいカンパニーに決めた理由とは?
前職の不動産知識を生かせるかなと思ったのが一つ。もう一つは、課題解決力を身に着けるために、難易度の高い領域に挑戦したかったからです。
不動産領域の営業先は、企業規模が数名の会社から数千人のところまでバリエーションが幅広く、IT化が進んでいないなど事業課題も多岐にわたります。意思決定までのリードタイムが長く、自分がきちんと介在していかないと成果につながりません。そこがチャレンジングでいいなと思いました。
入社してから、働いている人の優秀さや、ナレッジ共有の仕組みが徹底されている点などに「すごいな」と思うことばかり。ここで経験を積んで力をつけていけることにわくわくしています。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、メッセージはありますか。
転職活動では、エージェント選びと自己分析がすごく大事だなと実感しています。
エージェントは、大小無数にあってなかなか選ぶのは難しいと思います。担当コンサルタントとの相性もあるので、多くの人に会って比較検討した上で、「この人なら本音を言い合える」と思える方に決めるのがいいと思います。
自己分析は、入社後の長い目で見てもとても大切です。内定のために取り繕っても、入ってからしんどくなるだけです。信頼できる担当コンサルタントと壁打ちしながら、あるいは自分でもこれまでの人生、社会人キャリアを紙に書き出して振り返ったりしながら、丁寧に言葉にしていってほしいです。