データサイエンティストへの道 [Part3] データサイエンティストはどうやってなるのか
目次
データサイエンティストはどうやってなるのか?
データサイエンティストの技量
データサイエンティストはどのようになるのかといった疑問は多く寄せられます。それは大学の学部や専攻としても未だ数は少なくどのようになるのか直感的にはわかりづらいところにあると思います。一方で職種を型にはめるのは非常に難しく、企業や部署、チームによっても職責の定義がまちまちであることはしばしばあります。
そこでデータサイエンスに対する理解の補助線として
・比較的大きなデータを取り扱う
・データを分析することによって解釈して、意味を考察する
・企業の意思決定を手助けする
といったことがあげられるかと思います。多くの人が分析することであると勘違いするのは“意思決定”の部分について意識していないせいかと思います。こちらはビジネスとしてどういった市場をねらうのかといったマーケティングの分野と重なる部分があります。まずは一つ一つ理解していきましょう
比較的大きなデータを取り扱うとは
データを貯める際、分析を想定したデータの管理を最初からしていることは稀です。売り上げデータにしても、顧客管理にしても本来の目的のもとで管理されており分析するのはデータを取り出したりしなければなりません。さらに必要なデータの組み合わせで取得するにはデータをキーに合わせて連結するなどしますが、そのキーがなくて連結が難しかったりします。
そういった課題をクリアするためにデータ分析用のデータベースの設計や何を改善する目的なのかといった要件や仕様をまとめる必要があります。そのような設計や開発をする人のことをデータエンジニアと呼びます。通常のエンジニアに対してデータの分析方法や用途に合わせて設計するところが通常のデータベースエンジニアとの違いになります。
データを分析するとは
分析についてはこのコラムをご覧の方は想像がつかれると思いますが、分析というのは一手法にとどまるものでもなければ完成されたものでもありません。用途によって最適な分析というのは大きくことなります。
時系列で変化するデータを取り扱うのか非常に大きなデータから統計情報を吸い出すのか、予測をするのか、正解データがあるのか、欠損データがあるのかといったデータの状況によってそれに適した分析というものがあります。それらを根拠をもって選択し説明する能力をさします。
企業の意思決定を助けるとは
データの分析をして終わりということではマクロを組んでそれにデータを取り込ませて結果を見るだけということになってしまいます。そうではなくてデータサイエンティストとして人が介在するのはデータを分析した結果として事業が成り立つのか、市場性があるのかといったサービスのグロースを合理的に予見することになります。サービス開発者やプロダクトマネージャーと言われる人と連携してサービス設計する技能も求められます。
まとめ
このようにデータサイエンティストという単語以上に求められることが多く、開発サイドからビジネスサイドまで広い知見が求められることが理解されたと思います。そのため入口としては大学でも勉強可能なデータ処理、データ分析といったところから少しずつ職責や職務領域を広くしていくことが一般的なステップアップになっていきます。
■データサイエンティストへの転職希望者はサムライソウルまで
サムライソウルは、データサイエンティストへの転職支援や特別面談を実施しております。
(1)データサイエンティストへの豊富な転職実績
メガベンチャーをはじめ、様々な企業のデータサイエンティスト求人の取り扱いが有り、豊富な転職支援実績があります。
<直近のサポート実績>
・国立大学(理系)、大手通信系企業、エンジニア、29歳
→ メガベンチャー、データサイエンティスト
・私立大学大学院(理系)、大手電機メーカー、システム開発、30歳
→ データ分析・AI活用企業、データサイエンティスト
・国立大学(理系)、大手情報・通信企業、データサイエンティスト、29歳
→ 大手情報サービス企業、データサイエンティスト
具体的に企業が求めている人物像やスキル、また面接や選考内容について豊富な情報量を持っていると自負しています。
(2)データサイエンティストによる特別面談
エージェント経由で転職活動を行うなかで
「エージェントが案件について何も知らない」
「エージェントの知識がなく求職者と同じ目線で会話ができない」
上記のようなお気持ちを持たれる方は多いかと思います。
弊社ではこうした“求職者の不”を解消するような特別面談をご用意しております。
弊社には国内大手EC企業、最大手ネット広告代理店、総合広告代理店等でデータサイエンティストとして従事してきた者がコンサルタントとして在籍しております。
ネット広告代理店時代には人事の経験もあるので、面接対策、貴殿の今後のキャリアについて、案件のご説明など、必ずお役に立てるかと思います。
データサイエンティストへの転職相談を希望される方はこちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。