退職ではなく卒業!社内用語から見るリクルートの社風
こんにちは、サムライソウルの粕谷です。
前回はリクルート社内でよく使われる「当事者意識」「腹落ち」という言葉が使われるシーンと背景を説明し、そこから社風を感じていただきました。
今回ピックアップするリクルート用語は「卒業」です。
退職ではなく卒業!?
リクルートという会社の特異性を表す社内用語に「卒業」が挙げられます。
リクルートを退職する人のほとんどが「退職」ではなく「卒業」という言葉を使います。
人事発表やグループのメンバー全員が集まる場で退職者を発表するときは「●●さんが●月にご卒業されます」と役職者は語ります。
関係者に送る退職時の挨拶メールもほとんどの人が「●月をもってリクルートを卒業します」と書きます。
なぜ退職ではなく卒業なのか?
これは私個人の見解ですが、「リクルートに入社する人のほぼ100%が定年までいることを想定していない」ということに尽きるのではないかと思います。
もともと、そう遠くない未来に辞める想定で入社し、入社時からいつかやってくる退職を見据えて仕事をする。
創業50年経つリクルートですが、定年退職した人はほんの数えるばかりとか。
となると、いつか卒業するときがくる学校に近い場と捉えているのではないか?と思います。
事実、日々「お前は何がしたいのか?」と自分の意志を問われますし、「なぜリクルートに入社したいのか?将来の夢は何で、そのためにリクルートで何を身に付けたいのか?」は日常的に会話されます。
リクルートでの時間は人生の通過点に過ぎないとほとんどの社員が思っています。
そのため、退職という言葉よりも「卒業」という言葉の方がしっくりくるのだと思っています。
卒業という言葉を辞書で調べると以下二つの意味がでてきます。
1)学校の全課程を終了し、その学校の学籍から離脱すること。
2)1.から派生した用法で、何かを終了し次の段階に進むこと。
全課程を修了する、何かを終了し次の段階に進むこと。
リクルートで成し遂げたかった課程を修了し、次のステップに旅立つ。
まさに「卒業」という心境に多くの社員が立つのだと思います。
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