リクルートの歴史
こんにちは、サムライソウルの粕谷です。
これまでリクルートへの転職を希望される方向けに面接や給与について書いてきましたが、今日はリクルートグループの企業文化、価値観を理解していただくために会社の沿革と歴史についてお伝えしたいと思います。
既存の常識にとらわれず、世の中に新しい価値を提供する企業でありたい――。
そんなマインドで、変革を続けるリクルートグループの、創業から1990年代までの歴史を振り返ります。
■リクルートの創業期
◆1960年 「大学新聞広告社」創業
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」、これは1988年までリクルートの社是として掲げられていた言葉です。
この言葉はリクルートの創業から8年経った1968年の5月に制定された社訓ですが、「世の中に新しい価値を提供する」ために、自分から行動し、変化を作り出す姿勢が大事である、そんなリクルートのＤＮＡともいえる創業者江副さんの考え方は今も色濃く残っていて、いまだにリクルート社員や、卒業生はこの社是が書かれているプレートを自分のデスクに置いている方は結構多く、影響力は大きいです。
そしてこの社是からも想像できるように、「主体的」、「自責」、「当事者意識」、「率先垂範」というスタンスは採用基準の中でも重要視されてますし、社内でも頻繁に飛び交う言葉となっており、私自身、「自分の人生は自分で切り開いていく」と思っていたので、この言葉がリクルートに入社を決めた１つの理由で、胸に深く刺さった言葉でした。
◆1962年 大学生向けの求人情報誌『企業への招待』創刊
情報誌ビジネスの先駆けといわれ、学生を求める企業と、就職先を探す学生の橋渡しとなりました。
◆1974年 適性検査「総合検査SPI」開発
就活や転職活動中のみなさんの多くが受けているであろう「ＳＰＩ」は「人の適性をもとに人と企業のマッチングをはかる」という概念の元、創造されました。
◆1975年 『就職情報』創刊
転職の自由化を促進。「失敗してもやりなおせる社会」を生み出しました。
◆1977年 「株式会社人材情報センター（のちのリクルートエージェント）」設立
企業と転職希望者をダイレクトにつなぐ事業を開始。
転職者の代理で企業と交渉する「エージェント」という言葉が社会に浸透しました。
◆1980年 『とらばーゆ』創刊
日本が女性差別撤廃条約に署名した年に誕生。
女性の就職・転職情報に特化し、注目を集めました。
「とらばーゆする」が、「女性が転職する」を意味する流行語になり、働く女性の選択肢を広げました。
◆1982年 アルバイト情報誌『フロム・エー』創刊
アルバイト（非正規雇用）で生計を立てるフリーアルバイターの略語「フリーター」という言葉を生み、1987年の流行語に選ばれました。
◆1991年 『ガテン』創刊
土木・建築・ドライバー・調理師などの職種に特化した就職情報誌。
「ガテン系」は肉体労働の職種を指すキーワードになり、誌面では「仕事を聞かれて、社名で答えるような奴には、負けない」などの名コピーが生まれました。
◆1992年 「就職氷河期」の始まり
就職雑誌『就職ジャーナル』が提唱した造語。
この時期から2005年までの就職活動の困難時期を指しています。
■人生のライフイベントや日常消費領域の事業へ
◆1993年 『ゼクシィ』創刊。
「結婚式で費用を抑えるのは縁起が悪い」と避けられがちだった既存の常識に風穴をあけ節約系の記事をどんどん発信し、読者の支持を得ました。
結婚＝ゼクシィと認知されるほど、リクルートを代表するブランドに成長しています。
◆2000年 無料クーポンマガジン『Hot Pepper』創刊
◆2004年 リクルート初の総合週刊誌『R25』創刊
◆2011年 オンライン予備校『受験サプリ』 リリース
2000年以降も継続して新しい商品・サービスをどんどん生み出してきたリクルートグループ。
アイデアを事業化するための社内新規事業提案コンテスト「RING」から生まれたものも多く、社員一人ひとりが「社会に新しい価値を提供するイノベーターである」という文化は、分社化した今も受け継がれています。
■「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」
これまでの歴史を見ていただくと、リクルートが世の中の不を解消し業界に風穴を開ける商品・プロダクトを生み出してきたことが理解いただけるとかと思います。
そんな会社だからこそ、欲しいのは「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えられる」人材。
世の中やマーケットを「こうしたい」という強い思いがあり、向上心と強い信念でやりきる人材を求めていることが理解いただけるかと思います。
■リクルートへの転職希望者はサムライソウルまで
サムライソウルでは、リクルート出身者だからこそできる転職サポートがあります。
（１）リクルート出身者だからこそお話できること
―分社化したけど、どの会社がいいか？
―仕事内容は？
―社風は？
―面接の内容は？
実際に、新卒から8年間リクルートにいたからこそお話できることがたくさんあります。
採用面接官の経験もあるので、面接で何を聞かれるか？どこを見ているか？もお話できます。
（２）リクルート社内の豊富なネットワーク
転職に大切なのはネットワークだと考えています。
ある部署では必要ない方も、ある部署だと必要とされる、こんなことがつきものです。
リクルートのどの会社がいいか？どの仕事がいいか？キーマンは誰か？当社はきちんと把握しています。
またどのポジションを受けるにしても、迷った時は社員をつないだり、質問を聞く事などで対応することも可能です。
（３）最短距離での転職をお手伝い
リクルート各社の人事や現場責任者はかつての同僚も多く、より精緻な情報提供が可能です。
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