キャディへの転職は難しい?転職のポイントを解説

キャディ株式会社は、企業のミッションとして「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」を掲げているベンチャー企業です。モノづくりにおいて、主に受発注のプラットフォームを提供しており、仕事の魅力や柔軟な働き方などから、転職を希望する求職者が多い人気の企業の1つとなっています。この記事では、そんなキャディへ転職するポイントや面接対策、年収、福利厚生などを詳しく解説していきます。

キャディに転職するポイント

キャディ株式会社は、中途採用でさまざまなポジションの募集が行われています。多くの職種があると、自身がどの仕事にマッチしているのか悩む方も多いかもしれません。しかし、キャディの採用ページには、そのポジションには前職でどのような仕事をしていた人がフィットするのかなども記載されているため、自分に合ったポジションを探しやすいです。

MUST用件WANT用件なども詳しく書かれているため、それらをよく読み、理解した上で、自身がキャディの求める人材に合っていることをアピールするのが転職成功のポイントとなるでしょう。

キャディの会社概要

会社名 キャディ株式会社
本社所在地 〒111-0051

東京都台東区蔵前1-4-1総合受付3F

代表取締役社長 加藤勇志郎
設立年 2017年11月
資本金 1億円(資本準備金含み、99.3億円)
株式 非上場

特徴

モノづくりにおけるDX化を進め、小さな町工場から大企業、ベンチャー企業まで、モノづくりに携わる全ての企業や人の力を最大限引き出すことを事業の目的としています。

独自の自動形状認識のアルゴリズムを有していたり、独自のQCDモデル(品質、価格、納期)による最適パートナー選定が可能であったり、サプライチェーンのオペレーションの仕組みを整えていたりと、さまざまな特徴があります。

また、「大胆な目標を立て、自身が卓越し、かつチームとしてのポテンシャルを発揮する。どのようなクライアント、ステークホルダーに対しても誠実さを持って接する」という特徴的なバリューも掲げています。

事業内容

キャディの主な事業内容は、モノづくりにおける受発注プラットフォーム「CADDi」の運営です。「CADDi」は、発注者が製造にもっとも適した会社(加工会社など)とのマッチングを支援しています。

ただし、単なるマッチングでは発注者の探索コストが下がるのみで、交渉・監督コストはそのままです。その中で、「CADDi」はファブレスメーカーのような立ち位置となっています。商流に入ることで、発注者側・受注者側どちらもの取引コストや製造コストを下げているのです。

業績

キャディのホームページには、売上などの具体的な業績は掲載されていませんでしたが、2022年10月の採用情報において、売上は前年比6倍との記載がありました。2023年の年頭のあいさつにおいては、グローバルに事業を展開していくことが掲げられており、これは良い業績の裏付けといえるのではないでしょうか。

将来性

上記の通り、キャディは今後グローバルに展開していくとしています。2022年にローンチされた、図面データ活用クラウド『CADDi DRAWER』の販売規模1,000億円という目標も掲げています。

なお、2021年8月には、総額80.3億円の資金調達をしたことを発表しています。こちらはかなり大型の資金調達で、海外投資家も含まれています。国内外から、キャディのサービスの将来性が期待されていることの証拠といえるでしょう。

キャディの働きやすさ

キャディでは、年収が高いことに加え、プライベートも充実するような制度にも定評があります。年収や福利厚生、ワークライフバランスなどについて詳しく見ていきましょう。

年収

キャディの採用ページによると、給与テーブルはビジネス・コーポレート(スペシャリスト/エキスパート)においては、400万円~1,300万円となっています。ビジネス・コーポレート(ジェネラリスト)では、400万円~1,400万円です。

また、3年で100~150万円以上ものベースアップが実施されており、直近では2022年10月にベースアップが実施されました。さらに、6か月に1回のミッショングレード評価により昇給の機会があります(絶対評価)。給与面において、もともとの年収の高さに加え、ベースアップや昇給の機会があるのは非常に魅力的ではないでしょうか。

福利厚生

キャディでは、社員の良いパフォーマンスを引き出すために、さまざまな福利厚生制度が揃っています。多様な手当やお祝い金制度も多く設定されている他、さまざまな補助や貸与も行われているなど、心地よく仕事を進めるためのサポートが充実しています。キャディの具体的な福利厚生制度は、以下の通りです。

 

【制度】

  • 休暇(夏季、年末年始、忌引き、看護・介護、リフレッシュ休暇)
  • 交通費全額支給 ( 月3万円まで )
  • 子ども手当
  • 結婚/出産休暇&お祝い金
  • 社会保険完備
  • 短時間勤務制度
  • リモート勤務制度あり

 

【健康管理】

  • 健康診断・婦人科検診費用負担
  • 人間ドック
  • インフルエンザ予防接種
  • オフィスドラッグ

 

【取り組み】

  • 週次全社MTG
  • 全社シャッフルランチ
  • ものづくり体験
  • CADDi Award
  • 組織健康度の継続的な改善

 

【支援】

  • PC・ディスプレイ支給
  • 書籍購入費全額負担
  • 語学学習支援
  • 卓越支援
  • 希望スペックのPC・ディスプレイ支給(エンジニア・デザイナー向け)
  • 月1万円までのサーバ代支給(エンジニア・デザイナー向け)
  • iPhone支給(外部営業)

ワークライフバランス

勤務時間 9:00~18:00
休日 土曜日、日曜日、祝日、その他休暇
平均残業時間 月平均45時間程度(給与に含まれる)
フレックス制度 記載無し(裁量労働制は無し)
リモートワーク 有り
時短勤務 有り

従業員の平均勤続年数

キャディの具体的な従業員の平均勤続年数の記載はありませんでした。しかし、従業員の平均年齢は31.4歳となっており、比較的若いです。社員の年齢別割合を見ても、25~29歳が39%と高く、次いで30~34歳が31%、35~39歳が22%となっています。これらを見ると、比較的若い世代の従業員でも活躍できる会社といえるでしょう。また、従業員数は554人となっています。

キャディのやりがい・社風

キャディでは、どのようなやりがいがあるのか、またどういった社風なのか、詳しく見ていきましょう。

やりがい

日本が誇るモノづくりにおいて、発注者・受注者の双方において発生していた取引や製造の時間的、金銭的コストを大幅に削減できるのは、業界に対して大きなインパクトを与えます。そのような自身の仕事の意味の大きさは、キャディで働く上で大きなやりがいとなるでしょう。

社風

キャディは、民主的で非常にフラットな社風です。業界におけるインパクトを与えられる仕事として、社員の熱量も高くやる気がある人が多い会社といえます。中途採用者も多いものの、社内で人を育てる雰囲気があり、自身の成長が望めるでしょう。

キャディの評判・口コミ

  • 企画系、在籍3年未満、女性

女性でも活躍の場としては問題ありません。子どもがいても、何を成し遂げるかが大事、という社風です。男女の差はありませんが、掲げる目標が高いことも事実です。育休取得実績なども複数あります。

 

  • プロジェクトマネージャー、在籍3年未満、男性

仕事はハードワークですが、新しいものを作り上げているので、みんなそれを理解して活動しています。マネージャー陣への信頼は組織としても厚いと感じます。子どもの送り迎えの時間をとったうえで働き、プライベートとの両立をはかっているメンバーも多いです。

キャディの募集職種

ここからは、キャディが現在中途採用で募集している職種を3つ抜粋して紹介します。なお、ここで紹介するのはビジネス本部であり、デベロッパーなどのTech分野は除いています。こちらで紹介する職種以外にもさまざまポジションがあるため、気になる方はぜひ採用ページをチェックしてみてください。

ビジネスディベロップメントディレクター

受発注案件のディレクションを主に行う仕事です。顧客の調達コスト削減のための分析や提言も担当します。案件進行やプロジェクトマネジメントの経験、課題解決を主体的に推進した経験が求められます。

アライアンスセールス

顧客の経営層との商談やコンサルティングの実施が主な仕事で、大型アライアンスの提携も担当します。法人営業において高い成果を出した経験や、数字やデータを元にした論理的な思考が求められます。

サプライパートナーサクセス

パートナー加工会社候補の選定や開拓などを行う仕事です。新商品を提供する際の新しいサプライチェーンの構築なども担当します。法人営業やプロジェクトマネジメントの経験、社会課題解決への意欲などが求められます。

フィールドセールス

「CADDi DRAWER」の顧客の新規開拓やプロダクトの導入などを行う仕事です。将来的に、営業活動における計画や戦略の立案なども行っていくポジションになります。責任者であれば一定規模以上の法人への課題解決型の営業経験、メンバーであればSaaSプロダクトのセールス・カスタマーサクセス経験などが求められます。

キャディの転職難易度

キャディは、年収の高さや仕事のやりがい、働きやすさなどから転職希望者が多く、転職難易度の高い企業といえます。さまざまなポジションが用意されているため、自身に合った職種を見極め、ポジションに適した選考対策をすることが重要です。

キャディの面接の傾向と対策

ここからは、キャディの中途採用における面接の傾向と対策を紹介します。

選考フロー

キャディの中途採用において、特に変わった選考は行われないようです。書類選考の後、2~3回の面接が行われることが多いとされています。経験や応募ポジションによって変わるため、あくまで目安として捉えておきましょう。

面接の傾向

キャディの中途採用の面接では、奇抜な質問をされることはあまりありません。志望動機、将来キャディで何をしたいのか、なぜこのタイミングで転職を考えたのか、といった一般的な質問がされます。一般的な質問にはしっかりと答えられるように、対策をしておきましょう。

面接対策

上記の通り、キャディの中途採用の面接では一般的な質問がされることが想定されます。そのため、まずは転職理由やなぜキャディなのか、という基本的な事柄を洗い出し、論理的に分かりやすく伝えられるようにしましょう。応募ポジションによって、求められる経験やスキルが異なるため、それらを必ずチェックし、自分自身の経験とどのようにマッチするかを確認しておくことも必要です。

また、モノづくりに対する情熱や自分なりの想いなども合わせて言語化できるようにしておくと、仕事への熱意を伝えられるでしょう。

キャディへの転職に関わるQ&A

キャディへの転職についてまだ疑問が残るという方のために、キャディへの転職についてのQ&Aを紹介していきます。

キャディに向いている人は?

非常にスピード感のある事業なので、その速さを楽しめる人は向いているでしょう。また、不確実性が高いことに対してもワクワク感を持って取り組める、行動し改善するという愚直なプロセスを回していけるマインドも持っていると良いでしょう。

さらに、モノづくりに対する情熱や業界をより良くしていきたいという想いも欠かせません。これらの条件に当てはまる人は、キャディへの転職を検討してみてください。

キャディへの転職で求められるスキルは?

キャディへの転職では、募集ポジションによって詳しくMUST用件およびWANT用件が記載されており、そのポジションに合った経験や実績などが求められます。まずは自身が希望する職種の募集要項を確認しましょう。

いずれの職種においても、モノづくりに対する情熱や、全てのステークホルダーに対して真摯に向き合う姿勢などは求められます。

キャディ社員に関する情報もチェック!

キャディで働く人たちのリアルな情報を得るためには、noteをチェックしてみるのがおすすめです。

マネージャーやカスタマーサクセスなど、さまざまなポジションの人がnoteを更新しており、公式サイトでそれらのnoteのURLが一覧でまとめられています。キャディ社員について詳しく知って社風などを把握したい、面接のために社内の情報を集めておきたいという方は、公式サイトのコンテンツリストからnoteをチェックしてみてください。

キャディへの転職ならサムライソウル

サムライソウルは、コンサルタントが持っている独自のノウハウや徹底したサポートを提供しています。また、求職者が抱えているうまく言語化できない想いを言語化するお手伝いや、採用担当者の目に止まりやすい書類作成、キャディの面接でよくある質問などを想定した柔軟な面接対策などが可能です。応募ポジションの最新情報も共有するなど、キャディへの転職の丁寧かつ手厚いサポートをしております。

まとめ

キャディはモノづくりにコミットすることをバリューとして掲げており、大きなやりがいが得られるだけでなく、今後の将来性も期待できます。さらに、福利厚生が充実していることなどから、転職希望者が集まりやすく、転職成功率が低い企業です。

初めて転職を経験する人やノウハウがない人はなかなか採用の突破口が開けないでしょう。キャディへの転職でお悩みの方は、ぜひサムライソウルの活用を検討してみてください。

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