みつきコンサルティングへの転職のポイントは?年収や転職難易度と合わせて解説
みつきコンサルティング株式会社は、税務や事業承継に関するコンサルティングやM&A支援を行っている企業です。この記事では、みつきコンサルティングに転職したい人向けに、年収や面接の対策方法、転職の難易度など転職活動で知りたい内容を紹介します。みつきコンサルティングへの転職をお考えの方は、ぜひご覧ください。
目次
みつきコンサルティングに転職するポイント
みつきコンサルティングのM&Aに関する求人では、経験者が募集されているものもありますが、未経験からでも募集できる職種も多いです。そういった職種では、お客様の言葉に傾聴して共感できる感性と事業承継を必ず成功させる信念が重要とされています。
そのため、転職の際にはコミュニケーション能力やM&Aに向けた熱意などをアピールすると良いです。
みつきコンサルティングの会社概要
会社名 | みつきコンサルティング株式会社 |
本社所在地 | 東京都新宿区新宿1-9-1 NEOX新宿ビル6F |
代表取締役社長 | 神門 剛 |
設立年 | 2005年10月 |
資本金 | 3000万円 |
売上 | 非公表 |
特徴
みつきコンサルティングは、経営理念に「For the Client‐すべては顧客のために-」を掲げています。これはクライアントへの価値提供が使命であり、行動する上で基準になるという考え方です。したがって、自社の利益よりも「クライアントにとって価値があるか」をもっとも重要視しています。
事業内容
みつきコンサルティングは、下記のような業務を行っています。
- 税務
- 事業承継
- 事業再生
- M&A
- 相続
- 海外進出
各々がどんな事業か詳しく見てみましょう。
税務
マネジメントの視点に立った税務コンサルティングをしています。具体的には、みつきコンサルティングに寄せられる税務相談や税務申告について、経営者目線でアドバイスをすることです。また、会計や法務、経営の視点からもアドバイスをして企業価値の向上に努めています。
事業承継
事業承継についてコンサルティングを行う事業です。事業承継における税コストの低減と事業を長期的に守って伸ばす支援、事業価値を高めて後継者の士気を高めるのを目的にしています。自社株などの財産に関する物的承継だけでなく、マネジメント研修を含めた後継者育成の人的承継にも対応します。
事業再生
「事業再生は徹底的な現場主義から産み出される」という考えの元、クライアントの現場で事業再生プランを作成し実行していきます。豊富な経験と多彩な経歴のコンサルタントに加え、税務や会計、法務、労務などの専門家も支援し、事業再生の計画と実行を行います。
M&A
M&Aの事業でプロアクティブ・サーチを行っています。プロアクティブ・サーチとは、クライアントの企業がM&Aの候補に挙げた企業に、みつきコンサルティングが代理でアプローチをすることです。
業界別に詳しいコンサルタントがチームを組み、候補に挙げた企業の経営者にインタビューを行います。インタビューの結果から、強みや弱み、人柄など、クライアント企業との相性を判断してM&Aの成功につなげます。
相続
相続事業は、主に相続税対策に携わる業務です。元国税庁や税務署の職員を含めた相続税に詳しい専門家チームが、クライアントの相続税に対してコンサルティングを行います。
海外進出
海外進出の事業は、バンコクにあるグループ会社と連携して、クライアント企業の海外進出から撤退までサポートすることです。具体的には、M&Aの候補となる海外企業が決まっている場合に交渉支援を行います。実績として、日系企業がタイの企業を買収する際に、日系企業の代理で買収に必要な調査や資料作成などに携わったことがあります。
業績
みつきコンサルティングでは、売上高を公開していません。しかし、従業員募集なども多く行っていることから、業績は順調といえるのではないでしょうか。
将来性
みつきコンサルティングは、先ほども解説した通り、売上高が公開されていません。そのため、企業としての将来性は分かりませんが、M&A業界全体は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、企業からの経営課題に関する相談は増加傾向になると予想されます。M&Aに関する事業に力を入れているみつきコンサルティングは、今後の将来性に期待できるでしょう。
みつきコンサルティングの働きやすさ
ここからは、みつきコンサルティングの働きやすさについて見ていきましょう。
年収
みつきコンサルティングの求人で紹介されている想定年収は、450万円~600万円となっています。年収の金額は個人やチームの目標を達成しているかで変化するため、必ずしもこの年収になるとは限りませんが、年に2回インセンティブが支給されるため、結果が出せる人はさらなる高収入が見込める可能性があります。
福利厚生
みつきコンサルティングでは、健康診断やインフルエンザの予防接種など、社員の健康に配慮した福利厚生が充実しています。具体的な福利厚生制度は、以下の通りです。
- 社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
- 交通費支給
- 育児支援・託児所あり
- 定期健康診断
- インフルエンザ予防接種
- コロナPCR検査
ワークライフバランス
勤務時間 | 9:00〜18:00 |
休日 | 完全週休2日制(年間休日120日以上) ※夏季休暇、年末年始休暇、産前産後休業・育児休暇・介護休暇 |
平均残業時間 | 月50時間 |
フレックス制度 | あり |
リモートワーク | あり |
時短勤務 | あり |
従業員の平均勤続年数
みつきコンサルティングの従業員数は65人です。平均勤続年数を公表していませんが、口コミで「5年以上在籍しているコンサルタントがほとんどいない」といった内容の投稿があるため、平均勤続年数は短いと予想されます。しかし、M&A業界は転職でキャリアアップを目指す人も少なくありません。みつきコンサルティングでの経験を活かして転職したいといった前向きな転職をする人も多いのではないでしょうか。
みつきコンサルティングのやりがい・社風
次に、みつきコンサルティングのやりがいと社風について紹介していきます。
やりがい
みつきコンサルティングのやりがいは、自分の考えで動きながら自分のやり方で仕事ができる点です。もちろん、新人のうちは先輩に教えてもらいながら行いますが、慣れていったら自分の方法で進められます。また、M&Aの業務に携わって事業承継に悩むオーナーや従業員を救うことで、ビジネスマンとして成長できる点もやりがいにつながるようです。
社風
みつきコンサルティングの社風は、M&Aのコンサルティングを行う企業の中でも、雰囲気が大人しく、数字にも厳しくありません。また、同僚ともサポートしあえる環境が整っているので雰囲気が良い社風といえます。
みつきコンサルティングの評判・口コミ
- コンサルタント、在籍3年未満、男性
同僚との人間関係は決して悪くない。分からないことは社内の専門家に相談すれば回答が得られる。
- コンサルタント、在籍3年未満、男性
考えたことを実現できる環境があるので、考えたプランを実行に移せる点で満足度が高い。同僚ともサポートしあえるので、1人で問題に取り組む環境ではないため働きがいに繋がった。
- 営業、在籍3年未満、男性
残業を全くしない人もいれば、毎日する人もいる。有給取得も全て取るように推奨されている。
残業をせず有給休暇を取得できる職場環境のため、働き方について良い印象を受けます。一方で、1人で取り組む問題を抱え込まず、上司に相談できるかが重要です。人間関係も良好のようなので、積極的に上司に相談するようにしましょう。
みつきコンサルティングの募集職種
みつきコンサルティングでは、いくつかの職種を募集していますが、今回はその中から3つ紹介します。
- 営業アシスタント(M&A営業)
- M&Aアドバイザー
- M&Aアドバイザー(経験者)
転職をお考えの方は、参考にしてみてください。
営業アシスタント(M&A営業)
営業アシスタントは、M&Aコンサルタントのアシスタント業務をします。具体的には、営業先リストや提案資料作成、顧客との日程調整などの業務がメインで、未経験でも可能です。英語力も不問で必要なスキルはありません。しかし、リストや資料作成においてExcelやPowerPointを使用するので、ある程度のパソコンスキルがあると業務に早く慣れるでしょう。
M&Aアドバイザー
M&Aアドバイザーは、M&Aのオリジネーションを中心に、エグゼキューションまでに至る一連のアドバイザリー業務を担当します。オリジネーションとは、M&Aを行いたい買い手・売り手企業を発掘したり、企業へM&Aの提案をしたりすることです。未経験でも応募可能で、英語スキルなども求められません。
M&Aアドバイザー(経験者含む)
経験者の場合、オリジネーション業務を行わず、契約書作成や税務や法務の調査を行うエグゼキューション業務を専門に行います。経験者の場合の応募条件は、下記の通りです。
- M&A仲介におけるエグゼキューション業務経験が3年以上ある方
- M&A案件のFAとしての実務経験が3年以上ある方
みつきコンサルティングの転職難易度
みつきコンサルティングは、未経験者からでも応募可能で、必要なスキルなどもありません。そのため、M&Aの経験がない方や知識に自信がない方でも挑戦しやすいです。求人の募集理由で「需要増加に対応するための増員」と記載していることから、ポテンシャルが高い人などは採用に前向きになってもらえるでしょう。
一方で、年収が高さやノルマに厳しくないことなどから応募人数が多くなることも予想できるため、転職難易度は簡単とはいえません。未経験から転職できるからといって油断せず、しっかりと対策をするようにしてください。
みつきコンサルティングの面接の傾向と対策
では、みつきコンサルティングの選考にはどのように対応すれば良いのでしょうか。ここでは、面接の傾向と対策を紹介します。
選考フロー
みつきコンサルティングでは、書類選考→1次面接→2次面接→最終面接→内定という選考フローが組まれており、全ての面接で面接官は1人とされています。また、口コミサイトでは、M&Aアドバイザーのみ面接が1回だけという意見もあるため、職種によって異なるようです。
面接の傾向
面接では、志望動機や過去の経歴などの一般的な質問をされます。そのため、面接で聞かれやすい質問には、しっかりと対策をしておくと良いです。また、業務に関係のない雑談を通して人柄が見られていることもあるようなので、雑談でも油断しないようにしましょう。
面接対策
自分の過去の経歴や、その経歴から活かせるスキルなどを伝えられるようにしておくと良いでしょう。経験者は過去に担当した案件でどのようにM&Aを進めたのかといった点も注目されますが、未経験者は今後のポテンシャルに注目されます。これからどのように成長していきたいか、どんなスキルを身につけたいかを伝えられるようにしておくと安心です。
また、雑談などを通して、リラックスした状態でどのような反応をするのかも見ているので、雑談をする際にも注意が必要になります。
みつきコンサルティングへの転職に関わるQ&A
次に、みつきコンサルティングへの転職に関わるQ&Aを紹介します。転職に関する気になる疑問がある方はチェックしてみてください。
みつきコンサルティングに向いている人は?
みつきコンサルティングは、社内で手厚い研修がないという意見もあるため、自ら学ぶ意思があって成長できる人、実行力がある人に向いているでしょう。また、M&Aについて深く学んで知識を得たいという人にも向いています。
みつきコンサルティングへの転職で求められるスキルは?
みつきコンサルティングの求人は未経験からでも応募できるものが多く、必須スキルなどはありません。しかし、お客様の言葉に耳を傾ける傾聴力、その想いに共感できる感受性、事業承継を必ず成功させるという信念が必要です。面接の際には、これらのスキルをアピールしてみてください。
みつきコンサルティング社員に関する情報もチェック!
みつきコンサルティングは、TwitterなどのSNSは行っていません。しかし、会計・税務専門メディアのKaikeiZineにて、みつきコンサルティングの神門剛社長がインタビューされているので、求人サイトなどにはない情報をチェックしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
みつきコンサルティングへの転職ならサムライソウル
サムライソウルは、みつきコンサルティングの面接で注目されるポイントやよく聞かれる質問などの情報を元に、転職者の選考対策のサポートをいたします。M&A業界に詳しいコンサルタントが転職をサポートするため、未経験からM&A業界に転職したい、M&A業界で働いていた経験を最大限活かせる経歴の伝え方を知りたいといった方は、ぜひサムライソウル にお気軽にご相談ください。
まとめ
みつきコンサルティングは、コンサルティング業界としては珍しく数字などをあまり気にしない社風で、社員同士でフォローしあえる環境が整っています。未経験からでも転職が可能なので、異業種からM&A業界に転職したいという人におすすめできます。
しかし、未経験からでも挑戦できる求人は応募総数も多く、しっかりと対策をしないと転職に成功するのは難しいです。みつきコンサルティングへの転職をお考えの方は、ぜひサムライソウルを活用してみてください。