簿記3級・2級・1級の試験日2026年!申し込み期間やネット試験の日程も

2026/10/20
簿記3級・2級・1級の試験日2026年!申し込み期間やネット試験の日程も

簿記検定を受けたいものの、次の試験日や申し込みの期限が分からず、迷っている方は少なくありません。

日本商工会議所が主催する日商簿記検定試験(以下、日商簿記)には、統一試験とネット試験があり、日程が分かりにくい試験です。

2026年度の統一試験は、第174回が2026年11月15日、第175回が2027年2月28日に実施されます。ただし、2026年10月20日時点では、第174回の受付を終えた商工会議所も多くあります。

本コラムでは、簿記の試験日と2026年度の申し込み方法を、級別に解説します。

日商簿記検定の試験日程【2026年度】統一試験の日付一覧

2026年度の日商簿記の統一試験は、2026年6月14日・11月15日・2027年2月28日の年3回です。

1級は6月と11月のみで、2027年2月は2級と3級だけが実施されます。

2026年度の統一試験(ペーパー方式)の日程一覧

2026年度の統一試験の日程は、次の表のとおりです。

回試験日実施級申込期間の目安
第173回2026年6月14日(日)1級・2級・3級2026年4月下旬〜5月中旬(実施済)
第174回2026年11月15日(日)1級・2級・3級2026年9月下旬〜10月中旬
第175回2027年2月28日(日)2級・3級2027年1月初旬ごろから(目安)

※参考:「2026年度試験日程カレンダー」日本商工会議所

申込期間は、受験する商工会議所によって異なります。表の期間は、複数の商工会議所が公表した日程をもとにした目安です。

日商簿記は統一試験とネット試験の2方式で実施される

日商簿記は、日本商工会議所と各地の商工会議所が主催する検定試験です。統一試験(ペーパー方式)に加えて、2級と3級にはネット試験があります。

ネット試験は随時実施されており、統一試験の日程に縛られません。受験資格に年齢や学歴の制限はなく、どなたでも受験できます。

※参考:「簿記|商工会議所の検定試験」日本商工会議所

合格発表日の目安

第174回の2級・3級の合格発表は、12月中旬から1月中旬が目安です。京都商工会議所では、2級・3級が2026年11月30日、1級が2027年1月5日に発表されます。

発表日は商工会議所ごとに異なります。受験する商工会議所の案内で確認してください。

※参考:「日商簿記検定試験 統一試験(ペーパー方式)実施要項 2026年度」京都商工会議所

簿記3級・2級・1級の次の試験日を級別に整理する

2026年10月20日の時点で、第174回の試験日までは26日です。

級ごとの次の試験日は、次の表のとおりです。

級統一試験(次回以降)ネット試験
3級2026年11月15日・2027年2月28日随時受験できる
2級2026年11月15日・2027年2月28日随時受験できる
1級2026年11月15日(2027年2月は実施なし)実施なし

3級と2級は、統一試験が同じ日に実施されます。

1級だけは年2回のため、2026年度に残る試験日は11月15日の1回です。

※参考:「2026年度試験日程カレンダー」日本商工会議所

受験地によって日程や実施する級が異なる

名古屋商工会議所では、1級のみが施行されます。

名古屋市内で2級・3級を受けるには、ネット試験か近隣の商工会議所を利用する形です。

柏商工会議所は、2026年度から統一試験を6月と11月のみ実施します。

2月の試験は、近隣の商工会議所かネット試験を利用する案内です。

東京商工会議所は、2024年4月からネット試験のみの実施です。

受験を希望する地域の実施要項を、事前に確認しておきましょう。

※参考:「2026年度 簿記検定試験 統一試験(ペーパー方式)要項」名古屋商工会議所

※参考:「日商簿記 試験案内」柏商工会議所

簿記検定の申し込み期間はいつからいつまで【2026年度】

統一試験の申し込みは、試験日の約1.5か月前に始まり、約1か月前に締め切られる例が多くあります。

締切は商工会議所ごとに異なり、第174回は2026年10月20日時点で受付を終えた会場もあります。

第174回(2026年11月15日)の申込期間と締切

京都商工会議所の個人申込期間は、2026年9月28日から10月13日です。

1級のみを施行する名古屋商工会議所は、2026年10月2日から10月9日でした。

2026年10月20日時点で、両会場とも受付は終了しています。

ほかの商工会議所でも、定員に達し次第、受付を終える場合があります。

申込が可能かどうかは、日本商工会議所の商工会議所検索から受験希望地を探し、案内を確認してください。

間に合わなかった場合の選択肢は、第175回かネット試験です。

※参考:「第174回簿記検定試験(11月15日施行)の申込方法のご案内」日本商工会議所

第175回(2027年2月28日)の申込開始時期

第175回の申込は、2027年1月初旬ごろから始まる見込みです。

第175回で実施されるのは2級と3級で、1級は実施されません。

申込期間は、受験地の商工会議所が公表する要項で確認してください。

2月の統一試験を実施しない商工会議所もあるため、早めに受験地を調べると安心です。

受験地の申込期間を調べる方法

申込の受付日時と受付方法は、商工会議所ごとに異なります。

日本商工会議所は、試験日の約2か月前になったら、受験希望地の商工会議所に問い合わせるよう案内しています。

日本商工会議所の公式ページには、受験地を探せる商工会議所検索が用意されています。

検索で見つけた商工会議所の実施要項で、申込期間・受験料・会場の3点を確認しましょう。

団体申込の場合は、個人申込と期間や手続きが異なることがあります。

学校や企業を通じて受験する方は、担当者の案内に従ってください。

※参考:「簿記|商工会議所の検定試験」日本商工会議所

※参考:「日商簿記検定試験 統一試験(ペーパー方式)実施要項 2026年度」京都商工会議所

申し込み前に確認したい注意点

申し込みの前に、次の3点を確認しておきましょう。

  • インターネット申込のみで、窓口受付のない会場がある
  • 受験料とは別に、事務手数料や決済手数料がかかる場合がある
  • 試験会場を選べず、受験票で通知される会場がある

受験者数に上限を設けている会場もあります。

申込期間の終盤は混み合う可能性があるため、余裕をもって手続きしてください。

簿記検定の受験料の目安

受験料の目安は、次の表のとおりです。

級受験料(税込)備考
1級8,800円事務手数料は別途
2級5,500円事務手数料は別途
3級3,300円事務手数料は別途

※参考:「日商簿記 試験案内」柏商工会議所

金額は柏商工会議所が公表した例です。

商工会議所によって手数料の扱いが異なるため、申込時に確認してください。

申し込みから受験までの流れ

統一試験を受験する場合の一般的な流れは、次の5段階です。

  1. 受験希望地の商工会議所を検索する
  2. 申込期間内にインターネットまたは窓口で申し込む
  3. 受験料と手数料を支払う
  4. 受験票を受け取る
  5. 試験当日に会場で受験する

京都商工会議所では、第174回の受験票を2026年11月2日に発送します。

試験日の約2週間前に届く例があるため、届かない場合は早めに問い合わせましょう。

※参考:「日商簿記検定試験 統一試験(ペーパー方式)実施要項 2026年度」京都商工会議所

簿記3級の試験日と申し込み【2026年度】統一試験・ネット試験

日商簿記3級の統一試験は、2026年11月15日の第174回と、2027年2月28日の第175回です。

ネット試験は、会場に空席があれば随時受験できます。

簿記3級の統一試験の日程

簿記3級の統一試験は、2026年度に3回実施されます。

第173回は2026年6月14日に終了しており、残りは第174回と第175回です。

第174回は2026年11月15日(日)、第175回は2027年2月28日(日)です。

日商簿記3級の試験日は、2026年度も1級・2級と同じ日に実施されます。

※参考:「2026年度試験日程カレンダー」日本商工会議所

簿記3級のネット試験の日程

簿記3級のネット試験は、随時実施されています。

全国のテストセンターで受験でき、自宅のパソコンでは受験できません。

試験の実施日は会場ごとに異なるため、空席状況を確認して予約します。

合否は試験の終了後すぐに分かり、統一試験のように結果を待つ必要がありません。

簿記3級の試験時間・合格基準・受験料

簿記3級の試験時間は60分で、出題科目は商業簿記です。

合格基準は70%以上、つまり100点満点中70点以上です。

受験料は、3,300円(税込)が目安です。

ネット試験では、受験料とは別に事務手数料がかかります。

簿記3級の申し込みはいつまでか

第174回(2026年11月15日)の申込は、2026年10月20日時点で終了した会場が多くあります。

受付が残っている商工会議所を探す場合は、商工会議所検索で受験希望地を確認してください。

見つからないときは、第175回の申込開始を待つか、ネット試験に切り替える方法があります。

ネット試験なら、受験日を自分で選べます。

簿記3級を初めて受ける方の日程の選び方

簿記3級を初めて受験する場合は、申込期間と学習期間の両方を考えて日程を選びます。

統一試験は年3回で、受験日を逃すと次の機会まで数か月空きます。

ネット試験なら、学習の進み具合に合わせて受験日を決められます。

まずは、受験したい時期に合う方式を選ぶことが大切です。

2027年度以降の簿記3級の配点に関するお知らせ

日本商工会議所は、2026年9月25日に、2027年度以降の日商簿記3級試験問題の配点に関するお知らせを公表しました。

2027年度以降に受験を予定している場合は、公式ページで内容を確認しておきましょう。

※参考:「簿記|商工会議所の検定試験」日本商工会議所

簿記2級の試験日とネット試験の日程【2026年度】

日商簿記2級の統一試験は、3級と同じ2026年11月15日(第174回)と2027年2月28日(第175回)です。

ネット試験は、会場の空席があれば随時受験できます。

簿記2級の統一試験の日程

簿記2級の統一試験は、年3回実施されます。

第173回は2026年6月14日に終了しました。

第174回は2026年11月15日(日)、第175回は2027年2月28日(日)です。

第174回の申込は、2026年10月20日時点で終了した会場が多くあります。

簿記2級のネット試験の日程

簿記2級のネット試験は、随時実施されています。

統一試験の日程に関係なく、テストセンターの空席があれば受験できます。

ただし、過去には統一試験の前後に、ネット試験の受験停止期間が設けられた年があります。

予約する前に、受験停止期間の有無を日本商工会議所の案内で確認してください。

地域によっては、ネット試験のみで受験する形になります。

※参考:「日商簿記検定試験(2級・3級・初級・原価計算初級)のネット試験について」日本商工会議所

簿記2級の試験時間・合格基準・受験料

簿記2級の試験時間は90分で、出題科目は商業簿記と工業簿記です。

合格基準は、3級と同じく70%以上です。

受験料は、5,500円(税込)が目安です。

ネット試験では、事務手数料が別途かかります。

簿記3級と2級を併願する場合の考え方

過去の統一試験では、3級を午前に、2級を午後に実施した例があります。

併願の可否や集合時間は、商工会議所ごとの要項で確認してください。

ネット試験の場合は、日を分けて予約する方法もあります。

簿記2級の日程の選び方

簿記2級は、商業簿記に加えて工業簿記も出題される試験です。

学習範囲が広いため、試験日から逆算して準備を始めましょう。

統一試験は日程が固定されており、ネット試験は日程を調整できます。

仕事や学業の予定に合わせて、受験方式を決めるとよいでしょう。

簿記1級の試験日【2026年度】年2回の統一試験のみ

日商簿記1級は、6月と11月の年2回の統一試験のみで、ネット試験の対象外です。

次回は2026年11月15日の第174回で、2027年2月28日の第175回に1級はありません。

簿記1級の試験日と申し込み

簿記1級の2026年度の試験日は、第173回が2026年6月14日、第174回が2026年11月15日です。

名古屋商工会議所では、第174回の1級の個人申込を2026年10月2日から10月9日に受け付けました。

2026年10月20日時点で、受付を終えた会場が多くあります。

次の1級は、2027年度の6月に実施される見込みです。

日付は、日本商工会議所の試験日程カレンダーで確認してください。

※参考:「2026年度 簿記検定試験 統一試験(ペーパー方式)要項」名古屋商工会議所

簿記1級の試験科目と受験料

簿記1級の試験科目は、商業簿記・会計学と工業簿記・原価計算です。

受験料は、8,800円(税込)が目安で、事務手数料は別途かかります。

1級に合格すると、税理士試験の受験資格が得られます。

※参考:「簿記|商工会議所の検定試験」日本商工会議所

簿記2級・3級との日程の違い

2級と3級は年3回、1級は年2回の実施です。

2月の統一試験に、1級はありません。

2級・3級にはネット試験がありますが、1級にはありません。

1級を目指す場合は、6月と11月の統一試験に合わせた計画が必要です。

簿記1級を受験する際の日程の注意点

簿記1級は、ネット試験で受験機会を補えません。

申込を逃すと、次の試験は半年ほど先になる可能性があります。

受験を考えている場合は、申込開始の時期を事前に確認しておきましょう。

簿記の統一試験とネット試験の違いと選び方

早く受験したい方にはネット試験、決まった日に会場で受けたい方には統一試験が向いています。

ネット試験は2級・3級のみで、1級は統一試験だけです。

統一試験とネット試験の比較表

項目統一試験ネット試験
実施時期年3回(1級は年2回)随時
対象級1級・2級・3級2級・3級
解答方法紙に記入パソコンに入力
合否発表2〜3週間後試験の終了後すぐ
受験料2級5,500円・3級3,300円統一試験と同額(事務手数料は別途)
申込先各地の商工会議所ネット試験の申込サイト

ネット試験が向いている人

ネット試験は、受験日を自分で選びたい方に向いています。

結果をすぐに知りたい方や、統一試験の締切に間に合わなかった方にも適しています。

パソコンでの解答に慣れておくと、本番で落ち着いて取り組めるでしょう。

統一試験が向いている人

統一試験は、紙に書いて解答したい方に向いています。

受験日から逆算して学習計画を立てたい方にも合っています。

1級を受験する場合は、統一試験を選ぶ必要があります。

ネット試験を予約する前に確認したい点

ネット試験は、受験したい日にテストセンターの空席があるかを確認して予約します。

統一試験の前後に、受験停止期間が設けられる場合があります。

受験料とは別に事務手数料がかかるため、費用の総額も把握しておきましょう。

試験当日は、顔写真の確認できる身分証明書の持参が必要です。

持ち物の詳細は、予約時に案内される内容に従ってください。

※参考:「日商簿記検定試験(2級・3級・初級・原価計算初級)のネット試験について」日本商工会議所

試験日から逆算して準備を進める

試験日が決まったら、申込期間と受験票の到着時期も合わせて確認します。

学習に必要な期間は、受験する級や学習経験によって異なります。

余裕のある日程を選ぶことが、合格への近道です。

まとめ:簿記3級・2級・1級の試験日と申し込みのポイント

簿記の試験日と申し込みのポイントは、次のとおりです。

  • 2026年度の統一試験は、2026年6月14日・11月15日・2027年2月28日の年3回です。1級は年2回です。
  • 次回は第174回(2026年11月15日)ですが、2026年10月20日時点で締切済の会場が多くあります。
  • 第174回に間に合わない場合は、第175回(2027年2月28日)かネット試験が現実的な選択肢です。
  • 申込期間は商工会議所ごとに異なるため、受験地の最新の案内を確認する必要があります。
  • 2級・3級はネット試験で随時受験でき、1級はネット試験の対象外です。

試験日と申込期間は、変更される場合があります。

受験前に、日本商工会議所と受験地の商工会議所の公式ページを確認してください。

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