簿記3級・2級・1級の試験日2026年!申し込み期間やネット試験の日程も
簿記検定を受けたいものの、次の試験日や申し込みの期限が分からず、迷っている方は少なくありません。
日本商工会議所が主催する日商簿記検定試験(以下、日商簿記)には、統一試験とネット試験があり、日程が分かりにくい試験です。
2026年度の統一試験は、第174回が2026年11月15日、第175回が2027年2月28日に実施されます。ただし、2026年10月20日時点では、第174回の受付を終えた商工会議所も多くあります。
本コラムでは、簿記の試験日と2026年度の申し込み方法を、級別に解説します。
日商簿記検定の試験日程【2026年度】統一試験の日付一覧
2026年度の日商簿記の統一試験は、2026年6月14日・11月15日・2027年2月28日の年3回です。
1級は6月と11月のみで、2027年2月は2級と3級だけが実施されます。
2026年度の統一試験(ペーパー方式)の日程一覧
2026年度の統一試験の日程は、次の表のとおりです。
| 回 | 試験日 | 実施級 | 申込期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 第173回 | 2026年6月14日(日) | 1級・2級・3級 | 2026年4月下旬〜5月中旬(実施済) |
| 第174回 | 2026年11月15日(日) | 1級・2級・3級 | 2026年9月下旬〜10月中旬 |
| 第175回 | 2027年2月28日(日) | 2級・3級 | 2027年1月初旬ごろから(目安) |
申込期間は、受験する商工会議所によって異なります。表の期間は、複数の商工会議所が公表した日程をもとにした目安です。
日商簿記は統一試験とネット試験の2方式で実施される
日商簿記は、日本商工会議所と各地の商工会議所が主催する検定試験です。統一試験(ペーパー方式)に加えて、2級と3級にはネット試験があります。
ネット試験は随時実施されており、統一試験の日程に縛られません。受験資格に年齢や学歴の制限はなく、どなたでも受験できます。
合格発表日の目安
第174回の2級・3級の合格発表は、12月中旬から1月中旬が目安です。京都商工会議所では、2級・3級が2026年11月30日、1級が2027年1月5日に発表されます。
発表日は商工会議所ごとに異なります。受験する商工会議所の案内で確認してください。
※参考:「日商簿記検定試験 統一試験(ペーパー方式)実施要項 2026年度」京都商工会議所
簿記3級・2級・1級の次の試験日を級別に整理する
2026年10月20日の時点で、第174回の試験日までは26日です。
級ごとの次の試験日は、次の表のとおりです。
| 級 | 統一試験(次回以降) | ネット試験 |
|---|---|---|
| 3級 | 2026年11月15日・2027年2月28日 | 随時受験できる |
| 2級 | 2026年11月15日・2027年2月28日 | 随時受験できる |
| 1級 | 2026年11月15日(2027年2月は実施なし) | 実施なし |
3級と2級は、統一試験が同じ日に実施されます。
1級だけは年2回のため、2026年度に残る試験日は11月15日の1回です。
受験地によって日程や実施する級が異なる
名古屋商工会議所では、1級のみが施行されます。
名古屋市内で2級・3級を受けるには、ネット試験か近隣の商工会議所を利用する形です。
柏商工会議所は、2026年度から統一試験を6月と11月のみ実施します。
2月の試験は、近隣の商工会議所かネット試験を利用する案内です。
東京商工会議所は、2024年4月からネット試験のみの実施です。
受験を希望する地域の実施要項を、事前に確認しておきましょう。
※参考:「2026年度 簿記検定試験 統一試験(ペーパー方式)要項」名古屋商工会議所
簿記検定の申し込み期間はいつからいつまで【2026年度】
統一試験の申し込みは、試験日の約1.5か月前に始まり、約1か月前に締め切られる例が多くあります。
締切は商工会議所ごとに異なり、第174回は2026年10月20日時点で受付を終えた会場もあります。
第174回(2026年11月15日)の申込期間と締切
京都商工会議所の個人申込期間は、2026年9月28日から10月13日です。
1級のみを施行する名古屋商工会議所は、2026年10月2日から10月9日でした。
2026年10月20日時点で、両会場とも受付は終了しています。
ほかの商工会議所でも、定員に達し次第、受付を終える場合があります。
申込が可能かどうかは、日本商工会議所の商工会議所検索から受験希望地を探し、案内を確認してください。
間に合わなかった場合の選択肢は、第175回かネット試験です。
※参考:「第174回簿記検定試験(11月15日施行)の申込方法のご案内」日本商工会議所
第175回(2027年2月28日)の申込開始時期
第175回の申込は、2027年1月初旬ごろから始まる見込みです。
第175回で実施されるのは2級と3級で、1級は実施されません。
申込期間は、受験地の商工会議所が公表する要項で確認してください。
2月の統一試験を実施しない商工会議所もあるため、早めに受験地を調べると安心です。
受験地の申込期間を調べる方法
申込の受付日時と受付方法は、商工会議所ごとに異なります。
日本商工会議所は、試験日の約2か月前になったら、受験希望地の商工会議所に問い合わせるよう案内しています。
日本商工会議所の公式ページには、受験地を探せる商工会議所検索が用意されています。
検索で見つけた商工会議所の実施要項で、申込期間・受験料・会場の3点を確認しましょう。
団体申込の場合は、個人申込と期間や手続きが異なることがあります。
学校や企業を通じて受験する方は、担当者の案内に従ってください。
※参考:「日商簿記検定試験 統一試験(ペーパー方式)実施要項 2026年度」京都商工会議所
申し込み前に確認したい注意点
申し込みの前に、次の3点を確認しておきましょう。
- インターネット申込のみで、窓口受付のない会場がある
- 受験料とは別に、事務手数料や決済手数料がかかる場合がある
- 試験会場を選べず、受験票で通知される会場がある
受験者数に上限を設けている会場もあります。
申込期間の終盤は混み合う可能性があるため、余裕をもって手続きしてください。
簿記検定の受験料の目安
受験料の目安は、次の表のとおりです。
| 級 | 受験料(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 1級 | 8,800円 | 事務手数料は別途 |
| 2級 | 5,500円 | 事務手数料は別途 |
| 3級 | 3,300円 | 事務手数料は別途 |
金額は柏商工会議所が公表した例です。
商工会議所によって手数料の扱いが異なるため、申込時に確認してください。
申し込みから受験までの流れ
統一試験を受験する場合の一般的な流れは、次の5段階です。
- 受験希望地の商工会議所を検索する
- 申込期間内にインターネットまたは窓口で申し込む
- 受験料と手数料を支払う
- 受験票を受け取る
- 試験当日に会場で受験する
京都商工会議所では、第174回の受験票を2026年11月2日に発送します。
試験日の約2週間前に届く例があるため、届かない場合は早めに問い合わせましょう。
※参考:「日商簿記検定試験 統一試験(ペーパー方式)実施要項 2026年度」京都商工会議所
簿記3級の試験日と申し込み【2026年度】統一試験・ネット試験
日商簿記3級の統一試験は、2026年11月15日の第174回と、2027年2月28日の第175回です。
ネット試験は、会場に空席があれば随時受験できます。
簿記3級の統一試験の日程
簿記3級の統一試験は、2026年度に3回実施されます。
第173回は2026年6月14日に終了しており、残りは第174回と第175回です。
第174回は2026年11月15日(日)、第175回は2027年2月28日(日)です。
日商簿記3級の試験日は、2026年度も1級・2級と同じ日に実施されます。
簿記3級のネット試験の日程
簿記3級のネット試験は、随時実施されています。
全国のテストセンターで受験でき、自宅のパソコンでは受験できません。
試験の実施日は会場ごとに異なるため、空席状況を確認して予約します。
合否は試験の終了後すぐに分かり、統一試験のように結果を待つ必要がありません。
簿記3級の試験時間・合格基準・受験料
簿記3級の試験時間は60分で、出題科目は商業簿記です。
合格基準は70%以上、つまり100点満点中70点以上です。
受験料は、3,300円(税込)が目安です。
ネット試験では、受験料とは別に事務手数料がかかります。
簿記3級の申し込みはいつまでか
第174回(2026年11月15日)の申込は、2026年10月20日時点で終了した会場が多くあります。
受付が残っている商工会議所を探す場合は、商工会議所検索で受験希望地を確認してください。
見つからないときは、第175回の申込開始を待つか、ネット試験に切り替える方法があります。
ネット試験なら、受験日を自分で選べます。
簿記3級を初めて受ける方の日程の選び方
簿記3級を初めて受験する場合は、申込期間と学習期間の両方を考えて日程を選びます。
統一試験は年3回で、受験日を逃すと次の機会まで数か月空きます。
ネット試験なら、学習の進み具合に合わせて受験日を決められます。
まずは、受験したい時期に合う方式を選ぶことが大切です。
2027年度以降の簿記3級の配点に関するお知らせ
日本商工会議所は、2026年9月25日に、2027年度以降の日商簿記3級試験問題の配点に関するお知らせを公表しました。
2027年度以降に受験を予定している場合は、公式ページで内容を確認しておきましょう。
簿記2級の試験日とネット試験の日程【2026年度】
日商簿記2級の統一試験は、3級と同じ2026年11月15日(第174回)と2027年2月28日(第175回)です。
ネット試験は、会場の空席があれば随時受験できます。
簿記2級の統一試験の日程
簿記2級の統一試験は、年3回実施されます。
第173回は2026年6月14日に終了しました。
第174回は2026年11月15日(日)、第175回は2027年2月28日(日)です。
第174回の申込は、2026年10月20日時点で終了した会場が多くあります。
簿記2級のネット試験の日程
簿記2級のネット試験は、随時実施されています。
統一試験の日程に関係なく、テストセンターの空席があれば受験できます。
ただし、過去には統一試験の前後に、ネット試験の受験停止期間が設けられた年があります。
予約する前に、受験停止期間の有無を日本商工会議所の案内で確認してください。
地域によっては、ネット試験のみで受験する形になります。
※参考:「日商簿記検定試験(2級・3級・初級・原価計算初級)のネット試験について」日本商工会議所
簿記2級の試験時間・合格基準・受験料
簿記2級の試験時間は90分で、出題科目は商業簿記と工業簿記です。
合格基準は、3級と同じく70%以上です。
受験料は、5,500円(税込)が目安です。
ネット試験では、事務手数料が別途かかります。
簿記3級と2級を併願する場合の考え方
過去の統一試験では、3級を午前に、2級を午後に実施した例があります。
併願の可否や集合時間は、商工会議所ごとの要項で確認してください。
ネット試験の場合は、日を分けて予約する方法もあります。
簿記2級の日程の選び方
簿記2級は、商業簿記に加えて工業簿記も出題される試験です。
学習範囲が広いため、試験日から逆算して準備を始めましょう。
統一試験は日程が固定されており、ネット試験は日程を調整できます。
仕事や学業の予定に合わせて、受験方式を決めるとよいでしょう。
簿記1級の試験日【2026年度】年2回の統一試験のみ
日商簿記1級は、6月と11月の年2回の統一試験のみで、ネット試験の対象外です。
次回は2026年11月15日の第174回で、2027年2月28日の第175回に1級はありません。
簿記1級の試験日と申し込み
簿記1級の2026年度の試験日は、第173回が2026年6月14日、第174回が2026年11月15日です。
名古屋商工会議所では、第174回の1級の個人申込を2026年10月2日から10月9日に受け付けました。
2026年10月20日時点で、受付を終えた会場が多くあります。
次の1級は、2027年度の6月に実施される見込みです。
日付は、日本商工会議所の試験日程カレンダーで確認してください。
※参考:「2026年度 簿記検定試験 統一試験(ペーパー方式)要項」名古屋商工会議所
簿記1級の試験科目と受験料
簿記1級の試験科目は、商業簿記・会計学と工業簿記・原価計算です。
受験料は、8,800円(税込)が目安で、事務手数料は別途かかります。
1級に合格すると、税理士試験の受験資格が得られます。
簿記2級・3級との日程の違い
2級と3級は年3回、1級は年2回の実施です。
2月の統一試験に、1級はありません。
2級・3級にはネット試験がありますが、1級にはありません。
1級を目指す場合は、6月と11月の統一試験に合わせた計画が必要です。
簿記1級を受験する際の日程の注意点
簿記1級は、ネット試験で受験機会を補えません。
申込を逃すと、次の試験は半年ほど先になる可能性があります。
受験を考えている場合は、申込開始の時期を事前に確認しておきましょう。
簿記の統一試験とネット試験の違いと選び方
早く受験したい方にはネット試験、決まった日に会場で受けたい方には統一試験が向いています。
ネット試験は2級・3級のみで、1級は統一試験だけです。
統一試験とネット試験の比較表
| 項目 | 統一試験 | ネット試験 |
|---|---|---|
| 実施時期 | 年3回(1級は年2回) | 随時 |
| 対象級 | 1級・2級・3級 | 2級・3級 |
| 解答方法 | 紙に記入 | パソコンに入力 |
| 合否発表 | 2〜3週間後 | 試験の終了後すぐ |
| 受験料 | 2級5,500円・3級3,300円 | 統一試験と同額(事務手数料は別途) |
| 申込先 | 各地の商工会議所 | ネット試験の申込サイト |
ネット試験が向いている人
ネット試験は、受験日を自分で選びたい方に向いています。
結果をすぐに知りたい方や、統一試験の締切に間に合わなかった方にも適しています。
パソコンでの解答に慣れておくと、本番で落ち着いて取り組めるでしょう。
統一試験が向いている人
統一試験は、紙に書いて解答したい方に向いています。
受験日から逆算して学習計画を立てたい方にも合っています。
1級を受験する場合は、統一試験を選ぶ必要があります。
ネット試験を予約する前に確認したい点
ネット試験は、受験したい日にテストセンターの空席があるかを確認して予約します。
統一試験の前後に、受験停止期間が設けられる場合があります。
受験料とは別に事務手数料がかかるため、費用の総額も把握しておきましょう。
試験当日は、顔写真の確認できる身分証明書の持参が必要です。
持ち物の詳細は、予約時に案内される内容に従ってください。
※参考:「日商簿記検定試験(2級・3級・初級・原価計算初級)のネット試験について」日本商工会議所
試験日から逆算して準備を進める
試験日が決まったら、申込期間と受験票の到着時期も合わせて確認します。
学習に必要な期間は、受験する級や学習経験によって異なります。
余裕のある日程を選ぶことが、合格への近道です。
まとめ:簿記3級・2級・1級の試験日と申し込みのポイント
簿記の試験日と申し込みのポイントは、次のとおりです。
- 2026年度の統一試験は、2026年6月14日・11月15日・2027年2月28日の年3回です。1級は年2回です。
- 次回は第174回(2026年11月15日)ですが、2026年10月20日時点で締切済の会場が多くあります。
- 第174回に間に合わない場合は、第175回(2027年2月28日)かネット試験が現実的な選択肢です。
- 申込期間は商工会議所ごとに異なるため、受験地の最新の案内を確認する必要があります。
- 2級・3級はネット試験で随時受験でき、1級はネット試験の対象外です。
試験日と申込期間は、変更される場合があります。
受験前に、日本商工会議所と受験地の商工会議所の公式ページを確認してください。