60代・シニアにおすすめの転職エージェント7選!求人数・規模の客観ランキングと選び方
60代になっても、これまでの経験を活かして働き続けたいと考える方は少なくありません。一方で、年齢を理由に転職エージェントから断られるのではないかと、不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
実際には、60代・シニア向けの転職エージェントを選べば、経験を評価してくれる企業と出会いやすくなります。
このコラムでは、60代 転職 エージェント選びで押さえておきたいおすすめ7選と、求人数や運営歴といった客観的な指標によるランキングを紹介します。
あわせて、失敗しない選び方、登録から内定までの流れ、よくある質問についても解説します。
目次
60代・シニアにおすすめの転職エージェント7選
60代の転職では、求人数の多い大手総合型、管理職・専門職向けのハイクラス型、50歳以上に特化したシニア特化型を、目的に応じて選ぶことが基本です。
シニア 転職 エージェントを1社に絞らず、タイプの異なる2〜3社に登録しておくと、選択肢を確保しやすくなります。
| 社名(サービス名) | タイプ | 特徴 | こんな人におすすめ |
| リクルートエージェント | 大手総合型 | 業界最大級の求人数 | できるだけ多くの求人から選びたい人 |
| doda | 大手総合型 | エージェントと転職サイトを併用できる | 自分でも求人を探しながら進めたい人 |
| パソナキャリア | 大手総合型 | 全国に拠点、サポートが手厚い | じっくり相談しながら進めたい人 |
| JACリクルートメント | ハイクラス型 | 年収800万円以上の求人に強み | 管理職・専門職の経験を活かしたい人 |
| ビズリーチ | ハイクラス型 | 企業から直接スカウトが届く | 市場価値を確かめながら転職したい人 |
| シニアジョブ | シニア特化型 | 50歳以上に特化 | 未経験の職種にも挑戦したい人 |
| 転機 | 経営層・事業責任者向け | 経営者との直接面談に強み | 役員・事業責任者の経験がある人 |
※上記は順位ではなく、タイプ別に並べたものです。
紹介する7社は次のとおりです。
- リクルートエージェント
- doda
- パソナキャリア
- JACリクルートメント
- ビズリーチ
- シニアジョブ
- 転機
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、公開求人約80万件、非公開求人約29万件を扱う、国内最大級の転職エージェントです。
※参考:イーデス転職「60代・シニアにおすすめの転職エージェント」
求人数が多いため、60代向けの求人にも出会いやすくなっています。60代 転職 エージェント選びでは「紹介できる求人がない」と言われるケースもありますが、求人数の多さはその対策になります。
運営会社である株式会社リクルートの資本金や従業員数は非公開の情報が多いため、本記事では求人数を判断材料として掲載しています。
書類添削や面接対策も無料で受けられます。専任のキャリアアドバイザーが、経歴の棚卸しから条件交渉まで一貫してサポートします。
doda
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する、転職エージェントと転職サイトを一つのサービスで使える転職支援サービスです。
エージェントからの紹介を受けながら、自分でも求人を検索できる点が特徴です。運営会社のパーソルキャリア株式会社は、資本金11億2,700万円、従業員6,721名の企業です。
※参考:doda企業情報、マイナビ企業情報
60代・シニア向けの求人数は変動するため、公式サイトで「シニア歓迎」等のキーワードで検索し、最新の件数を確認することをおすすめします。
書類の書き方や面接対策など、シニア 転職 エージェントとして役立つ情報も豊富に公開しています。
パソナキャリア
パソナキャリアは、株式会社パソナが運営する、全国47都道府県に拠点を持つ転職エージェントです。課長・マネージャークラスから部長・事業責任者クラスまで、幅広い役職の求人を扱っています。
運営会社の株式会社パソナは、資本金50億円、設立1976年2月の企業です。
従業員数は22,982名(連結・2025年5月時点)ですが、これは人材派遣事業を含むパソナグループ全体の数値である点に注意が必要です。
※参考:株式会社パソナ企業情報
全国に拠点があるため、地方在住の60代の方にも相談しやすいサービスです。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、年収800万円以上のハイクラス層に強みを持つ転職エージェントです。運営会社の株式会社ジェイエイシーリクルートメントは、東京証券取引所プライム市場に上場しています。
資本金は6億7,226万円、従業員数は連結2,398名、単体2,002名です。
※参考:株式会社ジェイエイシーリクルートメント 2025年12月期 有価証券報告書
企業側と求職者側を同じコンサルタントが担当する、両面型のサービスが特徴です。管理職や専門職としての経験を積んだ60代の方は、これまでのキャリアを正当に評価してもらいやすくなります。
ビズリーチ
ビズリーチは、企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く、スカウト型の転職サービスです。運営会社のビジョナル株式会社は、資本金66億3,100万円の企業です。
※参考:ビジョナル株式会社 2025年7月期 有価証券報告書
登録しておくだけで、自身の市場価値を確認できる点が特徴です。60代の利用条件や有料プランの詳細は変わる場合があるため、公式サイトで最新の情報を確認してください。
※要確認:60代の登録可否・料金体系は、公式サイトで確認のうえ加筆してください。
シニアジョブ
シニアジョブは、50歳以上のシニアに特化した転職エージェントです。運営会社の株式会社シニアジョブは、2014年8月に設立され、資本金2,600万円、従業員21名の企業です(派遣社員を除く)。
有料職業紹介事業の許可番号は13-ユ-307556です。
※参考:株式会社シニアジョブ 求人媒体掲載情報、厚生労働省 人材サービス総合サイト
介護、警備、清掃、マンション管理など、未経験からでも挑戦しやすい職種の求人を数多く扱っています。正社員にこだわらず、まずは働き方の選択肢を広げたい60代の方に向いています。
転機
転機は、経営者との直接面談を重視した、経営層・事業責任者向けの転職エージェントです。
経営者との直接面談実施率は93.4%です。
※参考:イーデス転職「60代・シニアにおすすめの転職エージェント」(2018年から2025年の平均値の記載)
役員や事業責任者としての経験がある60代の方は、経験を活かせる企業と出会いやすくなります。
運営会社の資本金や従業員数は公開情報を確認できなかったため、利用前に公式サイトで確認することをおすすめします。
対象となる層が限られるサービスのため、管理職経験がない方は、ほかのエージェントとの併用をおすすめします。
60代・シニア向け転職エージェントのランキング(客観指標で比較)
支援実績や求人数に加え、設立年、資本金、従業員数といった客観的な指標を見ることで、運営の安定性を確認できます。
数値の大小は、サービスの品質や信頼性を直接示すものではありません。
設立年ランキング(運営歴の目安)
設立年が古いほど、事業の運営歴が長いことを示す目安になります。
| 順位 | 企業(サービス名) | 設立年 |
| 1位 | 株式会社パソナ(パソナキャリア) | 1976年2月 |
| 2位 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント(JACリクルートメント) | 1988年3月 |
| 3位 | パーソルキャリア株式会社(doda) | 1989年 |
| 4位 | ビジョナル株式会社(ビズリーチ) | 2020年2月(子会社の株式会社ビズリーチは2007年8月設立) |
| 5位 | 株式会社シニアジョブ | 2014年8月 |
リクルートエージェントを運営する株式会社リクルートは、人材紹介事業自体は1977年に前身の会社で開始していますが、現在の法人としての設立時期は組織再編を経ているため、単純な比較が難しく、本表には含めていません。
転機の運営会社についても、設立年を確認できなかったため、本表には含めていません。
資本金ランキング
資本金は、経営基盤の安定性を見る指標のひとつです。
| 順位 | 企業(サービス名) | 資本金 |
| 1位 | ビジョナル株式会社(ビズリーチ) | 66億3,100万円 |
| 2位 | 株式会社パソナ(パソナキャリア) | 50億円 |
| 3位 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント(JACリクルートメント) | 6億7,226万円 |
| 4位 | パーソルキャリア株式会社(doda) | 11億2,700万円 |
| 5位 | 株式会社シニアジョブ | 2,600万円 |
資本金は増資により変動するため、確認日時点の情報として扱ってください。
リクルートエージェントと転機の運営会社は、資本金を確認できなかったため、本表には含めていません。
従業員数ランキング
従業員数は、組織の規模感を測る指標のひとつです。
| 順位 | 企業(サービス名) | 従業員数 |
| 1位 | 株式会社パソナ(パソナキャリア) | 22,982名(連結、人材派遣事業を含む) |
| 2位 | パーソルキャリア株式会社(doda) | 6,721名 |
| 3位 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント(JACリクルートメント) | 連結2,398名/単体2,002名 |
| 4位 | 株式会社シニアジョブ | 21名(派遣社員を除く) |
集計基準が各社で異なるため、単純比較ではなく参考情報として活用してください。
リクルートエージェントとビズリーチ、転機の運営会社は、職種別の従業員数を確認できなかったため、本表には含めていません。
指標だけで選ばず、次章の選び方とあわせて判断することをおすすめします。
60代・シニアが失敗しない転職エージェントの選び方5つのポイント
60代の転職エージェント選びは、求人数、タイプの適合、サポート体制、担当者の理解、併用の5点で判断します。
確認するポイントは次のとおりです。
- 60代・シニア向けの求人が十分にあるか
- 自分の経歴に合うタイプを選ぶ
- 書類添削や面接対策などシニア向けのサポートがあるか
- 担当者がシニア転職に理解があるか
- 2〜3社を併用し、転職サイトも活用する
60代・シニア向けの求人が十分にあるか
公式サイトで「60代」「シニア歓迎」と検索し、件数を確認します。検索結果が少ないエージェントは、ほかのサービスと併用したほうが選択肢を確保しやすくなります。
自分の経歴に合うタイプを選ぶ
管理職や専門職の経験を活かす場合は、ハイクラス型が向いています。求人数を重視する場合は大手総合型、未経験の職種も視野に入れる場合はシニア特化型を選びます。
正社員にこだわらず、契約社員や業務委託まで視野に入れると、選択肢が広がります。
書類添削や面接対策などシニア向けのサポートがあるか
シニアの転職では、経験をどう伝えるかが採否を左右します。健康面、ITスキル、柔軟な姿勢の伝え方についても、担当者に相談してみましょう。
担当者がシニア転職に理解があるか
初回面談で、60代の求人事情に詳しいかどうかを確認します。相性が合わないと感じた場合は、担当者の変更を申し出ることもできます。
2〜3社を併用し、転職サイトも活用する
1社で紹介を断られても、別のエージェントでは紹介を受けられる場合があります。
エージェントは非公開求人の紹介や書類・面接支援を受けられる一方、転職サイトは自分のペースで求人を探せる違いがあります。
マイナビミドルシニアなどのシニア向け転職サイトは、エージェントと合わせて活用する併用先として役立ちます。
登録から内定まで!60代・シニアの転職エージェント利用の流れ6ステップ
登録から内定までは、6つのステップで進みます。面談の準備と、条件の優先順位づけが、成否を分けるポイントです。流れは次のとおりです。
- STEP1:公式サイトから複数社に登録し、面談を予約する
- STEP2:キャリアアドバイザーと面談し、経歴を棚卸しする
- STEP3:紹介された求人から応募先を選ぶ
- STEP4:応募書類の添削と面接対策を受ける
- STEP5:企業との面接に臨む
- STEP6:内定後、条件交渉と退職手続きを進める
STEP1:公式サイトから複数社に登録し、面談を予約する
登録は公式サイトから数分で完了します。近年は、オンライン面談が主流になっています。
STEP2:キャリアアドバイザーと面談し、経歴を棚卸しする
経歴と希望条件を、正直に伝えることが大切です。60代の転職では、譲れない条件を1〜2つに絞り、雇用形態には柔軟に対応する姿勢が求められます。
STEP3:紹介された求人から応募先を選ぶ
エージェント経由では、非公開求人も紹介されます。仕事内容や勤務条件は、応募前にしっかり確認しておきましょう。
STEP4:応募書類の添削と面接対策を受ける
職務経歴書は、役職よりも現在できる実務を具体的に示すことが重要です。健康状態やITスキル、学ぶ姿勢についても、前向きに伝えられるよう準備します。
STEP5:企業との面接に臨む
日程調整は、エージェントが代行してくれます。面接後のフィードバックを受け取り、次の面接に活かしましょう。
STEP6:内定後、条件交渉と退職手続きを進める
給与や勤務日数といった条件交渉は、エージェントに依頼できます。年金を受給している場合は、在職老齢年金の基準額を日本年金機構の公式サイトで確認してください。
※要確認:在職老齢年金の最新年度の基準額は、執筆時点で日本年金機構の公式ページを参照のうえ加筆してください。
60代の転職エージェント利用に関するよくある質問
60代の転職エージェント利用でよくある疑問に、結論から答えます。
60代でも転職エージェントに登録できますか。断られることはありますか。
登録は可能です。ただし、保有求人と希望条件が大きく異なる場合、紹介できないと言われることがあります。
複数のエージェントに登録しておくことで、対策できます。
60代で正社員として転職できますか。
正社員としての転職も可能です。契約社員やパート、業務委託まで視野に入れると、選択肢はさらに広がります。
未経験の職種でも転職できますか。
未経験からの転職も可能です。介護、警備、清掃、マンション管理など、未経験歓迎の求人が多い分野があります。
転職エージェントの利用に費用はかかりますか。
求職者の利用は無料です。エージェントは、採用が決まった企業から成功報酬を受け取る仕組みで運営されています。
年金を受給しながら働けますか。
在職老齢年金の仕組みにより、給与と年金の合計額が一定の基準を超えると、年金の一部または全部が支給停止となる場合があります。
最新年度の基準額は、日本年金機構の公式サイトで確認してください。
転職エージェントと転職サイトは、どちらを使うべきですか。
併用が基本です。エージェントで非公開求人と書類・面接支援を受けながら、転職サイトで自分でも求人を探す方法をおすすめします。
まとめ
60代の転職エージェント選びは、求人数の多い大手総合型に、ハイクラス型かシニア特化型を組み合わせ、2〜3社を併用することが基本です。
設立年や資本金、従業員数といった客観的な指標は、あくまで参考情報として活用してください。登録前には、経歴の棚卸しと希望条件の絞り込みを済ませておくと、面談がスムーズに進みます。
まずは1〜2社に無料登録し、キャリアアドバイザーとの面談から始めてみましょう。