システムアーキテクト試験の試験日2026年はいつ?申込から合格発表まで解説

2026/10/23
システムアーキテクト試験の試験日2026年はいつ?申込から合格発表まで解説

令和8年度のシステムアーキテクト試験は、前期試験として2026年10月17日から11月23日にかけて実施されます。申込みの締切は2026年10月24日(土)17時です。

令和8年度(2026年度)は、試験の実施方式が変わりました。さらに、現行の試験制度は2026年度で終了する予定です。

本コラムでは、システムアーキテクト試験の日程から合格発表までの流れを解説します。合格基準や申込みで気をつけたい点も整理しました。

【2026年度】システムアーキテクト試験の試験日はいつ?

令和8年度(2026年度)のシステムアーキテクト試験は、前期試験として実施されます。

科目Aは2026年10月17日(土)から10月27日(火)の期間内に受験します。科目Bは11月11日(水)から11月23日(月)の期間内に受験します。

システムアーキテクト試験は、独立行政法人情報処理推進機構(以下、IPA)が実施する高度試験の一区分です。令和8年度は、コンピュータを使って受験するCBT(Computer Based Testing)方式で実施されます。

試験日は1日に固定されず、実施期間内で会場ごとの予約枠から選ぶ形です。申込みから合格発表までの日程は、次のとおりです。

時期内容
2026年10月6日(火)10時~10月24日(土)17時申込受付
2026年10月17日(土)~10月27日(火)科目A-1・科目A-2の実施期間
2026年11月11日(水)~11月23日(月)科目B-1・科目B-2の実施期間
2027年1月頃(予定)成績照会(マイページ)開始
2027年2月頃(予定)合格発表

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「令和8年度 応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験の申込受付期間及び試験実施期間について」

令和8年度は、2027年1月から3月にかけて後期試験も実施されます。ただし、後期試験の高度試験はプロジェクトマネージャ試験などが対象です。

システムアーキテクト試験は含まれていません。そのため、令和8年度に受験できる機会は前期試験のみです。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「スケジュール、手数料など」

令和7年度(2025年度)のシステムアーキテクト試験は、春期の4月20日に実施されました。令和8年度は実施時期と方式の両方が変わっているため、過去の日程を目安にしないよう注意しましょう。

※参考:IPA「令和7年度 応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験の実施予定について」

【2026年度】システムアーキテクト試験のスケジュール詳細

システムアーキテクト試験の日程を、時期ごとに詳しく見ていきましょう。

【10月6日~10月24日】申込受付

令和8年度前期試験の申込受付期間は、2026年10月6日(火)10時から10月24日(土)17時までです。受付期間は約3週間と短く、締切を過ぎると前期試験を受験できません。

申込方法は、インターネット申込みのみです。申込みは、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズのウェブページから行います。

申込みは1回のみで、複数の試験区分や複数回の申込みはできません。申込み時には、科目A群と科目B群を同時に予約します。

会場ごとに設定された予約枠から、試験日と時間帯を自由に選べます。会場によって予約枠の状況が異なるため、希望の枠が残っているかを確認することが大切です。

受験手数料は7,500円(消費税込み)です。支払い方法は、クレジットカード、コンビニ・銀行ATM(Pay-easy)、バウチャーチケットのいずれかです。

受験票は送付されません。受験当日は、本人確認書類が必要です。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「令和8年度前期試験について(受験申込み)」

【10月17日~10月27日】科目Aの実施期間

科目Aは、2026年10月17日(土)から10月27日(火)の期間内に受験します。科目A-1は50分で30問、科目A-2は40分で25問が出題されます。

解答方式は、どちらも多肢選択式です。実施期間は約11日間あり、会場の予約枠に応じて受験日を選びます。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「システムアーキテクト試験」

【11月11日~11月23日】科目Bの実施期間

科目Bは、2026年11月11日(水)から11月23日(月)の期間内に受験します。

科目B-1は90分の記述式で、3問のうち2問を解答します。科目B-2は120分の論述式で、2問のうち1問を解答します。

科目Aの実施期間が終わってから、科目Bの実施期間が始まるまでは約2週間あります。科目Aの受験後に、科目Bの対策へ集中して取り組む期間といえるでしょう。

【2027年1月頃】成績照会

成績照会は、前期分が2027年1月頃に開始される予定です。試験結果の通知は送付されないため、成績照会と合格発表で結果を確認します。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「採点方式・配点・合格基準、合格発表など」(令和8年度)

見出し(h3)【2027年2月頃】合格発表

令和8年度前期試験の合格発表は、2027年2月頃を予定しています。合格者の受験番号は、IPAのホームページに掲載されます。

後日、合格者の受験番号は官報にも公示されます。正式な発表日は、IPAの「合格発表日、合格証書発送日、官報公示日」のページで案内されます。

受験後は、IPAの公式サイトを定期的に確認しておきましょう。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「採点方式・配点・合格基準、合格発表など」(令和8年度)

システムアーキテクト試験の概要

試験日程とあわせて、システムアーキテクト試験の概要を確認しておきましょう。

項目内容
試験区分高度試験(システムアーキテクト試験)
実施方式CBT方式(会場ごとの予約枠から選択)
試験科目科目A-1・科目A-2・科目B-1・科目B-2
受験手数料7,500円(消費税込み)

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「令和8年度前期試験について(受験申込み)」

システムアーキテクト試験の対象者像

システムアーキテクト試験の対象者は、高度IT人材として確立した専門分野をもつ方です。情報システムの開発に必要な要件を定義し、実現するためのアーキテクチャを設計して、開発を主導する立場を想定しています。

試験要綱では、次の役割が挙げられています。

  • 全体最適の観点から、情報システムの構造を設計する
  • 開発に必要な要件を分析し、整理して取りまとめる
  • 要件を満たし情報セキュリティも確保できる、システム方式を設計する
  • ソフトウェアの設計から保守までを検討し、情報システムを開発する
  • 情報システムとその効果を評価する

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「試験要綱 Ver.5.6」

受験資格

システムアーキテクト試験の試験要綱には、年齢・学歴・実務経験などの受験資格の制限は記載されていません。

ただし、対象者像には高度IT人材としての専門分野が示されています。受験前に、試験要綱で対象者像を確認しておきましょう。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「試験要綱 Ver.5.6」

試験会場

システムアーキテクト試験の会場は、CBT方式のテストセンターです。

会場ごとに試験日と時間帯が異なるため、申込み時に予約枠から選びます。

会場の一覧は、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズのテストセンター一覧で確認できます。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「令和8年度前期試験について(受験申込み)」

試験方式と科目

システムアーキテクト試験は、科目Aと科目Bに分かれています。

科目Aは多肢選択式、科目Bは記述式と論述式です。

科目形式時間出題数
科目A-1多肢選択式50分30問
科目A-2多肢選択式40分25問
科目B-1記述式90分3問中2問解答
科目B-2論述式120分2問中1問解答

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「システムアーキテクト試験」

合格基準

システムアーキテクト試験の合格基準は、すべての科目で基準点以上を取ることです。

科目Aの2科目と科目B-1の基準点は、いずれも100点満点中60点です。

科目B-2の論述式は、評価ランクAが合格の基準となります。

ランクB・C・Dは、不合格の扱いです。

科目配点基準点
科目A-1100点60点
科目A-2100点60点
科目B-1100点60点
科目B-2(論述式)評価ランクランクA

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「採点方式・配点・合格基準、合格発表など」(令和8年度)

問題の難易差が認められた場合は、基準点が変更されることがあります。

基準点の変更の有無は、合格発表にあわせて確認しましょう。

科目A-1で基準点以上の成績を得た方には、合格発表後に「科目A-1通過者番号」が発行されます。

番号はマイページで確認できる仕組みです。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「採点方式・配点・合格基準、合格発表など」(令和8年度)

科目A-1の免除制度

一定の条件を満たすと、科目A-1の受験が免除されます。

免除の条件は、次のいずれか1つを満たすことです。

・応用情報技術者試験に合格している

・高度試験または情報処理安全確保支援士試験のいずれかに合格している

・高度試験または情報処理安全確保支援士試験の科目A-1で、基準点以上の成績を取っている

免除を受けられる期間は、条件を満たしてから2年後の同時期の試験までです。

免除を受けるには、受験申込み時に「一部免除申請番号」を入力します。

条件を満たしていても、番号を入力しなければ免除になりません。

合格した試験の場合は「合格証書番号」を入力します。

科目A-1で基準点以上を取った場合は、「科目A-1通過者番号」を入力します。

令和7年度までの午前Ⅰで基準点以上を取った場合は、「午前Ⅰ通過者番号」を入力する仕組みです。

番号は、合格発表後に受験者マイページで確認できます。

なお、2027年度からの新試験制度では、現行制度で免除要件を満たした場合の扱いが検討中とされています。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「科目A-1試験免除」

受験手数料

システムアーキテクト試験の受験手数料は、7,500円(消費税込み)です。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「スケジュール、手数料など」

システムアーキテクト試験の申込みで注意すべきこと

システムアーキテクト試験の申込みでは、次の4点に注意が必要です。

申込受付期間が約3週間と短い

令和8年度前期試験の申込みは、2026年10月24日(土)17時で締め切られます。

約3週間の受付期間のうち、締切までは残りわずかです。

受験を予定している方は、早めに申込みを済ませましょう。

会場の予約枠は早めに確保する

システムアーキテクト試験の会場は、会場ごとに試験日と時間帯が決まっています。

希望する日時の予約枠が埋まると、別の会場や日程を選ぶことになります。

科目Aと科目Bは実施期間が異なるため、両方の日程を確認しておきましょう。

科目Aの結果によっては科目Bが採点されない

システムアーキテクト試験は、多段階選抜の方式を採用しています。

科目A-1と科目A-2のどちらかが基準点未満の場合、科目B-1と科目B-2は採点されず不合格です。

科目B-1が基準点未満の場合も、科目B-2は採点されません。

科目Bの実施期間は科目Aより後ですが、科目Aの対策を後回しにすると合否に直結します。

科目Aから順に基準点を超えられるよう、学習計画を立てておきましょう。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「採点方式・配点・合格基準、合格発表など」(令和8年度)

2026年度は現行制度の最後となる予定

IPAの案内によると、現行の試験制度は2026年度の試験実施をもって終了する予定です。

2027年度からは、新しい試験制度に移行する予定とされています。

新制度の案では、応用情報技術者試験と高度試験を大括り化して再編します。

再編後の試験は、プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)として、2027年度の夏頃から秋頃に開始する予定です。

新しい区分として、次の三つの領域が設けられる案です。

・マネジメント領域

・データ・AI領域

・システム領域

ただし、公開資料にはシステムアーキテクト試験の移行先が明示されていません。

実施時期や期間の詳細も検討中で、内容は変更される可能性があります。

最新の情報は、IPAの「試験制度の見直しについて」のページで確認しましょう。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「試験制度の見直しについて」

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「情報処理技術者試験における試験区分体系などの見直し(案)について」

システムアーキテクト試験の日程・申込み・スケジュールに関するよくある質問

システムアーキテクト試験の日程に関して、よくある質問に回答します。

システムアーキテクト試験の次回の日程はいつ発表されますか?

次回以降の日程は、IPAの公式サイトで発表されます。

2027年度から新試験制度へ移行する予定のため、日程や内容は現行制度と異なる可能性があります。

新制度の試験は、2027年度の夏頃から秋頃に開始する予定ですが、実施時期や期間の詳細は検討中です。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「情報処理技術者試験における試験区分体系などの見直し(案)について」

システムアーキテクト試験は毎年同じ時期に行われますか?

毎年同じ時期とは限りません。

令和7年度は、春期の4月20日に実施されました。

令和8年度は、前期試験として2026年10月から11月に実施されます。

実施時期と方式が変わる年もあるため、最新の日程を確認する必要があります。

システムアーキテクト試験は令和8年度の後期にも受験できますか?

受験できません。

令和8年度の後期試験は2027年1月から3月に実施されます。

ただし、対象の高度試験にシステムアーキテクト試験は含まれていません。

令和8年度に受験できるのは、前期試験のみです。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「スケジュール、手数料など」

システムアーキテクト試験の合格発表はどこで確認できますか?

合格発表は、IPAのホームページで確認できます。

合格者の受験番号が掲載され、試験結果の通知は送付されません。

令和8年度前期試験の合格発表は、2027年2月頃の予定です。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「採点方式・配点・合格基準、合格発表など」(令和8年度)

システムアーキテクト試験の試験日は自分で選べますか?

実施期間内であれば、自分で選べます。

申込み時に、会場ごとの予約枠から希望の日時を選ぶ仕組みです。

ただし、予約枠が埋まっている場合は選択できません。

※出典:独立行政法人情報処理推進機構「令和8年度前期試験について(受験申込み)」

まとめ

本コラムでは、システムアーキテクト試験の試験日と日程について解説しました。

要点は次のとおりです。

・令和8年度のシステムアーキテクト試験は、前期試験としてCBT方式で実施される

・申込受付期間は2026年10月6日(火)10時から10月24日(土)17時まで

・科目Aは10月17日から10月27日、科目Bは11月11日から11月23日の期間内に受験する

・令和8年度の後期試験に、システムアーキテクト試験は含まれない

・合格基準は、科目A-1・科目A-2・科目B-1が60点以上、科目B-2がランクA

・合格発表は2027年2月頃の予定

・現行制度は2026年度で終了し、2027年度から新制度へ移行する予定

受験を予定している方は、申込みの締切を確認し、早めに予約枠を確保しましょう。

最新の情報は、IPAの公式サイトで確認してください。

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